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近畿農政局

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「揖保乃糸」が地理的表示(GI)に登録されました。

揖保乃糸(兵庫県)

令和6年8月27日、「揖保乃糸(イボノイト)、IBONOITO」が地理的表示(GI)として登録され、農林水産省において登録証の授与式が行われました。(登録番号第154号)
兵庫県で5産品目、近畿農政局管内では15産品目となります。

授与式には、兵庫県手延素麵協同組合 井上理事長、高橋課長、内海氏が出席され、舞立農林水産大臣政務官から登録証が渡されました。

登録授与式左から兵庫県手延素麺組合 内海氏、井上理事長、舞立農林水産大臣政務官、高橋課長





兵庫県では、揖保川流域の肥沃な土壌を背景に、小麦と水車製粉による小麦粉の生産が盛んであった上、近隣の良質な赤穂塩の入手が容易であったため、古くから素麺作りが行われてきました。
約600年に渡る「手延製法」と、「厄」と呼ばれる専用倉庫での熟成方法など、特有の製法を受け継いできました。


     

明治27年には、統一基準による製品検査と等級分けを導入し、製品の品質と信頼性を高めるとともに、生産地を流れる揖保川の名に因んだ「揖保乃糸」に名称を統一しました。
茹で伸びしにくく滑らかな舌触りとコシのある歯切れの良い食感を有し、手延素麺では日本一の生産量を誇るなど、名品として高い認知を得ています。



地理的表示(GI)保護制度は、その地域ならではの自然的、人文的、社会的な要因・環境の中で長年育まれてきた品質、社会的評価等の特性を有する産品の名称を、地域の知的財産として保護するものです。
令和6年8月27日現在、全国で148産品が登録されています。

お問合せ先

経営・事業支援部輸出促進課

担当者:地理的表示担当
ダイヤルイン:075-414-9025

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