大学生と食品企業担当者がランチミーティングで食育に関する意見交換をしました
近畿農政局は、令和7年10月29日(水曜日)、神戸大学(神戸市)において、神戸大学大学院及び甲南女子大学の学生8名と食品企業担当者(日本ハムカスタマー・コミュニケーション(株)、不二製油(株)、ヤマサ蒲鉾(株)、雪印メグミルク(株))による食育推進に関するランチミーティングを実施しました。
当日は、まず、日本ハムカスタマー・コミュニケーション(株)の宮本 雅宏氏の「食育推進活動と食品ロス削減」の発表、参加各社の食育推進事例の報告、野菜ソムリエ上級プロ・管理栄養士の野口 知恵氏の「食を未来へつなごう!」の講演がありました。その後、野口氏の司会進行をもとに、兵庫県立農業高等学校の生徒さんが主に生産した農産物等を使用した「農業高校レストラン弁当」をいただきながら、食育推進に関する意見交換を行いました。
昼食を摂りながらの和やかな雰囲気の中、学生から、事業系食品ロス削減方策、日本人のたんぱく質摂取量、朝食時のたんぱく質摂取に関する質問が寄せられ、これに対し、食品工場での取組状況や簡便な朝食メニューの紹介等の回答があり、建設的かつ有意義な意見交換が行われました。
また、ランチミーテイング終了後には、学生と各食品企業担当者との車座トークで関心の高いテーマについて、掘り下げた議論を行うことができました。
参加いただいた学生からは「未来(2050年)を見据えて企業が取組んでいるので、自身も環境や社会に配慮したい」、「企業の食品ロス削減に商習慣の課題があることを知った」 、 「夕食の残りを朝食としてリメイクなどで食すことで食品ロスと朝食欠食の同時解決は面白い」など感想がありました。

【犬塚次長あいさつ】

【食品企業の発表】

【野口氏の講演】

【ランチミーティングの様子】

【農業高校レストラン弁当】

【終了後の学生と企業との車座トーク】
お問合せ先
消費・安全部 消費生活課
担当者:食育推進担当
ダイヤルイン:075-414-9771




