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近畿農政局

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農村振興部用地課補償係長 小西圭(令和3年度採用)

~農業の基盤となる土地改良事業を支える業務~


今担当している業務は?


 農村振興部用地課において、国が行う土地改良事業の用地に供する工事に必要な土地の買取り、その土地にある建物、樹木等の補償に関する事務を担当しています。
 仕事をする上で心掛けていることは次の二点です。一点目は、土地改良事業は、農業用水路、河川から水を取る施設(ダム、頭首工)、貯水タンク、ポンプ施設等の整備、区画整理といった農業や農村環境の基礎となるものですが、その基礎を支える仕事に携わっているという原点を意識しています。
 二点目は、日々の業務の中で接する法律や制度の内容について、法律や制度の原点を理解して、自分なりの言葉で相手に説明できるように意識しています。



~法律や制度から農業に魅力を感じる人を増やしたい~


近畿農政局を志望した理由は?


 前職の市役所勤務では、農業や農山村地域が抱える課題を、農家の方々と共に現場において解決に向けて取り組んできました。前職の業務を通じて農業の厳しさと楽しさ、そして農業が地域にあることの大切さを農家の方々から教わりました。
 近畿農政局を志望した理由は、農業や農山村地域が抱える課題を俯瞰し、その解決策を法律や制度に反映することによって、農業が楽しいと思える人、農業をやってみようと思う人を、一人でも多く増やしていきたいと思ったからです 。



~農家さんでの現場研修など研修制度も充実~


職場環境について


 職場環境ですが、一言で表すと働きやすい職場かと思います。
 私事になりますが、仕事終了後に大学院の農学部に通学しているためフレックスタイム制度を活用して基本的には午前7時~午後3時45分の7時間45分勤務としています。
 研修制度も充実しており、業務内容については年間を通じてOJT研修が実施され、経験豊富な諸先輩から、業務のポイントを直接学ぶ機会が設けられています。このOJT研修は近畿農政局管内の各事業所や事務所の職員の方々も聴講できるようにオンラインで配信されています。
 また、先日も滋賀県のお米農家さんの元で1週間の現場研修に参加するなど、農林水産業の実情を経験することができる近畿農政局ならではの研修も用意されています。
 そして、テレワークの仕組みも構築されており、その仕組みも常に改善されていっています。




皆さんへのメッセージ


 日本の「農」と「食」を取り巻く課題は多岐に渡っていますが、多岐に渡る課題の解決策を導き出し、法律や制度に反映できるのも農林水産省という職場ならではの魅力かと思います。
 日々の暮らしの中で感じた自分なりの問題意識を、ぜひ採用面接の場でお聞かせください。そして、夢のある農林水産業を共に構築してまいりましょう。

お問合せ先

総務課人事第1係

担当者:外濱、平田、本田
ダイヤルイン:075-414-9032