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九州農政局

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「南九州市有機農業栽培技術研修会」(南九州市主催)が開催されました❕

令和7年6月23日(月曜日)に、(しも)(いで)げんき館(南九州市知覧町)において、「南九州市有機農業栽培技術研修会」(南九州市主催)が開催され、南九州市内の農業者20名のほか、行政関係者など計30名が参加されました。
室内研修では、
  1.  鹿児島県(姶良・伊佐地域振興局)から、「有機農業のポイント」について、有機農業の本質は土を健康にすることであるなどの説明がありまし
      た。
      また、害虫の基礎知識では、季節毎に害虫の発生を予察し、防虫ネット等での害虫対策を行う。また、害虫等が発生した場合、どの害虫が発生して
      いるのかを観察することも大切だといった説明がありました。
 
         

  2.  (有)かごしま有機生産組合から、「有機農業で使える技術等」について、施肥技術では魚粉や油粕を原料にした液肥の利用、雑草対策では太陽熱消
      毒技術の利用、害虫対策では天敵を呼び寄せる植物の利用などの説明がありました。
  
         

  3.  南九州市農業振興課から、農作業の安全、農作業中の熱中症対策、みどりの食料システム法の認定の概要等について情報提供がありました。
 
       
 
  現地研修では、(有)かごしま有機生産組合の実証試験として、白ネギの栽培に当たって、雑草抑制や、夏場の地温上昇を防ぐため、白ネギの畝間に緑肥作物(ヘアリーベッチ、オオムギ等)を播種していることの説明がありました。
緑肥作物は、育ち過ぎると、白ネギの生育を阻害するので、ある程度成長した段階で、刈り倒します。なお、刈り倒した緑肥作物は、畝間の土の乾燥防止にも役立つそうです。

           

お問合せ先

九州農政局鹿児島県拠点 地方参事官室

担当者:秋鷹、白尾
代表:099-222-7500