学生参加型プロジェクト「AGREAL」第1弾を開催しました
「ぎゅ~っと凝縮!見て、聞いて、体験して学ぶ酪農現場の『リアル』@オオヤブデイリーファーム」
私たち九州農政局チャレンジチームは、「農業の魅力発信や理解の醸成」を目的に、農業のリアルを体験・見学する、学生参加型のプロジェクト「AGREAL」を昨年立ち上げました。今回、今年度の活動の第1弾として、熊本市内の大学に通う学生が畜産の現場に赴き、搾乳・哺乳・畜舎の清掃や乳製品の加工を実際に体験しながら、農業の実情を学ぶプログラムを開催しました。
また、このイベントの様子が、令和7年9月19日発刊の日本農業新聞に掲載されました。

学生参加型プロジェクト「AGREAL」第1弾
「ぎゅ~っと凝縮!見て、聞いて、体験して学ぶ酪農現場の『リアル』@オオヤブデイリーファーム」

令和7年9月11日(木曜日)12時30分~16時30分

株式会社オオヤブデイリーファーム(熊本県合志市須屋2541)

出典:株式会社オオヤブデイリーファームHPより

カフェで昼食
オオヤブデイリーファーム内のカフェにて昼食をいただきました。
6次産業化に取り組まれており、カフェではヨーグルト等も販売されています。


開講式
代表の大薮裕介(おおやぶゆうすけ)氏から挨拶していただいた後、今回のイベントの詳細について説明を行いました。


大薮氏によるお話、参加学生との意見交換
大薮氏からは、家業の酪農経営を継ぐまでの経緯、6次産業化に挑戦した理由や経営方針についてお話していただきました。


バター作り体験
オオヤブデイリーファームの大島さんによる指導のもと、バター作りを体験しました。
同ファームでとれた生乳と生クリームを容器に入れた状態で振り続けると、水分と脂肪分を分離させるという簡単な仕組みで、バター作り体験が初めての学生も作り上げることができました。


酪農体験
仔牛への哺乳、畜舎の清掃、エサやり、牛のブラッシング等をグループに分かれて体験しました。







経営方針や6次産業化の話を聞き、大薮さんの酪農に対する思いを知ることができた。
売れる売れないではなく、選ばれるか、必要とされる牧場、商品であるかを問い続ける大薮さんが素晴らしいと思った。
牛にこんなに近づいたのは初めてで、貴重な体験になった。
普段の生活で食べているヨーグルト等の乳製品のもとになる牛の飼育作業を体験できてよかった。
実際に作業を体験して、エサが重かったり、生きている牛を相手にするので、思うように作業ができなかったりと、酪農の大変さに気づいた。
牛と触れ合ったことで、命の尊さを感じた。酪農においては捨てられるようなオスの仔牛も、エサにこだわって肥育し、食肉として活かしている点に、牛への愛情を感じた。
など
お問合せ先
九州農政局チャレンジチーム
代表:096-211-9111