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九州農政局

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みどりの食料システム戦略勉強会

      有機農業を持続可能な農業にしていくために
                                                                             日時:令和7年12月24日 (水曜日) 10時00分~12時00分
                                                                             場所:J:COM ホルトホール大分                   


みどりの食料システム戦略では、2050年までに耕地面積に占める有機農業の取組面積の割合を25%(100万ha)に拡大することを目指していますが、有機栽培は慣行栽培に比べ手間がかかる等、有機栽培ならではの課題があるのが現状です。これから先も有機農業を続けていくためにできることを考えるため、勉強会を開催しました。

1.講演  「有機栽培技術のポイント  ~除草と緑肥利用技術を中心に~」

三浦重典氏写真 【講師】三浦 重典(みうら しげのり) 氏
(農研機構 本部 兼 九州沖縄農業研究センター研究推進部  みどり戦略・スマート農業コーディネーター)

<プロフィール>
農林水産省に入省。リビングマルチやカバークロップの研究に従事。2008年から有機農業分野に取り組み、水稲・大豆の有機栽培技術や除草機械の開発を推進。その他、農林水産省食料・農業・農村政策審議会臨時委員などを務め、「有機農業の推進に関する基本的な方針」の策定に関与。



2.事例発表  「 スマート農業で有機農業

深見ひさたか氏写真 発表: 深見 壽孝 (ふかみ ひさたか)氏
 (有限会社 宇佐本百姓 取締役)

<プロフィール>
大学院を卒業後、大阪でエンジニアとして勤務。2003年に、父と共に自然栽培を職業にすることを決意し、就農。2006年に有限会社宇佐本百姓を設立し、取締役に就任。自然栽培のお米「しあわせ米」を栽培。自然栽培を通じて地域の農村文化や自然環境の保全に貢献し、農業の発展を目指す。


概要と会場風景

「みどりの食料システム戦略」では、2050年までに耕地面積に占める有機農業の取組面積の割合を25%(100万ha)に拡大することを目指していますが、有機栽培は慣行栽培に比べ手間がかかるなど、有機栽培ならではの課題があるのが現状です。
そこで、大分県拠点では、12月24日に「持続可能な有機農業を学ぶ勉強会」を開催しました。
本勉強会では、農研機構で有機農業の研究に携わる三浦氏から、「有機栽培技術のポイント」と題し、除草管理や緑肥の活用を中心とした講話を、また、有限会社宇佐本百姓の深見氏からは、スマート農機等を活用した有機農業の取組事例についてご紹介いただきました。
当日は、生産者や行政職員など約30名が参加。自身の営農にどう活かせるのか、具体的な質問も多く寄せられ、活発な質疑応答が行われました。本勉強会を通じて、有機農業の実践に向けた理解が一層深まる機会となりました。

講演中の三浦氏講演中の深見氏と会場後方からの様子聴講する参加者
発言する参加者発言する参加者発言に対し回答する三浦氏
発言する参加者発言する参加者発言に回答する深見氏

また、今回の勉強会は 大分県と共同開催しており、隣の会議室では 大分県主催の「有機農業推進協議会検討会」が行われました。その中で、九州農政局環境・技術課でみどり戦略を担当する上原課長補佐から、環境負荷を減らすための事業計画の認定制度や、令和8年度の予算について説明がありました。国・県・地域が力を合わせることで、環境負荷の低減や有機農業の普及が一層進むことが期待されます。

県主催の会場の様子(後方から)県主催の会場の様子(後方から)講演する九州農政局環境・技術課 上原課長補佐

お問合せ先

大分県拠点地方参事官室

ダイヤルイン:097-532-6131