プレスリリース
「農泊 食文化海外発信地域(SAVOR JAPAN)」として新たに福岡県八女市を認定
農林水産省は、インバウンド需要を農山漁村に呼び込むことを目的に創設した「農泊 食文化海外発信地域(SAVOR JAPAN(セイバージャパン))」について、今年度は新たに2地域を認定し、当農政局管内では、福岡県八女市(実行組織「一般財団法人FM八女」)が認定されました。
また、令和5年10月30日(月曜日)に農林水産省において、認定証授与式が開催されます。
なお、認定証授与式は報道関係者のみに公開で、カメラ撮影が可能です。

◆認定ロゴマーク◆
日本の農山漁村の豊かな自然をテーマに、それぞれの土地に生まれた食文化や、美しい日本の神髄を体感していただきたいという願いをこめています。
モチーフは「山」「海」「田」「畑」「川」、そして「箸」。
1.SAVOR JAPAN概要
農泊を推進している地域のうち、特に食と食文化の魅力を伝えることでインバウンド誘致を図る優れた地域の取組を農林水産省が「農泊 食文化海外発信地域(SAVOR JAPAN)」に認定しています。地域の食の魅力を「SAVOR JAPAN」ブランドとして、海外へ一体的かつ強力にPRすることで、インバウンド需要を農山漁村に呼び込むことを目指しています。
URL:https://www.maff.go.jp/j/shokusan/eat/savorjp/index.html
(※SAVORとは、英語で「味わう、楽しむ」という意味です。)
2.令和5年度認定地域について
令和5年5月から7月にかけて取組計画の募集を行い、「農泊 食文化海外発信地域(SAVOR JAPAN)」有識者会議委員からの助言を経たのち、国土交通大臣へ意見照会を行った上で、特に優れた取組として認められる福岡県八女市(実行組織:一般財団法人FM八女)が静岡県富士山麓・伊豆半島地域とともに「農泊 食文化海外発信地域(SAVOR JAPAN)」として認定されました。
【「福岡県八女市」地域の概要】
今から600年前に茶の種子とともに栽培方法が伝わった、国内有数の茶産地として知られる福岡県八女市は、一般市民層も急須で茶を飲むことが習慣付いているほど茶に親しみを持つエリアであり、小中学校では「お茶の淹れ方教室(市など後援)」が行われるなど、茶は地域文化として深く根付いている。
また、近年、海外での健康志向の高まりや日本食ブームが影響し、日本茶の輸出は右肩上がりに伸び続けている。
八女茶を目的に国内外から観光客が来訪している同市内では、SNS映えするスポットやスイーツ、体験プログラムなど茶にまつわるコンテンツが年々増えており、国内有数の茶どころとして注目の集まるエリアとなっている。
【参考:九州農政局管内SAVOR JAPAN認定状況について(平成29年度~令和4年度)】
当農政局管内では平成29(2017)年度に「高千穂郷・椎葉山地域(宮崎県)」、令和元(2019)年度に「島原半島地域(長崎県)」、令和2(2020)年度に「国東半島地域(大分県)」、令和4(2022)年度に「阿蘇市(熊本県)」が認定されています。
添付資料:九州農政局管内のSAVOR JAPAN認定5地域概要(平成29年度~令和5年度)
3.認定証授与式の開催について
以下のとおり、地域の代表者に対して認定証が授与されます。
日時:令和5年10月30日(月曜日)13時30分~14時00分
会場:農林水産省本館7階第3特別会議室
所在地:東京都千代田区霞が関1-2-1
詳しくはこちらをご覧ください。
→「農泊 食文化海外発信地域(SAVOR JAPAN)」として新たに2地域を認定(農林水産省プレスリリース)
URL: https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/wasyoku/231026.html
<添付資料>
令和5年度認定地域概要及び認定地域一覧(PDF : 701KB)
九州農政局管内のSAVOR JAPAN認定5地域概要(平成29年度~令和5年度)(PDF : 1,580KB)
お問合せ先
九州農政局経営・事業支援部食品企業課
担当者:松村、大庫
代表:096-211-9111(内線4497)
ダイヤルイン:096-300-6383