令和3年度果樹産地生産性向上セミナーを開催しました
九州農政局では、令和4年2月10日(木曜日)、オンライン形式により、「令和3年度果樹産地生産性向上セミナー」を開催しました。本セミナーは、果樹の生産現場において、生産者の高齢化や担い手不足が進行し、労働力不足が深刻化している状況を踏まえ、こうした現状を打破し、将来にわたって持続可能な果樹農業を実現していくためには、省力樹形やAI、ロボット、IoT等のスマート農業技術を積極的に導入し、労働生産性を飛躍的に向上させることが重要であることから、今後の果樹産地の維持・強化を図ることを目的に開催しました。
当日は、136名の方にご参加いただきました。ご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました。
開催概要
1.名称
令和3年度果樹産地生産性向上セミナー2.日時
令和4年2月10日(木曜日)9時30分~12時10分3.開催方法
オンライン開催 (ZOOMによるウェブ開催)4.参加者
136名(53回線)5.セミナー議事内容
(1)福岡県における「うんしゅうみかん双幹形仕立て」の成果報告について福岡県農林総合試験場 果樹部 果樹育種・栽培チーム 松下 竜一 氏
(2)ハウスみかんにおける誘引垣根仕立ての導入効果等について
大分県東部振興局 生産流通部 園芸第二班 主幹 矢野 拓 氏
(3)省力樹形等労働生産性向上に係る試験・研究情報について
農研機構 九州沖縄農業研究センター 九州沖縄果樹研究調整役 吉岡 照高 氏
6.セミナーの様子
セミナーは令和4年2月10日(木曜日)9時30分から開会、はじめに主催者を代表して、九州農政局澤岡次長の挨拶の後、3名の講師からご講演をいただきました。内容については、福岡県農林総合試験場 松下氏から「福岡県における『うんしゅうみかん双幹形仕立て』の成果報告について」、大分県東部振興局 矢野氏から「ハウスみかんにおける誘引垣根仕立ての導入効果等について」ご報告をいただき、その後、農研機構 吉岡氏から各ご報告に関する補足説明、並びに「省力樹形等労働生産性向上に係る試験・研究情報について」お話しいただきました。
最後に、九州農政局生産部野村部長から挨拶をし、セミナーを閉会しました。



福岡県農林総合試験場 松下氏 大分県東部振興局 矢野氏 農研機構 吉岡氏
なお、セミナー終了後に行ったアンケートについては、以下のとおりになります。
アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。
セミナーアンケート集計結果(PDF : 164KB)
アンケート様式(PDF : 71KB)
配布資料
〈セミナー配布資料〉プログラム及び配付資料目録(PDF : 37KB)
【資料1】福岡県における「うんしゅうみかん双幹形仕立て」の成果報告(PDF : 5,013KB)
【資料2】ハウスみかんにおける誘引垣根仕立ての導入効果(PDF : 389KB)
【資料3-1】省力樹形等労働生産性向上に係る試験・研究情報(PDF : 80KB)
【資料3-2】省力樹形等労働生産性向上に向けた試験研究(PDF : 820KB)
【参考】大分県:ハウスみかん垣根仕立て事例(PDF : 236KB)
お問合せ先
生産部園芸特産課
担当者:果樹係
代表:096-211-9111(内線4472)