第13回食育推進全国大会
平成30年6月23日(土曜日)~24日(日曜日)に第13回食育推進全国大会inおおいたが開催されました。
食育全国大会は、「食育月間」の中核的行事として、国と地方自治体との共催により開催される全国規模のイベントです。
平成30年度は6月23日(土曜日)、6月24日(日曜日)に大分市において、国、地方公共団体、関係団体等による食育推進のための展示やイベント等が開催されました。
日時:平成30年6月23日(土曜日) 10:00~17:00、平成30年6月24日(日曜日) 10:00~16:00
場所:JR大分駅府内中央口広場(北口)、JR大分駅屋上広場、JR大分駅上野の森口広場(南口)、J:COMホルトホール大分
詳しくは農林水産省HP https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/taikai/13th.html をご覧ください。
九州農政局では第13回食育推進全国大会inおおいたでブース出展とシンポジウムを開催しました。
大会会場の大分駅上野の森広場(南口)において、農林水産省食文化・市場開拓課と合同でブースを出展するとともに、J:COMホルトホール大会議室において、シンポジウム「食べて学ぶ日本の文化」を開催しました。
【ブースの様子】
テーマ:和食文化の伝承
内容:和食文化の基本になるお箸を使った「豆運びゲーム」「おりがみ箸おきづくり」の体験や、パネルの展示、和食に関するクイズ等を行い 、のべ770名の来場者がありました。
また、来場した子どもたちに「将来の夢」等を短冊に書いてもらい、ブースに用意した笹に吊るして、少し早い七夕気分を楽しんでもらいました。
〔体験〕
〇「豆運びゲーム」(30秒間でどれだけ豆を運べるか競うゲーム)
〇「おりがみ箸おきづくり」
〔パネル展示とクイズ〕
〇「和食」、「地理的表示(GI)」、「食品ロス」、「明治150年」に関連するパネルを展示し、「和食」のパネルを使ってクイズに挑戦してもらいました。
【シンポジウムの様子】
テーマ:食べて学ぶ日本の食文化
和食給食の推進を中心とする基調講演とパネルディスカッションを内容としたシンポジウムを開催し、112名の参加者がありました。
(1)基調講演
演題:「和食給食-食べて学ぶ日本の文化-」
講師:合同会社五穀豊穣 代表 西居 豊 氏
概要:和食料理人が小学校などで和食を提供する和食給食応援団の活動の紹介とともに、この取組を通して明らかとなった、食の欧米化や生活様式の変化による、郷土料理やその食べ方、食事の際の作法等の継承が失われつつある現状についての問題提起がありました。
(2)パネルディスカッション
テーマ「大分から発信!みんなで考える『よい食』とは」
ファシリテーター:合同会社五穀豊穣 代表 西居豊 氏
パネリスト:大分県津久見市立第一中学校栄養教諭 沓掛優子 氏
大分県竹田市役所保健健康課管理栄養士 堀田貴子 氏
(有)オフィス小野大分中島「京屋本店」統括店長 小野俊介 氏
概要:パネリストによる自己紹介の後、各々の立場(地域・職場)から、大分の食の現状や大分の食を良くするための意見が出され、大分県においても食の欧米化が進む中で、昔から県内各地域で受け継がれてきた保存食や具たくさんのみそ汁等の食文化を伝えていく重要性が共有されました。
講師、パネリスト紹介(PDF : 285KB)
お問合せ先
経営・事業支援部 地域食品課
担当者:木許、坂口
代表:096-211-9111(内線4398)
ダイヤルイン:096-300-6352