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九州農政局

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「安全で健やかな食生活を送るために~アクリルアミドを減らすために家庭でできること~」に関する説明を行いました(令和4年12月8日)


令和4年12月8日(木曜日)、鹿児島大学農学部農獣医共通棟講義室において、生物統計学を受講している大学生148名(内対面143名)の方に「安全で健やかな食生活を送るために~アクリルアミドを減らすために家庭でできること~」をテーマに、食品中のアクリルアミドはどうやって生成されるのか、家庭でできるアクリルアミドの低減対策等について話題提供を行いました。
学生の皆さんには熱心に聞いていただき、アンケートでは多くのご意見・ご感想をいただきました。
お受けしましたご意見等は、若い世代の方々が関心を持てる出前講座の開催に活かして参りたいと思います。



<講義の様子>






問1 色々な食べ物にアクリルアミドが             問2 アクリルアミドとは関係なく調理や食事を
  含まれて いることを ご存じでしたか。            する時に気を付けていたことは何ですか。
                                                                                       (複数回答可)

                           



問3  講座を聞いていただいて実践しようと       問4  講座を聞いていただいてアクリルアミド
思ったことは何ですか。(複数回答可)                  についてご理解いただけましたか。                                               

 
             

その他
焼くときや炒める時には、蒸すなどの工程を挟もうと思った。
野菜を水にさらす、弱火でゆっくり焼く 。   




<質問>

       大量にアクリルアミドを吸収してしまう事故とはどのようなケースなのか知りたい。

       アクリルアミドはいつ頃から問題視されるようになったのか、何がきっかけだったのか。

       肉にはアクリルアミドは存在するのか。

       料理によりアクリルアミドの量に違いがあるのか。

       なぜコーヒーにアクリルアミドが含まれるのか。


<感想> 

      今回の講座を通して食品の安全性に関する知識を持つことは消費者にとって非常に重要なことだと改めて感じた。

      最近は食品添加物が使用された食品を選ばないという消費者も多い。食品が安全かどうかは量と毒性によることや、
      アクリルアミドの発生も懸念されることから調理方法を工夫することが大切だということが 、もっと消費者の方にも広まるといいなと思った。

      アクリルアミドは様々な食品に含まれており、とても身近な問題であると感じた。特にパン類は頻繁に摂取する為、注意したいと思った。

      ジャガイモについては、冷蔵で保存すると炒めた後のアクリルアミドの量が常温で保存したものに比べて 非常に多くなると知り、驚いた。
      その他に、野菜類を水でさらす、火力を弱めるなど、少しの工夫でアクリルアミドの量を減らせることが分かった。

      調理時には、適度な加熱を心がけ、バランスの良い食事を心がけたいと思った。

      安全な食生活を送るためには消費者側も食品衛生に気を遣っていく必要がある。
      正確な知識を身につけ、出来ることから実践していきたいと思った。

お問合せ先

消費・安全部消費生活課

担当者:課長補佐(消費者対応)
代表:096-211-9111(内線4213)
ダイヤルイン:096-300-6116