「令和3年度第1回消費者団体等との意見交換会」を開催しました(宮崎県宮崎市)
九州農政局では、食品安全に係る施策や消費者の方々の関心のあるテーマについて、消費者団体等の皆様との意見交換会を開催しています。
今回は、宮崎県内の消費者団体等の方々を対象に「安全で健やかな食生活を送るために~アクリルアミドを減らすために家庭でできること~」をテーマに開催しました。
(当日は、新型コロナ感染症防止対策のため、検温・手指消毒・マスク着用等ご協力いただきました。また、当日欠席された方々へ九州農政局消費・安全部作成のDVDを配布・視聴いただきアンケートに回答いただく方法を実施しました。)
1 日時・場所
日時:令和3年7月8日(木曜日)13時30分~15時30分
場所:宮崎市老松2-3-17九州農政局宮崎県拠点会議室・熊本地方合同庁舎A棟九州農政局会議室(熊本市)
2 テーマ(話題提供)
「安全で健やかな食生活を送るために~アクリルアミドを減らすために家庭でできること~」
3 出席者
消費者団体等 (4団体8名:順不同)
- 公益社団法人宮崎県栄養士会
- 宮崎県食生活改善推進協議会
- 生活協同組合コープみやざき
- グリーンコープ生活協同組合みやざき
4 開催内容
消費者団体からの要望等を踏まえ、下記テーマについて話題提供するとともに、消費者団体等の皆様と幅広く意見交換を行いました。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、九州農政局消費・安全部長、消費・安全管理官につきましてはwebで参加しました。
- 「安全で健やかな食生活を送るために~アクリルアミドを減らすために家庭でできること~」
九州農政局消費・安全部農産安全管理課 副産物肥料管理係長 池部譲









5 出席者からの質問・意見等(DVD資料視聴者含む)
<質問>
「いも類や野菜類は切った後、水でさらす」と説明があったが、水にさらすことで「アスパラギン、還元糖」を減らすことはできるが、必要な栄養素も水に溶け出し、摂取できなくなるのではないか。
肉や魚の動物性タンパク質を焦がしてしまった場合の「焦げ」はアクリルアミドではないのか。
体内に入ったアクリルアミドはどのくらいで排出されるのか。
<意見・要望>
娘がポテトチップスやポテトフライが好きで、必要な知識を得るために参加した。アクリルアミドの摂取を「ゼロ」にはできないが、調理方法等で減らすことが出来ることを知り安心した。アクリルアミドの生成原因物質の「アスパラギン」や「還元糖」が少ない食材を選んで調理することも大切だと思った。
今の若者は果物を食べることが少なく、ビタミンBやCを摂取していない。
また、低温で炒め物などをすると時間が掛かると若者が食べなくなる。
お受けしましたご質問ご意見につきましては、しっかりと受け止め、今後の施策に活かして参りたいと思います。
お問合せ先
消費・安全部消費生活課担当者:消費者行政専門官
代表:096-211-9111(内線4221)
ダイヤルイン:096-300-6123