「令和4年度第3回消費者団体等との意見交換会」を開催しました(熊本県熊本市)
九州農政局では、消費者に農林水産行政を理解してもらうため、食や農林水産業への理解増進及び食と農の結びつきの強化を図ることが必要との観点から、農林水産省の施策や消費者の方々の関心の高いテーマについて情報提供と知識の普及を目的に消費者団体等の皆様との意見交換会を開催しています。
今回は、熊本県内の消費者団体等の方々を対象に、「食品ロスの削減について」、「食育って?」の2つのテーマで開催しました。
1 日時・場所
日時:令和4年10月12日(水曜日)13時30分~15時30分
場所:熊本市西区春日2-10-1 熊本地方合同庁舎A棟共用会議室(熊本市)
2 テーマ(話題提供)
「食品ロスの削減について」
「食育って?」
3 出席者
消費者団体等 (9団体16名:順不同)
- 公益社団法人熊本県栄養士会
- 熊本県消費者団体連絡協議会
- NPO法人くまもと食農応援団
- 熊本県PTA連合会
- 熊本市食生活改善推進員協議会
- 生活協同組合くまもと
- 熊本県学校栄養士協議会
- 熊本市地域婦人会連絡協議会
- 生活協同組合熊本いのちと土を考える会
4 開催内容
下記のテーマについて話題提供するとともに、消費者団体等の皆様と幅広く意見交換を行いました。
当日は、「食育推進」「みどりの食料システム戦略」「食中毒予防について」等パネル展示により、食の安全について情報提供を行いました。
また、当日欠席された団体様へは九州農政局消費・安全部が作成した資料等を送付しました。
- 「食品ロスの削減について」
九州農政局経営・事業支援部食品企業課 食品産業環境指導官 岸田 剛 - 「食育って?」
九州農政局消費・安全部消費生活課 食育推進専門官 松澤 るみ
(食品企業課 岸田食品産業環境指導官)
(消費生活課 松澤食育情報専門官 )
5 出席者からの御意見
- 食育はこどもにも必要だが、大人に関わってもらえるよう親に対する食育が重要である。
こども達を健全に育てるために、毎日の食事をきちんと摂るなど、厚生労働省等の他省庁とも連携した取組が必要ではないか。 - 医食同源を徹底すれば病気にならないと考えている。
将来の医療費を削減するためにも、他省庁とも連携し、学校給食や食育の関連予算を大きく充実することが必要ではないか。 - 食育の取組の啓発や周知が、行動変容に繋がるのではないか。
例えば「手前取り」の取組が始まっているが、このような小さいことでも良いので消費者ができることを進めることが必要ではないか。 - 熊本市では毎月19日の食育の日を「ひごまるデー」として地元食材を利用し、生産者や栄養に関する数分の動画を給食前に子どもたちに見せている。
今回の講演を聴いて食品ロス低減、食育についても、もっと取り組む必要性を感じた。
承りました御意見につきましては、しっかり受け止め、今後の施策に活かして参りたいと思います。
お問合せ先
消費・安全部消費生活課担当者:消費者行政専門官
代表:096-211-9111(内線4221)
ダイヤルイン:096-300-6123