「令和5年度第1回消費者団体等との意見交換会」を開催しました(熊本県熊本市)
九州農政局では、消費者に農林水産行政を理解してもらうため、食や農林水産業への理解増進及び食と農の結びつきの強化を図ることが必要との観点から、農林水産省の施策や消費者の方々の関心の高いテーマについて情報提供と知識の普及を目的に消費者団体等の皆様との意見交換会を開催しています。
今回は、熊本県内の消費者団体等(12団体15名)に出席いただき、以下の内容で開催しました。
1 日時・場所
日時:令和5年6月28日(水曜日)13時30分~15時30分
場所:熊本市西区春日2-10-1 熊本地方合同庁舎A棟農政第7会議室(熊本市)
2 テーマ(話題提供)
みどりの食料システム戦略
~食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現~
九州農政局 消費・安全部長 松本 隆志
3 出席者
消費者団体等 (順不同)
- 公益社団法人熊本県栄養士会
- NPO法人熊本消費者協会
- 熊本県消費者団体連絡協議会
- NPO法人くまもと食農応援団
- JA熊本県女性組織協議会
- 熊本県生活協同組合連合会
- 熊本県PTA連合会
- 熊本県食生活改善推進員協議会
- 生活協同組合くまもと
- 熊本県学校栄養士協議会
- 熊本市地域婦人会連絡協議会
- 生活協同組合熊本いのちと土を考える会
4 開催内容
上記のテーマについて話題提供するとともに、消費者団体等の皆様と幅広く意見交換を行いました。
当日は、「食育推進」「有毒植物」等パネル展示により、食の安全について情報提供を行いました。
また、当日欠席された団体様へは九州農政局消費・安全部が作成した資料等を送付しました。
<話題提供・情報提供の様子>

<パネル展示>

<意見交換の様子>


5 出席者からの御意見
- 「環境に優しい農産物」とは、どんな農産物を「やさしい」というのか。
- 農家側・消費者側それぞれから見た「みどりの食料システム戦略」があると思う。次世代が安心して暮らしていくために、周知の継続と併せて国の機関の連携も進めていかないと、最終目標の実現はできないと思う。
- 国は何をする、農家は何ができるとか、予算をどのくらい付けるとか、そういったことがわからないと大きな流れを作れないのではないか。
- 昨年、「みどりの食料システム戦略」の説明を受けた。その時には決まっていないと言われたことが、今回のパンフレットにはわかりやすく載っている。開けて見開きの右に「私たちができること」とあって、具体的なことが載っているので少しは前進したのかなと思った。
- 発言する時間が短かったが、様々な意見が聞かれて良かった。
- 皆さんのお話を聞くのがとても勉強になり、とても有意義な時間だった。農家の立場として、今の時期は田植えの時期で忙しいので、開催の時期を考慮していただけたら有難い。
承りました御意見につきましては、しっかり受け止め、今後の施策に活かして参りたいと思います。
お問合せ先
消費・安全部消費生活課担当者:消費者行政専門官
代表:096-211-9111(内線4221)
ダイヤルイン:096-300-6123