このページの本文へ移動

九州農政局

メニュー

「令和5年度第2回消費者団体等との意見交換会」を開催しました(長崎県長崎市)

九州農政局では、消費者に農林水産行政を理解してもらうため、食や農林水産業への理解増進及び食と農の結びつきの強化を図ることが必要との観点から、農林水産省の施策や消費者の方々の関心の高いテーマについて情報提供と知識の普及を目的に消費者団体等の皆様との意見交換会を開催しています。
今回は、長崎県内の消費者団体等(4団体4名)に出席いただき、以下の内容で開催しました。

1 日時・場所

日時:令和5年9月27日(水曜日)13時20分~15時15分
場所:長崎市岩川町16-16 長崎地方合同庁舎大会議室(長崎市)

2 テーマ(話題提供)

みどりの食料システム戦略
    ~食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現~

                                                九州農政局  消費・安全部長  松本  隆志

3 出席者

消費者団体等 (順不同)

  • 公益財団法人長崎県学校給食
  • 長崎県生活協同組合連合会
  • 生活協同組合ララコープ
  • グリーンコープ生活協同組合長崎

4 開催内容

上記のテーマについて話題提供するとともに、消費者団体等の皆様と幅広く意見交換を行いました。
当日は、「食品トレーサビリティ」「食育」「有毒植物」等のパンフレット等を配布し、食の安全について情報提供を行いました。
また、当日欠席された団体様へは九州農政局消費・安全部が作成した資料等を送付しました。             



<話題提供・情報提供の様子>

 



<意見交換の様子>
 
 

5 出席者からの御意見等

    〈御意見〉
  • 農業を取り巻く状況が非常に厳しいことを改めて認識した。「化学肥料・農薬の使用量を減らす」と理解できるが、高齢化が進む生産現場では作業量が増えて生産量減少につながるのではないか。将来的に国産で質の良い安全な農産物をどう確保するか、解決するのは難しいのも理解しているが、食料自給率を戻し、子供たちの世代により良い環境を残していきたい。
  • 「見える化」も大事だが、産地交流で農業を理解してもらい生産者を支援することで安全な農産物を手に入れることができることを伝えていきたい。家族で参加する組合員もいるので、食育の面でも役立っていると思う。
  • 農産物に購入したいと思う付加価値を付けて、若い世代に向けてアピールしなければならない。付加価値をつけることで他より高くても購入する消費者はいる。
  • 有機農業は販路の確保や有機認証団体の費用も考慮しないと難しいのではないか。
  • 子供たちは「朝ごはんは大事だ」という認識はある。食育の観点からもお母さんが子供たちに朝ごはんを作っていることが少しでも野菜を採ることに繋がると思う。
  • 道の駅では産直の農産物も扱っているし集客力もあると思う。産直に高校生・大学生が関われば若い世代の発想を取り入ることができ、いろんな提案が来出るのではないか。
  • このままでは今後さらに自給率が下がっていくのではないかという危機感を持って、考えていかなけれないけないのではないか。

    承りました御意見につきましては、しっかり受け止め、今後の施策に活かして参りたいと思います。



    お問合せ先

    消費・安全部消費生活課
    担当者:消費者行政専門官
    代表:096-211-9111(内線4221)
    ダイヤルイン:096-300-6123

    PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
    Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

    Get Adobe Reader