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植物防疫所

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 欧州連合
 European Union(EU)

最終更新日:令和2年8月21日

加盟国27か国:
アイルランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、ルーマニア

欧州委員会 保健・消費者保護総局

European Commission
Health and Consumer Protection Directorate-General

URL: https://ec.europa.eu/food/plant_en[外部リンク]

最新の検疫情報

  • EUのTomato brown rugose fruit virus (ToBRFV)に対する緊急措置について(2020年8月15日から適用)
         EUは、植物検疫に関する新しい規則「委員会実施規則 (EU) 2020/1191」を施行しました。
       この規則では、Tomato brown rugose fruit virus (以下、「ToBRFV」という。) が存在していない日本を含む第3国
       (EU域外)で生産されたトマト(Solanum lycopersicum) 及びトウガラシ属(Capsicum spp)の種子であっても、
下記
       に示す所定の措置を実施し、それぞれの措置の実施の結果、ToBRFVに感染して
いないこと等を植物検疫証明書に追記
       することが必要になります。



       ・対象となる種子の母本植物は、適切な時期に行われた公的な検査に基づき、ToBRFVの発生が確認されていないことが
          判明している
生産地において生産されたものであること。

       ・対象となる種子又はその母本植物は、ToBRFVの公式なサンプリングに基づく検定を実施し、その検定の結果に基づき
          ToBRFVに感染
していないことが確認されたものであること。

       ・登録されている生産地名



  • EUの新たな植物検疫規則の施行について(2019年12月14日)

EUは、植物検疫に関する「理事会指令Directive 2000/29/EC」を廃止し、2019年12月14日付けで新たな「理事会規則(EU)2016/2031」、「理事会実施規則(EU)2018/2019」及び「理事会実施規則(EU)2019/2072」を施行しました。
これにより、12月14日からEUに輸入される植物は、以下の変更が適用されています。

1. 輸入禁止植物の追加

植物検疫上リスクが高いとされている以下の植物は、EUへの輸入が禁止されます。

 (a) 栽培用植物(種子、盆栽及び組織培養体を除く) 
イチジク
(Ficus carica)
アカシア属
(Acacia sp.)
イチイ属
(Taxus sp.)
イボタノキ属
(Ligustrum sp.)
カエデ属
(Acer sp.)
カキ属
(Diospyros sp.)
カバノキ属
(Betula sp.)
カワラケツメイ属
(Cassia sp.)
キョウチクトウ属
(Nerium sp.)
クリ属
(Castanea sp.)
クルミ属
(Juglans sp.)
コナラ属
(Quercus sp.)
サンザシ属(※)
(Crataegus sp.)
シナノキ属
(Tilia sp.)
ジャケツイバラ属
(Caesalpinia sp.)
スイカズラ属
(Lonicera sp.)
ソケイ属
(Jasminum sp.)
トネリコ属
(Fraxinus sp.)
ナナカマド属
(Sorbus sp.)
ニレ属
(Ulmus sp.)
ネムノキ属
(Albizia sp.)
ハシバミ属
(Corylus sp.)
ハコヤナギ属(※)
(Populus sp.)
ハマカズラ属
(Bauhinia sp.)
ハリエンジュ属
(Robinia sp.)
ハンノキ属
(Alnus sp.)
バンレイシ属
(Annona sp.)
ブナ属
(Fagus sp.)
マンサク属
(Hamamelis sp.)
ミズキ属
(Cornus sp.)
メギ属
(Berberis sp.)
ヤナギ属
(Salix sp.)
ワニナシ属
(Persea sp.)
   
 (b) 植物
  ウルーコ(Ullucus tuberosus)
 (c) 果実
  ニガウリなどのツルレイシ属(Momordica sp.)

    (※)葉のない盆栽を除く。


2. 植物検疫証明書の添付が必要な植物の追加

栽培用植物、球根類、播種用種子、切り花、切り枝、果物(パインアップル、ココヤシ、ドリアン、バナナ及びナツメヤシを除く)、野菜、木材、樹皮等の植物は、幅広く植物検疫証明書を添付する必要があります。


3. 植物検疫証明書の添付が必要な中古農林業機械の追加

コンバイン、わら用又は牧草用のベーラー、部品等、植物検疫証明書を添付する必要がある中古農林業機械が追加されています。中古農林業機械の植物検疫証明書の取得を希望される方は、「欧州連合向け中古農林業機械の輸出検疫実施要領」に従い、輸出手続きをお願いします。
なお、EU向けに中古農林業機械の輸出を検討される際には、農林水産省ホームページ(EU向けに輸出される中古農林業機械に関する情報)[外部リンク]にある欧州連合加盟国向け中古農林業機械の清掃に係る留意事項、EU向け中古農林業機械に関するQ&Aも確認して下さい。

【要領】
欧州連合加盟国向け中古農林業機械の輸出検疫実施要領(PDF : 436KB)

【手続様式】
第1号様式(証明書交付申請書様式)(EXCEL : 44KB)
第2号様式(清掃報告書)(EXCEL : 14KB)
第3号様式(添付資料)(EXCEL : 19KB)

【関連URL】
 農林水産省ホームページ(EU向けに輸出される中古農林業機械に関する情報)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/keneki/eu_usedmv.html[外部リンク]

 EUの理事会実施規則(EU)2019/2072(英語)
https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32019R2072&from=EN[外部リンク]


4. 規制されている非検疫有害生物に対する特別な条件(栽培地における検査や消毒等)の追加

EU加盟国内での販売を目的としたキク属、ヤシ科等の栽培用植物、イネ、トウガラシ、トマト、ヒマワリ等の種子は、規制されている非検疫有害生物に対する特別な条件が追加されています。
ただし、これら特別な条件は、原産国又は輸入国のいずれの場所で満たす必要があるか、規則等に詳しく規定されていません。そのため、対象植物を輸出される場合は、あらかじめ輸入国の植物検疫機関にご確認いただきますよう、よろしくお願いします。

詳しくは、最寄りの植物防疫所までお問合せください。


植物検疫要求の要約

  • 概要

    欧州連合(EU)の植物検疫要求は、「理事会規則(EU)2016/2031」、「理事会実施規則(EU)2018/2019」及び「理事会実施規則(EU)2019/2072」により取りまとめられています。
    このうち「理事会実施規則(EU)2019/2072」において、EU加盟国全体への輸入を規制する取り決めと、EU加盟国のうち特定の保護区域への輸入を規制する取り決めがあり、付属書1~13に規定されています。日本に対する要求は、以下のパートに該当します。

     付属書2:検疫有害生物
     付属書3:保護区域の検疫有害生物
     付属書4:規制されている非検疫有害生物
     付属書5:規制されている非検疫有害生物に対する特別な要件
     付属書6:輸入が禁止されている植物及び植物生産物等
     付属書7:特別な条件を満たすことで、輸入が認められる植物及び植物生産物等
     付属書9:特定の保護区域への輸入が禁止されている植物及び植物生産物等
     付属書10:特別な条件を満たすことで、特定の保護区域への輸入が認められる植物及び植物生産物等
     付属書11:植物検疫証明書の添付を必要とする植物及び植物生産物等
           パートA:植物及び植物生産物等
           パートB:その他の植物
           パートC:植物検疫証明書の添付を免ずるもの
     付属書12:特定の保護区域への輸入に植物検疫証明書の添付を必要とする植物及び植物生産物等

 1. 輸入が禁止されているもの

以下に主なものを記載。
詳細は、付属書6及び委員会実施規則(EU)2018/2019(英語)をご確認ください。

 1 次の植物の生植物及び生植物の部分
  樹木類:ヒノキ属、マツ属、モミ属など(果実及び種子を除く)
  果樹類:カンキツ属、葉付きのクリ属など(果実及び種子を除く)、ブドウ属(果実を除く)など
 2 次の栽培用植物
  (1) カリン属、サクラ属、ナシ属、リンゴ属、及びこれらの交配種、並びにオランダイチゴ属(種子を除く)
  (2) カナメモチ属、サンザシ属、バラ属、ボケ属(葉、花及び果実のない休眠状態のものを除く)
  (3) 葉付きのクリ属、コナラ属、ハコヤナギ属(果実及び種子を除く)
  (4) イネ科(種子、並びにオカメザサ属、クサヨシ属、キビ亜科、タケ亜科などの観賞用多年生草本を除く)
  (5) ナス科(種子を除く)
  (6) イチジク、アカシア属、イチイ属、イボタノキ属、カエデ属、カキ属、カバノキ属、キョウチクトウ属、クリ属、
    クルミ属、コナラ属、シナノキ属、ジャケツイバラ属、スイカズラ属、ソケイ属、トネリコ属、ナナカマド属、
    カワラケツメイ属、ニレ属、ネムノキ属、ハシバミ属、ハマカズラ属、ハリエンジュ属、ハンノキ属、
    バンレイシ属、ブナ属、マンサク属、ミズキ属、メギ属、ヤナギ属、及びワニナシ属(種子、盆栽及び組織培養体
    を除く)
 3 ニガウリなどのツルレイシ属の果実
 4 ジャガイモの塊茎(食用、加工用を含む)
 5 クリ属の樹皮
 6 土壌
 7 全部又は一部が固形有機物から構成される培養資材(未使用のピートやココヤシ繊維を除く) 

 2. 植物検疫証明書を添付する必要があるもの

以下に主なものを記載。
詳細は、付属書11のパートA及びパートB(英語)をご確認ください。

 1 栽培用植物
 2 種子
 3 球根類
 4 切り花、切り枝
 5 果実(パインアップル、ココヤシ、ドリアン、バナナ、ナツメヤシを除く)
 6 野菜
 7 木材、樹皮、木製品
 8 中古農林業機械

ただし、これらの植物及び植物生産物等は、次の項目を満たしていることが必要です。
付属書1に記載されている有害生物に汚染されていないこと。及び、
付属書7に記載されている特別な条件(輸出国における栽培地検査や消毒等)を満たしていること。

 3. 特別な条件(栽培地における検査や消毒等)を満たす必要があるもの

以下に主なものを記載。
詳細は、付属書5、7及び緊急措置(英語)をご確認ください。

 1 附属書5関係
  (1) 栽培用植物:キク、トウガラシ、トマト、キク、マツ属、ヤシ科など
  (2) 種子:アマ、イネ、ダイズ、トウガラシ、トマト、ヒマワリ、キク属など

 2 附属書7及び緊急措置関係
  (1) 栽培用植物(EU向け盆栽・植木類に係る検疫条件の変更について(PDF:62KB)
  (2) 種子:トウモロコシ、トウガラシ、トマトなど
  (3) 切花:キク属、ナデシコ属など
  (4) 果実:サクランボ、ナシ属、リンゴ属、
       カンキツ属(EU加盟国向け日本産カンキツ生果実の輸出検疫条件の概要(PDF : 575KB)
  (5) 野菜:ナス、トウガラシ属など
  (6) 針葉樹の木材(表面に自然な丸みを保持しないものを含む)、樹皮など

規則原文

備考

注意事項

掲載している情報等は、可能な限り最新の情報に基づくよう留意しておりますが、変更されている場合があります。

なお、植物検疫の他に、種苗法による輸出制限、ワシントン条約やそれぞれの国の他の法令等により輸出入が制限される場合がありますので、ご留意下さい。

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