管内概要
1.管轄区域
北見地域拠点は、オホーツク地域の18市町村(3市14町1村)を管轄区域としています。 総面積は1万691㎢で北海道の12.8% を占め、秋田県や岐阜県とほぼ同じ面積を有し、総面積の15.5%(16万5,500ha)が耕地面積となっています。 また、総人口は令和6年1月1日時点で約26.1万人で、北海道(約509.4万人)の5.1%を占めています。
資料1)国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」(令和6年4月1日時点) 2)農林水産省北海道農政事務所統計部「北海道農林水産統計年報」(令和4年~5年) 3)総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」(令和6年1月1日現在)
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2.地勢
流氷砕氷船ガリンコ号(紋別市)
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北海道の北東部に位置し、オホーツク海と約280kmの海岸線で接し、西は北見山地、南は阿寒山系、東は知床連山に囲まれ、世界自然遺産に登録されている知床や網走国定公園など豊かな自然に恵まれるとともに、冬には北緯44度付近においても沿岸部が流氷で覆われるという、世界的にも稀な特色を有しています。 当地域には「オホーツク紋別空港」、「女満別空港」の2つの空の玄関口と、国土交通省指定の「紋別港」、「網走港」の2つの重要港湾があり、日本各地と繋がる重要な役割を果たしています。
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3.農業の概要
当地域の耕地面積は16万5,500haで、小麦、てんさい、ばれいしょ等の大規模畑作農業や、たまねぎなどの野菜を中心とした高生産農業、草地等土地基盤活用による大規模酪農など、地域毎に気象や土地条件などを活かした特色ある農業が営まれています。
近年、省力化や作業効率の向上、適切な管理による収量・品質の向上を目的に、自動操舵システム(GPSトラクター)の導入やデータを活用したスマート農業技術が広く活用されており、オホーツク地域でデータを活用した農業を行っている農業経営体の割合は68.0%となっています(全国17.0%、北海道49.0%)。
また、畑作の輪作体系において、これまでの小麦、てんさい、ばれいしょに加え、第4の作物として豆類の栽培が増加しています。特に大豆は、温暖化の影響や気候に適した品種の育成などにより、平成30年の2,370haから、令和5年には4,130haに拡大しています。
資料1)農林水産省北海道農政事務所統計部「北海道農林水産統計年報」(令和4年~5年) 2)農林水産省「2020年農林業センサス」(令和2年2月1日時点)
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丘陵地に広がるてんさい畑(北見市)
GPSトラクターで定植された直線を描くたまねぎの苗(北見市)
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お問合せ先
北海道農政事務所 北見地域拠点
〒090-0018 北見市青葉町6番8号 北見地方合同庁舎
☎:0157-23-4171
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