いざという時のためのお米の備蓄
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お米の備蓄制度
平成の米騒動
お米の生産量は、気象条件などによって大きくかわります。
1993年(平成5年)には、冷害やいもち病などが原因で、大凶作になりました。このため全国的にお米が不足し、「平成の米騒動」といわれる現象が起こりました。
備蓄制度ができる
これらの経緯をふまえて、食糧法のなかで、消費者のみなさんに、お米をいつでも安定的に供給できるよう、備蓄が制度化されました。
生産されたお米は、一定期間、低温倉庫で保管後、販売されています。
低温保管で収穫したての品質
低温保管による効果
政府寄託倉庫では、お米のおいしさが損なわれないよう、お米自体の温度(穀温)を15度以下、湿度を一定に保って低温保管しています。
低温保管することによって、呼吸作用(自己消耗)が抑えられ、害虫やカビの発生を防止し、良好な状態で保管しています。
普通の倉庫で保管したものは、1年もたたずに味が落ちますが、低温で保管したものは、新米とほとんど変わらない品質を保ちます。また、低温倉庫に貯蔵すれば虫害やカビのおそれがあ
りませんので、農薬は一切使用(ポストハーベスト)しておりません。安全性についても保証付きです。
お問合せ先
生産部業務管理課担当:業務管理課課長補佐(業務)
代表:086-224-4511(内線:2752)
ダイヤルイン:086-230-4248
FAX:086-232-7225