フォトレポート(愛媛県)令和8年度
愛媛県拠点が携わった農林水産施策(会議、イベント等)や農山漁村の風景などを紹介しています。
7月
「農業高校生の甲子園」を目指し熱戦!!
- 撮影場所:愛媛県大洲市
- 撮影日:令和8年7月23日
「農業高校生の甲子園」と称される日本学校農業クラブ全国大会の愛媛県予選となる「第1回各種発表愛媛県大会」が7月23日、24日の2日間、国立大洲青少年交流の家で開催されました。
県内各校の代表に選ばれた農業高校生が、愛媛県学校農業クラブ連盟のスローガン「農業なくして食卓なし!食卓なくして未来なし!」のもと、日本一を目指して集結しました。
梅雨明け後の猛暑の中、生徒達は日頃の学習や研究活動の成果を堂々と発表し、知識や技術、表現力を競い合いました。
意見発表とプロジェクト発表で、最優秀、次点の優秀となった生徒と高校は、8月に徳島で開かれる四国ブロック大会に出場し、10月20日に開催される第77回日本学校農業クラブ全国大会(令和8年度日本学校農業クラブ南四国大会)への出場を目指します。
今年の全国大会は四国で開催されることから、愛媛県代表の皆さんが四国ブロック大会を突破し、全国大会の舞台で日頃の成果を存分に発揮されることを期待しています。
【お知らせ】
愛媛県拠点では、高校生、大学生等の活躍を「えひめZ世代通信」として特集しています。
本レポートの詳細も掲載していますので、ぜひご覧ください。
【関連URL】
えひめZ世代通信!:中国四国農政局


緑肥用ひまわりが満開
- 撮影場所:愛媛県西予市
- 撮影日:令和8年7月20日
西予市宇和町田之筋地区で、今年も緑肥用のひまわりが満開を迎えています。
このひまわりは、同町の農業法人豆道楽が、肥料価格が高騰したことを契機に、令和4年から植え始めたもので、今年は、約1へクタールのほ場に約20万本が育っています。
ひまわり畑には迷路や手作りの顔出しパネルも設置され、地域のにぎわい作りにも繋がっています。
なお、ひまわりの花は自由に摘み取って持ち帰ることができますが、8月上旬には、ほ場にすき込まれ、地力増進のための肥料にされるそうです。
緑肥:栽培している植物を、収穫せず田畑にすきこみ、次の作物の肥料にすること、またはそのための植物



高速道路から見て、わざわざ立ち寄る見物客も
今治市菊間町をエビ養殖のまちに
- 撮影場所:愛媛県今治市
- 撮影日:令和8年7月9日
7月9日、今治市菊間町で、旧瓦工場跡地を活用した「菊間のエビ」養殖実証試験場の開所式が行われました。
本施設は、地域おこし協力隊で元エンジニアの藤原敏光さんの活動から生まれた構想を基に、有限会社菊間衛生社が参画して整備したものです。循環式陸上養殖技術を活用したバナメイエビ養殖の事業実証に取り組み、新たな地域ブランド「菊間のエビ」の創出を通じて、地域経済の活性化と新たな地域産業の展開を目指しています。
開所式では、養殖システムの起動セレモニーに加え、地域の子どもたち約30名が参加して水槽へ稚エビを放流しました。参加者は、地域の未来につながる新たな挑戦の第一歩を祝い、事業の成功に期待を寄せました。
今後は、実証試験を通じて養殖技術や事業性の検証を進め、本格的な産業化と地域振興への貢献を目指しています。



今治市長と児童が稚エビを放流
明浜農業ドローン組合の設立~柑橘産地を守るスマート農業への挑戦~
- 撮影場所:愛媛県西予市
- 撮影日:令和8年7月8日
愛媛県西予市明浜町では、農業従事者の高齢化や労働力不足が深刻化する中、令和8年6月19日に「明浜農業ドローン組合」が設立されました。東宇和農業協同組合の支援のもと、農業用ドローンオペレーター資格を持つ30~40代の地元農業者4人が組合員となり、柑橘産地の維持・発展を目指します。
令和7年に東宇和農業協同組合が導入した農業用ドローン1台を活用し、令和8年度は組合員の園地で試験的に防除作業を実施します。従来の手掛け防除では10アール当たり1~2時間を要していましたが、ドローンの導入により、大幅な省力化が期待されています。令和9年度からは、地域農家十数戸を対象とした受託防除サービスの本格展開を計画しており、将来的には肥料散布などへの活用も視野に入れています。
代表の岡﨑組合長は、「スプリンクラーの老朽化など課題が山積する中、ドローンを活用して地域の農地と柑橘産業を次世代へつないでいきたい」と意気込みを語りました。


(写真提供:東宇和農業協同組合)
美しい奥内(おくうち)の棚田と農山村景観を次世代へ―奥内の里保存会との意見交換―
- 撮影場所:愛媛県松野町
- 撮影日:令和8年7月8日
愛媛県松野町にある「奥内の棚田」は、先人たちが築き上げた美しい石積みの棚田と農山村景観が高く評価され、平成11年に「日本の棚田百選(注1)」に認定され、平成29年には「奥内の棚田及び農山村景観」として国の重要文化的景観(注2)に選定されました。
このたび、奥内の里保存会の皆様と意見交換を行いました。
保存会の皆様からは、「高齢化や担い手不足による継承の課題について伺うとともに、棚田の魅力を発信しながら、この貴重な景観を未来へ引き継いでいきたい」との思いをお聞きしました。
同棚田では、10月に「棚田まつり」の開催が予定されるなど、地域が一体となった保全・継承活動が進められているほか、古民家を活用した地域づくり・交流拠点やガイダンス施設の整備が進められており、棚田の魅力発信と交流促進による地域活性化に取り組まれています。
(注1)日本の棚田百選とは、農林水産省が平成11年(1999年)に、国土保全や良好な景観の形成、伝統文化の継承など多面的な機能を有する優れた棚田134地区を認定した制度。
(注2)国の重要文化的景観とは、地域の暮らしや生業によって形成された景観のうち、特に価値が高いものとして国が選定する文化財。
【関連URL】
奥内の里保存会 | Facebook

奥内の里保存会との意見交換

古民家を活用した交流拠点、ガイダンス施設
(現在建設中、令和9年度開設予定)


松山市の漁業者が今治市でエビ養殖の可能性を探る
- 撮影場所:愛媛県今治市
- 撮影日:令和8年7月2日
今治市菊間町で陸上エビ養殖の事業化に挑戦している地域おこし協力隊員の藤原敏光さんを訪問しました。藤原さんは、この1年間、地域住民の理解と協力を得ながらバナメイエビの養殖に取り組み、菊間町の地域特性を生かした新たな水産業の可能性を模索しています。
当日は、陸上エビ養殖への参入を検討している松山市の漁業者3名と養殖施設を視察しました。藤原さんからは、6畳程度のスペースに導入可能で、IoTも駆使した制御システムを備えた、導入のハードルが比較的低い「スモールスタート型」の養殖システムや、誰でも取り組みやすい運営ノウハウについて説明がありました。
視察した漁業者からは、「地元の海水を活用し、薬剤を使用せずに安定生産できる仕組みを学ぶことができた。実用化に向けて前向きに検討したい。」との声が聞かれました。


6月
「みえるらべる」農産物が販売されています
- 撮影場所:愛媛県今治市
- 撮影日:令和8年6月24日
農林水産省では、みどりの食料システム戦略に基づき、農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」(みえるらべる)を推進しています。
現在、四村ショッパーズ(愛媛県今治市)において「Natural Farm Inoue」さんが栽培し、温室効果ガス削減率20%以上の「☆☆☆」を取得した米、にんじん、たまねぎ、ばれいしょ及びなすを販売しています。
同店では、多くの有機農産物や特別栽培農産物が販売されています。店長の青木さんは、「安全・安心を意識して有機農産物や特別栽培農産物の品揃えを増やしています。環境負荷低減の取組を行った見える化の農産物についても、取組が広まっていくことを期待しています。」と話されていました。
「Natural Farm Inoue」さんの米は6月末まで、にんじんは7月中旬まで、ばれいしょ、たまねぎ及びなすは8月頃まで販売される予定とのことです。
【関連URL】
農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」
https://www.maff.go.jp/chushi/seisan/kankyo/mieruka/mieruka.html


柑橘は味に説得力がある
- 撮影場所:愛媛県宇和島市
- 撮影日:令和8年6月22日
宇和島市で柑橘生産や加工品の販売を行っている「ニノファーム」を訪問し、代表の二宮新治氏にお話を伺いました。同氏は県外での就職を経て家業である柑橘農家にUターンし就農。就農後は園地の規模拡大に取り組み、現在では経営面積が当時の約3倍にまで広がっています。また、自社ホームページを活用したネット通販にも力を入れ、全国へ向けて柑橘の魅力を発信しています。
さらに、2020年には「柑橘ソムリエライセンス制度」を立ち上げ、「NPO法人柑橘ソムリエ愛媛」の理事長としても活動されています。ライセンスを取得された方は、その知識を生かして商品販売や講演、ワークショップの開催など、幅広い分野で活躍されており、ライセンス取得者内でのコミュニケーションも図られています。
同氏は「温暖化の影響で、収量や正品率が下がり大変だが、柑橘は味に対して説得力があるので、美味しいものに興味が湧く若い世代に対してPRしていきたい。」と話されていました。
【関連URL】
NPO法人柑橘ソムリエ愛媛
https://citrus-sommelier.com/


みんなでお弁当の「共食」をしました
- 撮影場所:愛媛県松山市
- 撮影日:令和8年6月19日
愛媛県拠点では、食育月間の取組の一環として「弁当の日」を実施し、職員がそれぞれお弁当を持ち寄って「共食」を行いました。
参加した単身赴任の職員の中には、お弁当を購入して持参した人もいましたが、この日のために早起きして手作りした人もいました。また、ご家族と暮らしている人は、奥様の手作り弁当をおいしそうに味わってました。
参加した人からは「食事は一人で食べるよりも大勢で食べた方が楽しい。」といった声や、毎日お弁当を作ってくれる人への感謝の声が聞かれ、食を共にすることの温かさや、日々の支えへの感謝を感じる1日となりました。
※国では、食育基本法が制定された6月を「食育月間」、食育推進基本計画においては、毎月19日を「食育の日」として定めています。
【関連URL】
食育の推進(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/index.html


地域資源に新たな価値!また大洲農高が!!全国1位!!
- 撮影場所:愛媛県大洲市
- 撮影日:令和8年6月18日
官民の様々な研究発表大会で全国優勝に輝いているのは、県立大洲農業高等学校です。今年2月には、同校の「バショウ」を民間企業と連携して肥料や果実袋に循環利用する取組が、農林水産省主催「みどり戦略学生チャレンジ全国大会」においてGREEN×EXPO2027賞を受賞したばかりです。
今回新たに、「櫨(はぜ)」に焦点を当てた研究「失われた櫨産業を未来へ~農家所得と里山を同時に再生するSDG’s実践~」が、民間団体主催「SDGs探求AWARDS2025」の研究・調査部門において全国1位(優秀賞)に輝きました。櫨の実から抽出される油脂は、江戸時代にはろうそくの原料として用いられ、当時の重要な産業を支えていました。
「櫨」はろうそくのほか、化粧品やせっけん等多様な用途が期待される素材であり、環境面だけでなく防災や地政学上のリスクが危惧される現代において注目されるべき資源です。
現在、地域住民との植栽活動により同校内外で54aの作付けがあります。今後、産業として成立すれば中山間地域への経済効果も期待されます。
同校の福見優心教諭は「生徒たちは「研究のための研究」ではなく、「地域を元気にするための研究」に挑戦しています。バショウやハゼという地域資源に新たな価値を見出し、その成果を地域へ還元しようとする姿は、本校が目指す実践的な学びそのものです。これからも地域とともに歩みながら、持続可能な地域づくりに貢献してほしいと願っています。」と話されていました。
大洲市に、小さくも美しい“未来へつながる「炎」”が灯りました。
(写真提供:愛媛県立大洲農業高等学校)

櫨苗木の休耕地への活用を目指す同校
(左から)本田さん、片山さん

愛媛大学で櫨発芽メカニズムの解明
同校の森田さん

櫨の環プロジェクトチームのメンバー

高校生による動物園が開園
- 撮影場所:愛媛県西予市
- 撮影日:令和8年6月13日
愛媛県内の高校で唯一畜産科がある愛媛県立野村高等学校に、動物園「のむこうふれあい動物園」がオープンしました。
同校では、家畜である牛、豚、鶏の他に、ポニーやうさぎ等を飼育しています。これまでも、イベント等に動物を連れて参加する移動動物園を実施していましたが、本年3月に校内で整備していた施設が完成し、この日、動物園の開園日を迎えました。
動物園の開園は午前と午後の2部制で、初開園日の予約枠は早々に埋まったそうです。当日は、親子連れなど約100名が訪れ、高校生に案内されながら、動物との触れ合いを楽しんでいました。また、午後からは牛の搾乳体験も行われました。
動物の飼育や動物園の運営を担当しているのは同校「動物ふれあい部」の皆さんです。3年生の大盛さんは、「今日のために何度も何度も練習しました。緊張しましたが、お客さんが喜んでくれて嬉しいです」と話してくれました。この動物園を通して、「のむこう」の魅力がさらに広がることを期待しています。
【関連URL】
のむこうふれあい動物園(野村高等学校HP)
https://nomura-h.esnet.ed.jp/nomukouhureai

説明を聞きながら動物とふれあい

動物ふれあい部の皆さん


棚田を守り、つなぐ想い -樫谷棚田オーナーの田植え体験-
- 撮影場所:愛媛県大洲市
- 撮影日:令和8年6月5日
愛媛県大洲市にある樫谷棚田は、標高約500mに位置し、すり鉢状の地形が生み出す立体的な景観が魅力で、天空のかくれ里とも称されています。
現在、保存会を中心に棚田の保全と地域づくりが進められていますが、高齢化や担い手不足が課題となっており、棚田オーナー制度を通じて都市との交流を促進し、地域の活性化と棚田の保全に取り組んでいます。
同棚田で、オーナーによる田植え体験が開催されたこの日は、あいにくの天候にもかかわらず、多くの参加者が訪れ、保存会の指導のもと田植えに取り組んでいました。初参加のオーナーは「田植えは大変だったが収穫が楽しみ」と話され、今回で5回目となるリピーターの姿も見られました。
保存会代表の城本氏は、「高齢化により活動の継続が年々厳しくなる中、高校生など若い力を取り入れ、この素晴らしい棚田を守っていきたい」と語られました。
【関連URL】
田植え体験動画
https://youtu.be/Yqz7odMgbDw

天空のかくれ里「樫谷棚田」

丁寧に田植えを行うオーナー

保存会代表 城本氏(右)

輸出に向けたセミナー開催
- 撮影場所:愛媛県松山市
- 撮影日:令和8年6月4日
令和8年6月4日、愛媛県庁第二別館1階(官民共創拠点「E:N BASE(エンベース)」)において、ジェトロ愛媛及び愛媛県産業貿易振興協会の主催(共催:愛媛県、伊予銀行、愛媛銀行)により、中小企業向けセミナー「今こそ世界へ:中小企業の生存戦略~国内だけの常識を捨て、成長のための第一歩~」が開催され、オンライン参加を含め約130名が参加しました。
ジェトロ愛媛からは、「日本の食輸出1万者支援プログラム」をはじめとする各種支援策の紹介が行われ、愛媛県拠点からは、会場後方に設けられた中国四国農政局のブースにおいて、農林水産省の輸出支援策等について紹介を行いました。
また、水口酒造株式会社(松山市)及び市岡製菓株式会社(徳島県)から、海外展開に取り組んだ経験の発表があり、水口酒造株式会社からは、海外に挑戦したことによって得られたこと、今後の抱負について発表がありました。
セミナー終了後には、発表者と会場参加者との名刺交換が行われ、参加者の皆さんは、熱心に質問や情報交換を行っていました。
愛媛県拠点では、引き続き、農林水産物・加工品の輸出に向けた取組の支援を行っていきます。
【関連URL】
日本の食輸出1万者支援プログラム
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/ichimansyap.html



事例発表の様子
5月
新嘗祭へ献穀する粟播種式、御田植式が行われる
- 撮影場所:愛媛県鬼北町
- 撮影日:令和8年5月30日
令和8年5月30日、鬼北町西野々地区において、多数の関係者列席のもと、新嘗祭(にいなめさい)に精粟を献穀する松岡照明氏の播種式と、精米を献穀する藤城英秋氏の御田植式が行われました。
神事において祝詞を奉上した後、献穀者らによる播種と早乙女姿の地元北宇和高等学校の3年生6名による田植えが行われました。
精粟献穀者の松岡氏は「一日も休むことなく、我が子を育てるごとく慈しみを持って育てていきたい」と抱負を述べられました。精米献穀者の藤城氏は「今後4か月余り、これまでに培った技術を生かし、黄金色の稲穂となり、実り豊かな時が迎えれるようしっかりと育てていきたい」と謝辞を述べられました。



粟の播種
こてつ農園の挑戦-耕作放棄地再生と地域活性化-
- 撮影場所:愛媛県伊予市
- 撮影日:令和8年5月29日
伊予市双海町にある翠地区は、自然豊かな山々に囲まれ風光明媚な農村風景が広がり、かんきつ栽培や稲作など一次産業が基幹産業の地域です。近年は、少子高齢化や人口減少に伴い、空き家や耕作放棄地の増加が問題となっています。
同地区で「こてつ農園」を営む野本氏は、金融機関退職後に就農し、オリーブ園を設置するため耕作放棄地を開墾しています。さらに、地元小学生や福祉施設とコラボして植え付けを行うなど、地域内外を問わず交流を大切にする農園づくりに取り組んでいます。
今後は、空き家を活用したオリーブオイルの生産施設や体験型施設などの整備を進め、人の流れを生み出すことで地域の活性化につなげていくことを目標に、日々奮闘しています。

農園の説明を行う野本氏

小学生と植えたオリーブの木


前代未聞!高校生がEU施設認定を取得!!
- 撮影場所:愛媛県宇和島市
- 撮影日:令和8年5月29日
令和7年12月18日に県立宇和島水産高等学校はEU向け輸出水産食品取扱施設(EU・HACCP)の認定を受けました。また、令和8年3月27日に農林水産省において、輸出・国際局規制対策グループ内海宏之室長より認定書が授与されました。
愛媛県拠点では輸出促進の視点から同校の活動を支援しています。同校の研究発表「父のハマチを世界へ」が第34回全国水産・海洋高等学校生徒研究発表大会において最優秀賞(文部科学大臣・水産庁長官賞)を受賞した際の研究発表を愛媛県拠点において開催しました。発表会に参加された企業の中からEU輸出を目指す動きも出て来ました。
現在、新メンバーが新たな活動として株式会社フォーシーズ(PIZZA-LA)と連携し、地域水産物の課題解決を図る地産地消商品の開発を進めています。こうした活動は地元テレビ局にも取り上げられ、注目を集めているところです。
EU施設認定はEU輸出の要件であるものの今は出発点に立ったばかりです。今後も同校の活動は機会を捉えて情報発信してまいります。

(左から)同校田中雄大教諭、新メンバー
池田優芽さん、木村百華さん、内海宏之室長

株式会社フォーシーズ(PIZZA-LA)と連携し
地産地消商品を開発中

記念撮影

旧メンバー(左から)村中羽竜さん、水野陽菜さん
出水花音さん
【関連URL】
愛顔のえひめ賞
https://www.pref.ehime.jp/page/140270.html

奥松瀬川地区現地調査 ~令和8年度中国四国農政局むらづくり審査会~
- 撮影場所:愛媛県東温市
- 撮影日:令和8年5月28日
愛媛県東温市にある奥松瀬川(おくませかわ)地区では、人口減少や高齢化といった課題を抱えながらも、シンボルであるツリーハウスや、地域交流拠点施設「ほっこり奥松」での地元野菜の販売やピザ作り体験、交流農園「ぽんぽこ農園」での農業体験など、森や自然を生かした多彩な交流イベントを通じて、地域づくりを進めています。
中国四国農政局むらづくり審査会は、「令和8年度豊かなむらづくり全国表彰事業(注)」における現地調査として、同地区を訪問しました。調査当日は、集落支援員の森田氏から、これまでの取組や地域づくりの経緯について説明を受けた後、現地視察や意見交換を行いました。
同氏は今後の地域づくりについて、「住民一人ひとりの日常生活を大切にしながら、無理のない形で活動を継続していくことを重視していきたい。」と抱負を述べられました。
(注)豊かなむらづくり全国表彰事業は、農山漁村におけるむらづくりの優良事例の表彰、業績発表等を行うことにより、むらづくり活動の全国的な展開を助長し、地域ぐるみの連帯感の醸成及びコミュニティ機能の強化を図り、農林漁業及び農山漁村の健全な発展に資することを目的に昭和54年度から実施されています。

意見交換の様子

奥松瀬川地区のシンボルの1つであるツリーハウス


「はじめてでも安心!電動草刈り体験会」へ参加
- 撮影場所:愛媛県砥部町
- 撮影日:令和8年5月13日
「農業女子プロジェクト」(事務局:農林水産省)のパートナー企業である井関農機株式会社が主催する、電動製品EGO(注)の体験会へ愛媛県拠点女性職員3名も参加しました。
同社は、同プロジェクトの発足時からパートナー企業として参画し、女性農業者を応援する活動を行っています。今回の「電動草刈り体験会」もその一環で、参加者は、製品を安全に取扱うための説明を受けた後、電動製品及び乗用草刈り機の作業体験を行いました。
電動製品を体験した参加者からは、「バッテリーが重いかと思っていたが、軽快に扱うことができ、静かで女性にも使いやすい。」「扱いやすく、馬力もある。今後購入する際は電動のものも視野に入れる。」等の好印象の感想が多く寄せられていました。
(注)EGOとは、CHERVON社が展開する電動製品のブランドです。
【関連URL】
農林水産省ホームページ 農業女子プロジェクト
https://nougyoujoshi.maff.go.jp/

製品の特徴や取扱方法についての座学

歩行型電動草刈り機の体験


乗用電動草刈り機を運転する様子
ジャスミンのような心地よい香りに包まれて
- 撮影場所:愛媛県松山市
- 撮影日:令和8年5月12日
瀬戸内海が一望できる果樹園で、ジャスミンを思わせる甘い香りを漂わせながら、みかんや伊予柑など様々な柑橘類の花が満開を迎えています。可憐な白い花が一面に咲き誇り瀬戸内の初夏の訪れを感じさせる風景が広がります。なお「みかんの花」は愛媛県の県花としても親しまれています。
同園の生産者は、「今年も無事に咲いてくれた。毎日この園で作業しているが、この香りのおかげで疲れも和らぐ。甘い花の香りと穏やかな瀬戸内海が一望できるこの季節が私は大好き。」と笑顔で語ってくれました。
また、「これから、暑くなるが摘果や除草、防除と作業は続いていく。手作業だが毎年心を込めてやっているので、今後順調に生育してくれることを祈るだけ。」と今年の生育への期待をにじませていました。



愛媛県の花「みかんの花」
40年連続日本一なるか?黄金色のはだか麦
- 撮影場所:愛媛県東温市
- 撮影日:令和8年5月12日
黄金色に染まった麦畑で、愛媛県の特産物であり、39年連続で全国一の生産量を誇る「はだか麦」の収穫が本格化しています。
はだか麦は、主にみそや焼酎の原料に使われ、近年では麦茶やパック麦ご飯などさまざまな商品の開発も進んでいます。
生産者の一人は、「収穫直前に大雨と強風が吹いて倒伏したところもあったが、刈り取ってしまうまで雨が降らなんだら、収量は昨年並みにあると思う。」と期待していました。
3月の降雨や5月3,4日の大雨、強風の影響で収量の減少が懸念されますが、11月に公表予定の統計値が待たれます。


適正な取引に向け食料システム法などについて講演
- 撮影場所:愛媛県松山市
- 撮影日:令和8年5月7日
愛媛県内のJA青年部・青壮年部に所属する農業経営者や後継者で構成される団体「愛媛県農協青壮年連盟」の第69回通常総会が開催されました。
同連盟の構成員は、柑橘、米麦、野菜、畜産など多様な品目を生産しており、子どもたちの食農教育や消費者との交流会を通じて、安全・安心な食材の提供と環境保全型農業の推進に連盟として取組んでいます。
今回の通常総会の中で、愛媛県拠点地方参事官が、「食料システム法やフェアプライスプロジェクト」について講演を行い、出席者は熱心に聞いておられました。


4月
まぁ食べとおみ!ホクホクでとろけるで!!
- 撮影場所:愛媛県宇和島市
- 撮影日:令和8年4月22日
「耕して天に至る」と言われる遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の段畑。先人たちが切り開いた段畑からは長い営みと苦労が感じられ、眼前に広がる宇和海の青さとあいまって圧倒的な景色を生み出しています。平成19年7月に、全国で3例目の「国の重要文化的景観」に選定され、現在ではSNSの映えポイントとして県内外から多くの観光客が訪れます。
遊子水荷浦は早掘りジャガイモとして有名で、皮が薄く柔らかで水分を多く含み、ホクホクとした食感が特徴です。今シーズンは種芋の仕入先である北海道で高温障害や病気などが発生し、例年通りの種芋が確保できなかったことと、冬場の少雨で生育に影響が出て、イベントで必要な数量の確保が難しくなり毎年開催しているイベントも中止されることになりました。
生産者は、「今年はいろいろ心配しとったけど掘ってみたら品質も玉太りも良く、ええイモができた。イベントの中止は寂しいけど来年も頑張らないけん。」と力強く話されていました。



「見える化」周知
- 撮影場所:愛媛県内子町
- 撮影日:令和8年4月20日
愛媛県内の道の駅「内子フレッシュパークからり」は、内子東自治センターにおいて、提携生産者約200名を対象とした定期総会を開催しました。
総会に先立ち開催された講習会では、内子町から「農薬の安全使用に関する講習」及び「内子町特別栽培農産物促進事業補助金」について説明が行われたほか、愛媛県拠点からは、農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」について紹介しました。
出席した生産者は、配布された「見える化」のパンフレットや愛媛県内の取組事例を用いた説明に熱心に耳を傾けていました。


会場の様子
お問合せ先
愛媛県拠点
〒790-8519
愛媛県松山市宮田町188 松山地方合同庁舎
代表:089-932-1177




