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中国四国農政局

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フォトレポート(愛媛県)令和8年度

   愛媛県拠点が携わった農林水産施策(会議、イベント等)や農山漁村の風景などを紹介しています。

令和8年度
6月5月4月

令和8年度令和7年度令和6年度令和5年度

6月

棚田を守り、つなぐ想い -樫谷棚田オーナーの田植え体験-

  • 撮影場所:愛媛県大洲市
  • 撮影日:令和8年6月5日

 愛媛県大洲市にある樫谷棚田は、標高約500mに位置し、すり鉢状の地形が生み出す立体的な景観が魅力で、天空のかくれ里とも称されています。

 現在、保存会を中心に棚田の保全と地域づくりが進められていますが、高齢化や担い手不足が課題となっており、棚田オーナー制度を通じて都市との交流を促進し、地域の活性化と棚田の保全に取り組んでいます。

 同棚田で、オーナーによる田植え体験が開催されたこの日は、あいにくの天候にもかかわらず、多くの参加者が訪れ、保存会の指導のもと田植えに取り組んでいました。初参加のオーナーは「田植えは大変だったが収穫が楽しみ」と話され、今回で5回目となるリピーターの姿も見られました。

 保存会代表の城本氏は、「高齢化により活動の継続が年々厳しくなる中、高校生など若い力を取り入れ、この素晴らしい棚田を守っていきたい」と語られました。


天空のかくれ里「樫谷棚田」



丁寧に田植えを行うオーナー



樫谷棚田について説明する
保存会代表 城本氏(右)

腰を延ばして一休み

輸出に向けたセミナー開催

  • 撮影場所:愛媛県松山市
  • 撮影日:令和8年6月4日

令和8年6月4日、愛媛県庁第二別館1階(官民共創拠点「E:N BASE(エンベース)」)において、ジェトロ愛媛及び愛媛県産業貿易振興協会の主催(共催:愛媛県、伊予銀行、愛媛銀行)により、中小企業向けセミナー「今こそ世界へ:中小企業の生存戦略~国内だけの常識を捨て、成長のための第一歩~」が開催され、オンライン参加を含め約130名が参加しました。

ジェトロ愛媛からは、「日本の食輸出1万者支援プログラム」をはじめとする各種支援策の紹介が行われ、愛媛県拠点からは、会場後方に設けられた中国四国農政局のブースにおいて、農林水産省の輸出支援策等について紹介を行いました。

また、水口酒造株式会社(松山市)及び市岡製菓株式会社(徳島県)から、海外展開に取り組んだ経験の発表があり、水口酒造株式会社からは、海外に挑戦したことによって得られたこと、今後の抱負について発表がありました。

セミナー終了後には、発表者と会場参加者との名刺交換が行われ、参加者の皆さんは、熱心に質問や情報交換を行っていました。
愛媛県拠点では、引き続き、農林水産物・加工品の輸出に向けた取組の支援を行っていきます。

【関連URL】
日本の食輸出1万者支援プログラム
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/ichimansyap.html


会場の様子

中国四国農政局のブース



事例発表の様子

5月

新嘗祭へ献穀する粟播種式、御田植式が行われる

  • 撮影場所:愛媛県鬼北町
  • 撮影日:令和8年5月30日

 令和8年5月30日、鬼北町西野々地区において、多数の関係者列席のもと、新嘗祭(にいなめさい)に精粟を献穀する松岡照明氏の播種式と、精米を献穀する藤城英秋氏の御田植式が行われました。

 神事において祝詞を奉上した後、献穀者らによる播種と早乙女姿の地元北宇和高等学校の3年生6名による田植えが行われました。

 精粟献穀者の松岡氏は「一日も休むことなく、我が子を育てるごとく慈しみを持って育てていきたい」と抱負を述べられました。精米献穀者の藤城氏は「今後4か月余り、これまでに培った技術を生かし、黄金色の稲穂となり、実り豊かな時が迎えれるようしっかりと育てていきたい」と謝辞を述べられました。


神事の様子

早乙女による田植え



粟の播種

こてつ農園の挑戦-耕作放棄地再生と地域活性化-

  • 撮影場所:愛媛県伊予市
  • 撮影日:令和8年5月29日

 伊予市双海町にある翠地区は、自然豊かな山々に囲まれ風光明媚な農村風景が広がり、かんきつ栽培や稲作など一次産業が基幹産業の地域です。近年は、少子高齢化や人口減少に伴い、空き家や耕作放棄地の増加が問題となっています。

 同地区で「こてつ農園」を営む野本氏は、金融機関退職後に就農し、オリーブ園を設置するため耕作放棄地を開墾しています。さらに、地元小学生や福祉施設とコラボして植え付けを行うなど、地域内外を問わず交流を大切にする農園づくりに取り組んでいます。

 今後は、空き家を活用したオリーブオイルの生産施設や体験型施設などの整備を進め、人の流れを生み出すことで地域の活性化につなげていくことを目標に、日々奮闘しています。


農園の説明を行う野本氏


小学生と植えたオリーブの木



開墾中の農園の様子

開墾後の園地からの風景
(野本氏のお気に入り)

前代未聞!高校生がEU施設認定を取得!!

  • 撮影場所:愛媛県宇和島市
  • 撮影日:令和8年5月29日

 令和7年12月18日に県立宇和島水産高等学校はEU向け輸出水産食品取扱施設(EU・HACCP)の認定を受けました。また、令和8年3月27日に農林水産省において、輸出・国際局規制対策グループ内海宏之室長より認定書が授与されました。

 愛媛県拠点では輸出促進の視点から同校の活動を支援しています。同校の研究発表「父のハマチを世界へ」が第34回全国水産・海洋高等学校生徒研究発表大会において最優秀賞(文部科学大臣・水産庁長官賞)を受賞した際の研究発表を愛媛県拠点において開催しました。発表会に参加された企業の中からEU輸出を目指す動きも出て来ました。

 現在、新メンバーが新たな活動として株式会社フォーシーズ(PIZZA-LA)と連携し、地域水産物の課題解決を図る地産地消商品の開発を進めています。こうした活動は地元テレビ局にも取り上げられ、注目を集めているところです。

 EU施設認定はEU輸出の要件であるものの今は出発点に立ったばかりです。今後も同校の活動は機会を捉えて情報発信してまいります。


(左から)同校田中雄大教諭、新メンバー
池田優芽さん、木村百華さん、内海宏之室長


株式会社フォーシーズ(PIZZA-LA)と連携し
地産地消商品を開発中



愛媛県拠点での発表会終了後に参加者の皆さまと
記念撮影

愛媛県知事より「愛顔のえひめ賞」を授与された
旧メンバー(左から)村中羽竜さん、水野陽菜さん
出水花音さん

【関連URL】
   愛顔のえひめ賞
https://www.pref.ehime.jp/page/140270.html



奥松瀬川地区現地調査  ~令和8年度中国四国農政局むらづくり審査会~

  • 撮影場所:愛媛県東温市
  • 撮影日:令和8年5月28日

 愛媛県東温市にある奥松瀬川(おくませかわ)地区では、人口減少や高齢化といった課題を抱えながらも、シンボルであるツリーハウスや、地域交流拠点施設「ほっこり奥松」での地元野菜の販売やピザ作り体験、交流農園「ぽんぽこ農園」での農業体験など、森や自然を生かした多彩な交流イベントを通じて、地域づくりを進めています。

 中国四国農政局むらづくり審査会は、「令和8年度豊かなむらづくり全国表彰事業(注)」における現地調査として、同地区を訪問しました。調査当日は、集落支援員の森田氏から、これまでの取組や地域づくりの経緯について説明を受けた後、現地視察や意見交換を行いました。

 同氏は今後の地域づくりについて、「住民一人ひとりの日常生活を大切にしながら、無理のない形で活動を継続していくことを重視していきたい。」と抱負を述べられました。

 (注)豊かなむらづくり全国表彰事業は、農山漁村におけるむらづくりの優良事例の表彰、業績発表等を行うことにより、むらづくり活動の全国的な展開を助長し、地域ぐるみの連帯感の醸成及びコミュニティ機能の強化を図り、農林漁業及び農山漁村の健全な発展に資することを目的に昭和54年度から実施されています。


意見交換の様子



奥松瀬川地区のシンボルの1つであるツリーハウス



「ほっこり奥松」の説明を聞く参加者


「ぽんぽこ農園」の様子

「はじめてでも安心!電動草刈り体験会」へ参加

  • 撮影場所:愛媛県砥部町
  • 撮影日:令和8年5月13日

 「農業女子プロジェクト」(事務局:農林水産省)のパートナー企業である井関農機株式会社が主催する、電動製品EGO(注)の体験会へ愛媛県拠点女性職員3名も参加しました。

 同社は、同プロジェクトの発足時からパートナー企業として参画し、女性農業者を応援する活動を行っています。今回の「電動草刈り体験会」もその一環で、参加者は、製品を安全に取扱うための説明を受けた後、電動製品及び乗用草刈り機の作業体験を行いました。

 電動製品を体験した参加者からは、「バッテリーが重いかと思っていたが、軽快に扱うことができ、静かで女性にも使いやすい。」「扱いやすく、馬力もある。今後購入する際は電動のものも視野に入れる。」等の好印象の感想が多く寄せられていました。

(注)EGOとは、CHERVON社が展開する電動製品のブランドです。

【関連URL】
  農林水産省ホームページ 農業女子プロジェクト
  https://nougyoujoshi.maff.go.jp/


製品の特徴や取扱方法についての座学


歩行型電動草刈り機の体験

実際に製品を手に説明を受ける参加者


乗用電動草刈り機を運転する様子


ジャスミンのような心地よい香りに包まれて

  • 撮影場所:愛媛県松山市
  • 撮影日:令和8年5月12日

 瀬戸内海が一望できる果樹園で、ジャスミンを思わせる甘い香りを漂わせながら、みかんや伊予柑など様々な柑橘類の花が満開を迎えています。可憐な白い花が一面に咲き誇り瀬戸内の初夏の訪れを感じさせる風景が広がります。なお「みかんの花」は愛媛県の県花としても親しまれています。

 同園の生産者は、「今年も無事に咲いてくれた。毎日この園で作業しているが、この香りのおかげで疲れも和らぐ。甘い花の香りと穏やかな瀬戸内海が一望できるこの季節が私は大好き。」と笑顔で語ってくれました。

 また、「これから、暑くなるが摘果や除草、防除と作業は続いていく。手作業だが毎年心を込めてやっているので、今後順調に生育してくれることを祈るだけ。」と今年の生育への期待をにじませていました。


瀬戸内海が見える柑橘園地

生産者と瀬戸内海を見渡せる園地



愛媛県の花「みかんの花」

40年連続日本一なるか?黄金色のはだか麦

  • 撮影場所:愛媛県東温市
  • 撮影日:令和8年5月12日

    黄金色に染まった麦畑で、愛媛県の特産物であり、39年連続で全国一の生産量を誇る「はだか麦」の収穫が本格化しています。

    はだか麦は、主にみそや焼酎の原料に使われ、近年では麦茶やパック麦ご飯などさまざまな商品の開発も進んでいます。

    生産者の一人は、「収穫直前に大雨と強風が吹いて倒伏したところもあったが、刈り取ってしまうまで雨が降らなんだら、収量は昨年並みにあると思う。」と期待していました。

    3月の降雨や5月3,4日の大雨、強風の影響で収量の減少が懸念されますが、11月に公表予定の統計値が待たれます。


黄金色のはだか麦

一面のはだか麦畑

適正な取引に向け食料システム法などについて講演

  • 撮影場所:愛媛県松山市
  • 撮影日:令和8年5月7日

 愛媛県内のJA青年部・青壮年部に所属する農業経営者や後継者で構成される団体「愛媛県農協青壮年連盟」の第69回通常総会が開催されました。
 同連盟の構成員は、柑橘、米麦、野菜、畜産など多様な品目を生産しており、子どもたちの食農教育や消費者との交流会を通じて、安全・安心な食材の提供と環境保全型農業の推進に連盟として取組んでいます。

 今回の通常総会の中で、愛媛県拠点地方参事官が、「食料システム法やフェアプライスプロジェクト」について講演を行い、出席者は熱心に聞いておられました。


講演する須田地方参事官

講演会場の様子

4月

まぁ食べとおみ!ホクホクでとろけるで!!

  • 撮影場所:愛媛県宇和島市
  • 撮影日:令和8年4月22日

 「耕して天に至る」と言われる遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の段畑。先人たちが切り開いた段畑からは長い営みと苦労が感じられ、眼前に広がる宇和海の青さとあいまって圧倒的な景色を生み出しています。平成19年7月に、全国で3例目の「国の重要文化的景観」に選定され、現在ではSNSの映えポイントとして県内外から多くの観光客が訪れます。

 遊子水荷浦は早掘りジャガイモとして有名で、皮が薄く柔らかで水分を多く含み、ホクホクとした食感が特徴です。今シーズンは種芋の仕入先である北海道で高温障害や病気などが発生し、例年通りの種芋が確保できなかったことと、冬場の少雨で生育に影響が出て、イベントで必要な数量の確保が難しくなり毎年開催しているイベントも中止されることになりました。

 生産者は、「今年はいろいろ心配しとったけど掘ってみたら品質も玉太りも良く、ええイモができた。イベントの中止は寂しいけど来年も頑張らないけん。」と力強く話されていました。


宇和海と段畑

ジャガイモ収穫中の段畑



収穫を控えたジャガイモ

「見える化」周知

  • 撮影場所:愛媛県内子町
  • 撮影日:令和8年4月20日

 愛媛県内の道の駅「内子フレッシュパークからり」は、内子東自治センターにおいて、提携生産者約200名を対象とした定期総会を開催しました。
 総会に先立ち開催された講習会では、内子町から「農薬の安全使用に関する講習」及び「内子町特別栽培農産物促進事業補助金」について説明が行われたほか、愛媛県拠点からは、農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」について紹介しました。

 出席した生産者は、配布された「見える化」のパンフレットや愛媛県内の取組事例を用いた説明に熱心に耳を傾けていました。


愛媛県拠点からの説明

会場の様子

お問合せ先

愛媛県拠点
〒790-8519
愛媛県松山市宮田町188 松山地方合同庁舎
代表:089-932-1177

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