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中国四国農政局について トップ
【目次】
関係者によるテープカット 浜田知事の挨拶
3月24日、国内唯一のオリーブ専門研究機関である香川県農業試験場小豆オリーブ研究所及び小豆農業改良普及センターの完成式典が行われました。式典において浜田知事は「これまで以上に地域に開かれた施設として、オリーブ研究や農業振興の拠点となるよう努めていく」と挨拶し、五所野尾県議会議長からは「県内オリーブ産業の振興やオリーブオイルの高品質化を牽引することを期待している」と祝辞がありました。式典終了後、窪田研究所長から小豆島オリーブの素晴らしさを発信する展示室、官能評価室、超小型少量搾油機を備えた搾油室の説明が行われました。官能評価室は、国際オリーブ理事会(IOC)の基準を満たした官能評価ブースを備え、官能評価の国際的な認証取得を目指しています。【関連URL】
収穫前のたけのこ 収穫作業の様子
竹かんむりに旬と書いてたけのこ、春の訪れを告げる山の幸の一つです。県産たけのこの生産量(平成28年産)は1,473トンで全国第6位。三豊市、まんのう町が主な産地で金比羅さんの近くで穫れるため「こんぴらたけのこ」の名で知られています。今年のたけのこの出荷は2月25日に始まり、4月にピークを迎えます。JA香川県宝山集荷場によると、今年の三豊市山本・財田地区で収穫されるたけのこは、表年に加えて夏場の雨に恵まれ、前年産に比べて200トン多い600トンの出荷を見込んでいます。同地区で穫れたたけのこは、主に関西の市場へ出荷しています。【関連URL】
北池農政局次長のあいさつ 真剣なまなざしの農大生
中国四国農政局は3月15日(水曜日)、香川県高松市において「新規就農者の育成・定着に向けて」をテーマに「一日農政局in高松市」を開催しました。前半は30~40代の若手農業者から、就農までの経緯や苦労した点、今後の経営展望、行政や関係団体への要望等についてヒアリングしました。後半は、県立農業大学校を卒業し4月から農業法人に就職する学生から、女性の視点から見た農業の魅力、農業を行う上での不安とその解消法、ネット販売のメリット・デメリット、良い農地の見つけ方等の質問が出され、先輩農業者が実体験に基づいた回答を行うなど、活発な意見交換が行われました。また、オリーブ牛の生みの親である小豆島の石井さんから、若い農業者が持続可能な農業を行うためには、人と人とのつながり、地域における信頼関係の構築が大切とのコメントがあり、出席者は真剣なまなざしで聞き入っていました。【関連URL】
食堂前で被災地支援をPR 食堂の様子 福島県産米を使った定食 福島県産米のお弁当を食べる職員
香川県拠点では、3月9日、東日本大震災復興に向けた福島県産米の消費拡大推進の一環として、高松サンポート合同庁舎食堂「コルネット」のご協力をいただき、「食べて応援しよう!」に取り組みました。当日は、食堂及びお弁当に福島県産コシヒカリを使用し、多くの皆様に食べていただきました。食事に訪れた職員からは「粘りがあっておいしい」など好評で、引き続き復興支援に協力していきたいとの声が聞かれました。【関連URL】
一面のレタス畑 順調に生育している春レタス
春レタスが順調に生育しています。香川県産春レタスの作付面積(平成28年産)は151ヘクタールで全国第6位、観音寺市、三豊市、善通寺市が主な産地です。今年の春レタスは、前作の冬レタスが天候不順のため収穫が遅れ、定植が例年より遅くなりましたが、2月下旬からの気温上昇により生育は例年並みに回復しています。香川県産レタスは「らりるれレタス」ブランドで、県内をはじめ関東や関西の市場にも出荷されます。【関連URL】
今回授与されたトロフィー 高尾社長(左)と加藤地方参事官
本年1月にパリで開催されたイベント「OLIO NUOVO DAYS」のオリーブオイルコンテストにおいて、小豆島産のオイルが1位に輝きました。このイベントは、世界各地のオリーブオイル(新油)を使ったレストラン・イベントで、スペイン、イタリア、ギリシャ、チュニジアなどから全21品が参加しました。パリの料理学校ル・コルドン・ブルーのシェフらによる審査の結果、昨年秋に小豆島で収穫したルッカ種100%の(株)高尾農園のオイルが最高評価を獲得しました。高尾社長は「現在はほぼ全ての農地を香川県農地機構を通じて借り入れているが、十数年前にオリーブ栽培を始めた頃は荒廃園の開墾で苦労しました。また、当社では、IOC(国際オリーブ理事会)の規定に基づくエキストラバージンオイルの認証を毎年受けており、今後も高品質なオイル生産に取り組んでいきたい」と力強く語られました。
窪山室長による説明 集会の様子
香川県農業会議、香川県農業経営者協議会及びかがわ農業経営者組織ネットワークは2月9日、マリンパレスさぬきにおいて、第27回香川県農業経営者研究交流集会を開催し、県内の認定農業者など約130名が参加しました。集会では、農林水産省経営局保険課窪山保険数理室長から収入保険制度について、高松国税局課税部消費税課から消費税の軽減税率制度について、それぞれ説明がありました。参加者からは、収入保険制度について「作業受託、市民農園収入は対象収入に含まれるのか」「販売先の倒産に伴う収入減少は補償の対象になるのか」などの質問が出されました。
説明会の様子 加藤地方参事官あいさつ
香川県農業共済組合は2月9日、高松支所管内の収入保険制度に係る関係団体説明会を開催し、高松市、三木町、JA香川県から約30名が参加しました。この説明会は、県農業共済組合が各地域の関係機関・団体と連携して制度の普及推進を図るため、県内6支所で開催しています。説明会では、田中組合長理事、加藤地方参事官のあいさつの後、齋藤収入保険課長から「収入保険制度の概要と普及・推進」について説明がありました。参加者からは、「オリーブオイルは対象収入に含まれるのか」「保険金支払い終了後、残余の掛金の扱いはどうなるのか」などの質問が出されました。
開庁式の様子 テープカットの様子 高松サンポート合同庁舎(手前が南館) 旧庁舎の前で記念撮影
中国四国農政局香川県拠点は、高松サンポート合同庁舎南館の完成に伴い、12月19日に移転しました。同日午後には、南館と北館に入居する20官署のほか香川県知事など関係者が出席し、開庁式が開催されました。新庁舎は、四国地方にある国の行政機関を集約するとともに、広域防災活動に必要な性能・機能が確保され、大規模災害発生時には政府の現地対策本部が設置されます。また、15日には旧庁舎の退庁式を行いました。昭和59年に香川食糧事務所として建設された庁舎の前で、OBと共に記念撮影を行いました。
役場前のひまわり 寒空に咲くひまわり
まんのう町では、特色あるまちづくりの一環として「ひまわりの里づくり事業」に取り組んでいます。今年は11月19日に開催された第41回全国育樹祭に合わせて花を咲かせるため、9月にまんのう町役場前に種をまきました。ところが天候不順から開花が遅れ、12月に入り咲き揃い始めました。県内は12月4日に初雪を観測しましたが、寒さに負けず咲いた鮮やかな黄色のひまわりは、多くの人々を楽しませています。
大地と語り合う会の皆さん カフェで選定証を授与 五郷里づくりの会の皆さん 近くの古民家で意見交換
香川県拠点では、「中国四国農政局『ディスカバー農山漁村の宝』」に選定された大地と語り合う会(三豊市)と五郷里づくりの会(観音寺市)を訪問し、加藤地方参事官から選定証の授与を行いました。大地と語り合う会では、国内では珍しいボイセンベリー(アントシアニンやビタミンを豊富に含む木イチゴの一種)の栽培に取り組み、加工品として販売するほか、今年新たにカフェを開設し地域での交流を進めています。五郷里づくりの会では、かつて地域のあちこちで見られた水車の復活、ソバ打ち体験や里山歩きツアーなど、地元の自然や農産物を活用したイベント等に取り組んでいます。【関連URL】
坂井農政局長の挨拶 表彰状の授与 各賞受賞者と記念撮影 大臣賞受賞者による実演
12月2日、高松市のサンメッセ香川で開催された「全国年明けうどん大会2017inさぬき」(主催:香川県ほか)の会場において、平成29年度「さぬきの夢」うどん技能グランプリ表彰式が行われました。本グランプリは、「さぬきうどん品評会」(昭和54年度~)、「さぬきうどん技能グランプリ」(平成14年度~)を継承し、今年で39回目となります。坂井農政局長から農林水産大臣賞等の授与が行われ、その後、大臣賞受賞者によるうどん打ちの実演が行われました。また、会場では全国のご当地うどんの食べ比べのほか、小麦の石臼挽き体験やさぬきうどん手打ち体験などのイベントが行われ、2日間で4万2千人の来場者で賑わいました。【関連URL】
講義の様子 防護服の着脱訓練の様子
香川県拠点は11月6日、特定家畜伝染病対策に関する机上防疫演習を行いました。この演習は、高病原性鳥インフルエンザ等の特定家畜伝染病が発生した場合に、迅速かつ的確な初動対応に備えるもので、香川県農政水産部及び健康福祉部から講師を招き実施しました。演習では、発病時の防疫体制や作業内容、防護服の着脱方法を習得しました。
開始早々から長い行列 うどんをようやくGET! 大正時代のうどん(左)と近未来のうどん
11月3日、坂出市の製粉工場で「さぬきうどんタイムカプセル」と題するイベントが行われました。このイベントは、県産小麦さぬきの夢2009の普及とさぬきうどんの文化を広めるために毎年開催されており、さぬきの夢を石うすで挽いた「大正時代」のうどんと、さぬきの夢とはだか麦をブレンドして健康性にも配慮した「近未来」のうどんの食べくらべなどが行われました。午前10時のイベント開始前から長蛇の列ができ、来場者は2種類のうどんの写真を撮りながらじっくりと食べ比べていました。うどんは1杯100円で合計2,000食を販売しました。会場では「懐かしい」「体に良さそう」などの声が聞かれました。
幼稚園児による演奏 新米のおにぎりでPR 松原シェフとおいでまいPR大使
11月1日、高松市の壱番街前ドーム広場で「おいでまい新米発表会」が行われました。あおば幼稚園鼓笛隊による演奏で始まり、香川オリーブガイナーズの選手や園児らが新米のおにぎりを頬ばり、おいでまいの魅力をアピールしました。またステージでは、高松国際ホテルの松原シェフによる「おいでまいクッキング」、おいでまいPR大使による「おいでまいトーク&新米じゃんけん大会」で大いに盛り上がりました。
交流会の様子 情報交換の様子
香川県は10月26日、高松国際ホテルにおいて「次代の農業をリードするアグリレディ交流会」を開催し、県内の女性農業者16名が参加しました。交流会は、各地域で農業に取り組む若手女性農業者とこれを支えるベテラン農業者の交流を広げ、ネットワークを作ることを目的としています。交流会では、女性農業者が育てた農産物を使ったホテル料理長の特別メニューを楽しみながら、食材への思いやお互いの課題等について情報交換を行いました。
クイズに参加する子ども達 大人もクイズに挑戦 イノシシの丸焼き
10月21日、善通寺市主催の「農商工夢フェスタ2017」が五岳の里市民集いの丘公園で開催されました。香川県拠点では食や農林水産業、食文化(和食)等に関するパネル展示やパンフレット配布を行うとともに、野菜の花当てクイズを実施しました。多くの子ども達は、オクラやゴーヤの花はよく知っていましたが、マンゴーやアスパラガスの花には首をひねり、「こんな花が咲くんだ」と感心した様子でした。大人の参加者からは、「ごぼうの花を初めて見た」、「ピーマンとミカンの花はよく似ている」などの声が聞かれました。また、会場では市内の山で捕獲されたイノシシの丸焼きやイノシシ汁、イノシシカレーが用意され「軟らかくて美味しい」、「体が温まった」と大盛況でした。
茂中さん(右)に感謝状を授与 茂中さんご夫妻と加藤地方参事官
農林水産省では、毎年10月18日の「統計の日」に、農林水産統計調査に協力いただいている方に農林水産大臣の感謝状の授与を行っています。香川県拠点では、本年度は農業経営統計調査や漁業統計調査等の協力者26名の方に農林水産大臣名の感謝状をお渡しするとともに、農業経営や農林水産行政等についての意見交換を行いました。木田郡三木町で水田を経営する茂中正行さんは、25年にわたり農業経営統計調査に協力していただいており、香川県オリジナルの水稲品種「おいでまい」の栽培方法や今後の見通し等について意見交換を行いました。
担当者による説明 親子でおにぎりを作る様子 完成したおにぎり 完成したおにぎりを前に親子でポーズ
高松市農産物ごじまん品推進協議会は、10月17日に高松市の木太幼稚園において、香川県産米を使った「親子おにぎり教室」を開催しました。香川県拠点担当者から「食生活指針」について説明した後、食生活改善推進員による実技講習を受けて「あんぱんまん、苺型おにぎり、パッカンおにぎり」の3種類のおにぎりづくりに挑戦しました。親子で協力しながら、玄米の粉を混ぜ合わせたご飯に、黒豆、魚肉ソーセージ、ミニトマト、塩昆布をのせ、それぞれ個性のあるあんぱんまんの顔を作るなど、とてもかわいいおにぎりが完成しました。園児からは「上手にできた」「かわいい」と歓声があがり、また、保護者からは「子供と一緒に作ることが出来てよかった」などの感想が聞かれました。
おいでまいの収穫風景おいでまいシンボルマーク(JA香川県登録商標)
香川県のオリジナル品種「おいでまい」の収穫が始まりました。「おいでまい」は、暑さに強く高品質・良食味のお米として県農業試験場が開発し平成25年にデビュー、(一財)日本穀物検定協会が実施している「米食味ランキング」において、四国初の最高ランク「特A」を獲得しました。また、「おいでまい」の栽培技術を習得し、新たに「おいでまい」の栽培を始める農家に対する指導や栽培技術の普及を行う「おいでまいマイスター」は、現在33名の方が認定されています。
ほ場の全景 満開の花
まんのう町島ヶ峰地区では、そばの花が満開を迎えています。同町では、平成15年度からグリーンツーリズム事業の一環として町内外の住人の参加によりそばの作付けを行っています。今年4月には、「島が峰の原風景を守る会」が発足し、地元の有志と地域おこし協力隊員が新たに50アールの耕作放棄地をそば畑に整備し、地域振興を兼ねた農地の有効活用を図っています。収穫は、10月下旬に行う予定です。【関連URL】
定植後のブロッコリー畑 定植されたブロッコリーの苗
香川県特産のブロッコリーの定植が現在最盛期を迎えています。県産ブロッコリーの作付面積(平成28年産)は1,070ヘクタール、北海道、埼玉県に次いで全国第3位で高松市、坂出市、観音寺市、三豊市において栽培が盛んです。JAの農作業支援制度の充実や初期投資が比較的低いことから、作付面積はこの5年間で約300ヘクタール増加しています。栄養価が高く彩りの良さから人気があり、県内はもとより関東や関西の市場に出荷されます。
会場の様子 香川県拠点担当者による説明
香川県農業再生協議会は9月13日、ホテルパールガーデン(高松市)において、「経営所得安定対策等担当者会」を開催しました。この会議には香川県、県内各市町、農協などの関係者約100名が参加しました。中国四国農政局香川県拠点からは、平成30年度予算概算要求の内容について説明を行いました。また、香川県からは平成30年以降の米の需給調整について、香川県農協からは水稲生産販売の取組方針について、それぞれ説明が行われました。参加者からは、水田フル活用ビジョンの使途や営農計画書の様式に関する質問・要望が出されました。
調査基点の選定 もみ数の計測(左が専門調査員)
香川県拠点は8月25日、生産統計専門調査員に対する現地研修を行いました。現在、農林水産省では、統計調査のアウトソーシング(外部化)を進めており、生産統計専門調査員は、水稲の刈取調査や畑作物の作付面積・生育状況の現地調査等を行います。今回の研修では、担当職員が同行し、水稲の収穫量の調査方法や注意点等について指導を行いました。【関連URL】「専門調査員の募集について」 (農林水産省ホームページ)
意見交換会の様子 龍参事官補佐による説明
7月26日、オークラホテル高松において、農林水産省主催の「香川県農業経営者協議会会員との意見交換会」を開催しました。この意見交換会は、将来の稲作を担う先進的な農業経営者の方々と平成30年産に向けた米政策の見直しについて意見交換を行うもので、香川県農業経営者協議会から19名が参加しました。出席者からは、過剰作付県の動向、耕畜連携助成及び収入保険制度などについて意見や要望が出され、活発な意見交換会となりました。
会場の様子 加藤地方参事官による説明
中国四国農政局香川県拠点は、7月12日に開催された第17回かがわ農業経営者組織ネットワーク通常総会に参加し、GAP(農業生産工程管理)をめぐる情勢について説明を行いました。当日は、香川県内の認定農業者など約70名が集まり、収支決算や事業計画の承認が行われたのち、新たな役員が選任されました。総会に引き続き行われた研修において、香川県農政水産部の望月次長による「農政改革の動向について」説明の後、加藤地方参事官からGAPについて説明を行いました。 研修終了後は会場を移し、地域農業のリーダーとして活躍する会員らと活発な意見交換を行いました。
稚魚成長・豊漁祈願の神事 園児と一緒に放流 海上放流に向け出港
7月12日、香川県水産振興協会などが主催する第48回放魚祭が香川県土庄町内で行われました。放魚祭は、県民に稚魚愛護の啓発と水産資源の保護培養を図ることを目的として、県内の水産関係者などにより地域持ち回りで毎年行われています。今年の放流会場となった土庄東港では、たくさんの大漁旗で彩られるなか、マダイ、ヒラメやメバルの稚魚合わせて9千尾を土庄幼稚園の園児が「大きくなってね」と願いを込めながら放流しました。その後、大漁旗を掲げた地元漁船が出港し、海上での放流も行われました。
自作のお弁当の数々 自作のお弁当を食べる職員 シートを広げて公園で食事 愛妻弁当をほおばる職員
中国四国農政局香川県拠点では、食育月間(6月)の取組の一環として、職場近くの高松市中央公園で「弁当の日」を実施しました。当日は、汗ばむ陽気でしたが、木陰には爽やかな風がそよぎ最高のお弁当日和となりました。いつも以上に豪華な自作弁当の職員、いつもはうどんなのに特別にお願いして作ってもらった愛妻弁当の職員、いつもどおりのコンビニ弁当の職員など23名が集まりました。食事中は食材の話から、単身赴任中の食事面での苦労話など会話も弾み、普段とは一味ちがうお昼休みとなりました。
会場の様子 挨拶を行う大角大臣官房審議官 WEB会議による質疑応答の様子
中国四国農政局は6月15日、サンポートホール高松において「農業競争力強化支援法」四国ブロック説明会を開催しました。説明会は、本年5月に成立した農業競争力強化支援法の概要や関連施策について関係者に広く周知することを目的に開催し、農業関係者など約90名の参加がありました。当日は、6月5日に行われた全国説明会の模様を上映した後、会場と本省を結んだWEB会議により質疑応答を実施しました。【関連URL】 「農業競争力強化支援法」中国・四国ブロック説明会の開催について(プレスリリース)
満濃池の様子 神野神社本殿での式典満濃池世界かんがい施設遺産登録の石碑 (ユル抜きの際に水面に現れる渦と弘法大師が刻まれています) 放水口からあふれる水
6月15日、香川県満濃池土地改良区が主催する恒例の「満濃池のユル抜き」が行われました。神野(かんの)神社本殿では、浜田香川県知事や坂井農政局長ら関係者が玉串を捧げ、今年の豊作を祈願しました。その後、満濃池が世界かんがい施設遺産に登録された記念として建立した石碑の除幕式が行われました。正午ちょうどに池のユル(取水栓)が抜かれると、放水口から豪快に水があふれ、大勢の見物客から歓声があがりました。満濃池のユル抜きとせせらぎは、環境省の「残したい日本の音風景100選」にも選ばれています。
会場の様子 小麦の鑑定試料(さぬきの夢2009) 鑑定の様子 分析の様子
中国四国農政局は、香川県拠点において平成29年度第1回農産物検査程度統一会を開催しました。程度統一会は、農産物検査員の検査技術の維持・向上を目的に開催しており、県内の登録検査機関から指導的な検査員24名が参加しました。会では、農政局担当者から、本年産の検査にあたっての留意事項や分析技術についての説明、玄米や麦の鑑定、分析実習などが行われ、参加者は真剣な表情で取り組んでいました。参加者は、今後所属する登録検査機関の検査員に対し、今回の内容を周知、指導していくこととしています。 【関連URL】 「米麦の農産物検査」(農林水産省ホームページ)
摘み取り作業 摘み取った生葉 作業所の様子
6月5日、新緑の季節を迎えたさぬき市大川町の山間で、桑の葉の摘み取り作業が始まりました。この地域においても、昔は養蚕が盛んでしたが、時代が移り桑園の手入れができなくなると、野生のサルの出没が増え問題となっていました。平成19年、地元のJA女性部が中心となって、桑の葉を茶に加工することを発案。JAが保有する桑園約1.3haの生葉をお茶に加工しJA直売所で販売を始めましたが、売れ行きは伸び悩んでいました。平成26年、高松市の茶の取扱業者が「さぬきマルベリーティー」として販売したところ、マスコミ等で取り上げられ、知名度も向上しました。JA女性部の桑加工研究グループ(会員数41名)では、今年もたくさんの桑の生葉の収穫を行いました。【関連URL】 茶の取扱業者「西森園」ホームページ
JGAP指導員、GAPの産地リーダー養成研修の合格証 レタス栽培の様子(平成28年12月中旬) 予冷庫内の様子(天井の蛍光灯は樹脂皮膜の飛散防止形) 大平さん御夫妻
香川県拠点では、GAPに取り組む生産者との意見交換を行いました。GAPは、農業において食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための、生産工程管理の取組です。「GAPをする」ことにより、適正な農業経営管理が確立し、従業員の責任感・自主性の向上や生産・販売計画の立てやすさ、資材の不良在庫の削減等を実現できます。観音寺市の大平やさい(株)では、自社で「GAP認証をとる」のに先立ち、大平社長はじめ計4名がJGAP指導員の資格を取得しました。GAPの普及に当たっては、各地で高い水準で指導できる人材の育成確保を図り、指導体制を確立することが課題となっています。(JGAPとは)(一財)日本GAP協会が策定した日本発のGAP認証。審査に合格すれば、自らの産品にJGAP認証マークを記載することができる。平成28年からJGAP Advance、JGAP Basicの運用を開始。【関連URL】 日本GAP協会 HP http://jgap.jp/
黄金色に実ったはだか麦 収穫作業の様子 収穫作業の様子
香川県内では、はだか麦の収穫が始まりました。県内では、水田の裏作として古くから麦の栽培が行われており、平成28年産はだか麦の作付面積は831ヘクタール、収穫量は2,040トン(全国第2位)です。生産者の話では、「生育は順調で、平年並みの収穫量が期待できる。」とのことです。 収穫されたはだか麦は、主に味噌や麦茶の原料として利用されます。
紫色に色づくダイシモチ 黄金色のイチバンボシ ダイシモチ(手前)とイチバンボシ(奥)
香川県内では各地で麦が作られていますが、善通寺市等ではもち麦の生産が盛んです。もち麦は、アミロース含有率の低いもち性の大麦(はだか麦)で、β-グルカン(水溶性食物繊維)を多く含みます。善通寺市では主にダイシモチとキラリモチの二種類が栽培されています。
麦秋といえば黄金色の畑を思い浮かべますが、ダイシモチの穂は紫色に色づき、畑一面が紫色に染まります。この時期は、作付けの多いイチバンボシ(はだか麦)等の黄金色とダイシモチの紫色のほ場があちこちに見られます。これらの麦の収穫は、間もなく5月中旬頃から始まります。
加藤地方参事官による講演 会場の様子
中国四国農政局香川県拠点は、4月21日に開催された第36回善通寺市農業経営者協議会通常総会に参加し、収入保険制度について講演を行いました。
当日は、善通寺市内の農業経営者、農業委員など約40名が参加し、加藤地方参事官から、収入保険制度の概要と導入に向けたスケジュール等についての説明を行いました。
参加者からは「麦作については、捨て作りかどうかの判断が難しいのではないか」、「大地震や豪雨など大規模災害が発生した場合は、どのような対応となるのか」などの質問が出されました。
総会終了後は会場を移し、大阪や静岡から移住しキウイフルーツやにんにく生産に取り組む若手農業者等と活発な意見交換を行いました。
満開のももの花
ももの花
香川県内のももが開花最盛期を迎え、園地は鮮やかなピンク色に染まっています。
香川県のももの作付面積は185ヘクタール(平成28年産)で全国第8位です。丸亀市、三豊市などで、「日川白鳳(ひかわはくほう)」、「清水白桃(しみずはくとう)」、「あかつき」など多様な品種が栽培されています。
なお、ももの収穫は、例年5月から9月に行われます。【関連URL】(JA香川県ホームページ)http://kw-ja.or.jp/rarirure/kudamono/momo/
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