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中国四国農政局

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    フォトレポート(島根県)令和2年度

    県域拠点が携わった農林水産施策(会議、イベント等)や農山漁村の風景などを紹介しています。

    2月

    しまね農業女子研修会及び意見交換会

    • 撮影場所:島根県松江市
    • 撮影日:令和3年2月8日

    おかやま農業女子 森安氏、藤井氏
      おかやま農業女子 森安氏、藤井氏

    意見交換会の様子
      意見交換会の様子

      令和3年2月8日、しまね農業女子は島根県拠点で研修会と意見交換会を開催しました。

      研修会は、先進的な取組を行うおかやま農業女子から2名の講師を招き、その活動状況や自主的な取組に至った経緯等について、講演いただきました。

      意見交換会は、しまね農業女子が令和元年6月に結成され、現在メンバーが23名と拡大したため、改めて個々のメンバーが今後どういう活動を行っていきたいか等を話し合いました。講師のおかやま農業女子の方からのアドバイスも受けながら、活発な意見が交わされ、参加したメンバーからは有意義な意見交換であった。今後の活動に活かせる等の声が上がっていました。

      なお、研修会及び意見交換会はZoomも併用し、会場に集まることのできないメンバーも参加しました。しかしながら、音声が途切れる等の障害が発生し、今後開催に当たっては課題、改善点となりました。

    12月

    「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」奨励賞授与式(山王寺本郷棚田実行委員会、障害者支援施設 太陽の里、永田集落農地・水保全管理活動組織))

    • 撮影場所:島根県雲南市、出雲市、安来市
    • 撮影日:令和2年12月21日、23日、25日

    山王寺本郷棚田実行委員会の皆さん
      山王寺本郷棚田実行委員会の皆さん

    太陽の里 藤井施設長(左)、矢野事業課長(右)
      太陽の里 藤井施設長(左)、矢野事業課長(右)

    仙石会長(前列左2人目)と永田地区活動組織の皆さん
      仙石会長(前列左2人目)と永田地区活動組織の皆さん

      島根県拠点は、令和2年12月21日に山王寺本郷棚田実行委員会(雲南市)、23日に障害者支援施設太陽の里(出雲市)、25日に永田集落農地・水保全管理活動組織(安来市)に「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」の奨励賞授与式を行いました。

      山王寺本郷棚田実行委員会では、平成18年から、「田植えコース」、「稲刈りコース」、「収穫祭コース」の3コースの「田んぼの学校」を開催しています。地域の方々と共に、家族のみんなで楽しく農作業を行い、学びと遊びの場を提供することで数多くのリピーターが出ています。

      また、棚田保全のためにトラスト会員を募り、その資金で耕作放棄地の利活用を図っています。

      障害者支援施設太陽の里では、平成20年から、施設利用者と職員で構成される「せわやき隊」が農家や、地元の営農組合などからの作業を受託しています。「せわやき隊」の活動は、地域の農業者からも喜ばれ、頼りにされることが利用者の自信ややりがいを感じることにつながっているとのことです。

      永田集落農地・水保全管理活動組織では、中山間地域にある永田集落を次世代へ引き継ぐため、全住民参加型の集落保全活動を行っています。特に、畦畔へのシバザクラや花桃の植栽は、畦畔の草刈作業の省力化や法面崩壊の防止に寄与しています。

      また、昨年コロナ禍のなかで開催できなかったシバザクラ祭りは、令和元年には交流人口3000人を達成し、集落の枠を超えた地域の活性化に大きく貢献しています。

    「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定証授与式(里山照らし隊、有限会社木村有機農園)

    • 撮影場所:島根県雲南市
    • 撮影日:令和2年12月15日

    (有)木村有機農園 木村会長(左)木村取締役(中央)
      (有)木村有機農園 木村会長(左)木村取締役(中央)

    里山照らし隊 事務局 影山氏(右)
      里山照らし隊 事務局 影山氏(右)

      島根県拠点は、令和2年12月15日、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定証授与式を行いました。島根県からは、里山照らし隊と有限会社木村有機農園が選定されました。

      里山照らし隊(雲南市)は、平成27年に設立され、独居高齢者や離農者が所有する田畑の草刈りを行う「草刈り応援隊」の活動を中心として、田植え稲刈り体験などの農村体験や森林資源を活用した炭の蓄電器の製造を行っています。

      「草刈り応援隊」のイベント参加者の過半数は県外からの来訪者であり、作業終了後は、古民家での地元主婦による田舎料理を食べながらの交流など、応援者と住民との貴重なふれあいの場が提供されています。また、農業体験なども含めると、地域外からの参加者は平成27年からの5年間でのべ700名に達しています。

      有限会社木村有機農園(雲南市)は、平成11年から環境保全型農業に取り組み、生産物に付加価値をつけるために100%米粉麺を製造し「田守り麺」として販売し販路も全国に拡大しています。

      また、県立農林大学校のサテライト校として農業体験実習や視察研修を受け入れるなどして、若い後継者が夢の持てる計画がつくれるよう支援も行っています。

    11月

    由志園アグリファームとの意見交換

    • 撮影場所:島根県松江市
    • 撮影日:令和2年11月12日

    施設を説明する渡部専務
      施設を説明する渡部専務(右から2人目)

    意見交換の様子
      意見交換の様子

    高麗人参の植替え作業
      高麗人参の植替え作業

      令和2年11月12日(木曜日)、由志園アグリファーム株式会社(島根県松江市八束町(通称:大根島))渡部専務取締役と中国四国農政局経営・事業支援部の田村部長との意見交換が行われました。由志園アグリファームでは、花き(ぼたん)や高麗人参の生産、販売を手がけるとともに、特にぼたんの観光農園として地域でも注目されています。

      意見交換では、離農に伴う耕作放棄地の増加が懸念される中、新規就農者の確保と担い手の育成、麦・そば等の生産拡大、学校給食等での地産地消の推進など、今の大根島の農業を牽引する取り組みについて紹介などがありました。

      特に新規就農者の確保では、島根県、松江地域農業再生協議会と由志園アグリファームの3者で担い手協定を締結。由志園アグリファームでは、現在、島根県立農林大学校からの研修生2名を受け入れています。

      研修生は、島根県立農林大学校を卒業後、由志園アグリファームに2年間の雇用就農をしその後、独立した自営就農者として地域の担い手として活躍することが期待されています。

      最後に渡部専務取締役からは、「小・中学生での農業体験や高校生のインターンシップの受け入れなどを通じて、農業の楽しさと農業に対する職業意識を持ってもらえるよう取り組んでいくとともに、話題性のある農業ビジネスを展開していきたい。」との話がありました。

    10月

    銀行と女性農業者の意見交換

    • 撮影場所:島根県益田市
    • 撮影日:令和2年10月8日

    合同会社農夢の中島明日香氏との意見交換
      合同会社農夢の中島明日香氏との意見交換

    合同会社農夢の施設見学
      合同会社農夢の施設見学

      令和2年10月8日(木曜日)、山陰合同銀行と女性農業者との意見交換が行われました。この日は3名の女性農業者(石橋智子氏、豊田美絵氏、中島明日香氏)と意見交換が行われ、販路拡大、今後進めていきたいこと、規格外品の活用などの課題に対し、山陰合同銀行からは商談会の案内、銀行としてこれまで取り組んできた中での事例の紹介などがありました。

      山陰合同銀行からは、「山陰の主産業は一次産業である現状から、銀行としても地域を支えるための支援が必要と考えている。これからもビジネスマッチングや関連情報の提供など女性農業者を支援していきたい」との話がありました。

    8月

    島根県立農林大学校  オープンキャンパス「緑の学園」(第1回・第2回)

    • 撮影場所:島根県大田市、飯南町
    • 撮影日:令和2年8月16日(第1回)、22日(第2回)

    メロンの巻きひげとり
      メロンの巻きひげとり

    チェーンソーで丸太切り チェーンソーで丸太切り

      島根県立農林大学校のオープンキャンパス「緑の学園」が開催され学校概要や施設の見学等がありました。

      午後からの体験学習は、職員や在校生の指導のもと、農業科(大田キャンパス)では有機、野菜、花き、果樹、肉用牛の各コースに分かれ「メロンの栽培管理」や「ぶどうの収穫・調製」などを、林業科(飯南キャンパス)では「チェーンソーによる丸太切り」、「重機の操作」などが行われました。 

      参加者からは、「ハウスの中は暑かったけど楽しかった」、「チェーンソーの丸太切りの音にビックリで緊張した」などの感想がありました。


    新規就農者との意見交換

    • 撮影場所:島根県安来市
    • 撮影日:令和2年8月6日

    施設を説明する大森氏
      施設を説明する大森氏

    意見交換する大森氏(左)と志知次長(中央奥) 意見交換する大森氏(左)と志知 農政局次長(中央奥)

      令和2年8月6日(木曜日)、島根県安来市でイチゴを栽培する大森雄介氏と中国四国農政局の志知 農政局次長との意見交換が行われました。

      大森雄介氏は、神奈川県横浜市からのIターン就農で3年目をむかえます。
      安来市では、新規就農希望者の不安をなくすため、まずは就農前の体験ツアー、研修中の住居提供、農家師匠による研修制度によるサポート体制を構築していますが、大森氏はこのサポート体制に惹かれ安来市での就農を決意されました。
      観光農園も本年3月から開園されています。本年の新型コロナウイルスの影響を受け4月~5月にかけて当初目標の売り上げから大きく減少したとのことですが、観光農園は多くの人に安来イチゴのおいしさを手軽に知ってもらえるので今後も取り組んでいきたいと話されていました。

      一方で、安来市の若手イチゴ農業者とインターネットによるイチゴ通販ショップサイト「NetBerry」を立ち上げ、農家直送のイチゴを販売するなどして安来イチゴの販売促進も進めています。

      意見交換では、販売先選定の苦労話、雇用者の確保や資材費の高騰などの課題、補助事業についての国への要望が出されました。

    6月

    「島根県立農林大学校への農業施策説明」を実施

    • 撮影場所:島根県大田市
    • 撮影日:令和2年6月17日

    加藤総括農政業務管理官による説明
      加藤総括農政業務管理官による説明

    説明を聞いている学生の様子 説明を聞いている学生の様子

      令和2年6月17日、中国四国農政局島根県拠点は島根県立農林大学校において2年生27名に「日本の農林水産業の未来に向けて(農林水産施策の概要)」の説明を行いました。

      説明では、「国内農業の現状」、「GAP」、県内の先進的な農業者やしまね農業女子等を紹介しながら施策への理解を深めてもらいました。

      学生からは、「GAPなどの話がとても分かりやすく、今まで分からなかった部分が理解でき、将来、営農指導員になれたら、農家さんにGAPを取得してもらえるよう頑張りたい。」などの感想が寄せられました。

    お問合せ先

    中国四国農政局島根県拠点
    担当者:地方参事官室
    電話:0852-24-7311(代表)