フォトレポート(島根県)令和3年度
県域拠点が携わった農林水産施策(会議、イベント等)や農山漁村の風景などを紹介しています。
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1月
なかうみファーマーズとの意見交換
- 撮影場所:島根県安来市
- 撮影日:令和4年1月20日
 WEBによる意見交換会
 会場に集まったメンバー4名
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令和4年1月20日(木曜日)、中国四国農政局鳥取県拠点と島根県拠点は、県域を越えて活動する「なかうみファーマーズ」とWEBにより意見交換を行いました。
当方からは、みどりの食料システム戦略や令和3年度補正及び令和4年度予算について説明、鳥取県拠点からは、ハウスのレンタルサービス等の情報提供を行いました。
参加した「なかうみファーマーズ」6名の方からは、産地生産基盤パワーアップ事業や畑地化への支援についての質問や、観光農園のトイレ整備や農地確保に苦慮しているなどご意見ご要望をいただきました。
当組織は、安来市や米子市でイチゴや白ネギなどを栽培する若手農家の集まりで、農家自身が自らの商品をPRし、消費者と直接コミュニケーションを取る取組を行っておられます。
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5月
「里山照らし隊」が農村景観を守る
- 撮影場所:島根県雲南市
- 撮影日:令和3年5月15日
 里山照らし隊 代表 景山邦人 氏(左)
 草刈りの様子
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令和3年5月15日(土曜日)、島根県雲南市吉田町民谷(宇山地区)において、「里山照らし隊」(本地区は令和2年度ディスカバー農山漁村の宝_地方選定)による除草作業が実施されました。
里山照らし隊」は、宇山地区の高齢者や離農者が所有する田畑の草刈りなどを、地区外の応援者と農村景観の保全(除草や森林資源の活用)に取り組むことを目的に平成27年に結成され、年々、参加者も増えています。
あいにく、今年最初の作業は、新型コロナウイルス感染症の状況を考慮して、地域内住民(約10名程度)のみで行われました。(本年度、全3回開催予定。)
主催者からは、「コロナ禍でも地区外の応援者とリアルタイムで繋がっていける取組を考えていきたい。また、地域課題の解決に向け、地区外の応援者との体験交流により、参加者が楽しみながら、農村の新しい価値を生み持続的な里山のコミュニティと風景を守りたい。」と述べておられました。今後の活動に更なる展開が期待されます。
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4月
「飼料用米多収日本一」「全国青年農業者会議2020土地利用型部門」表彰式
- 撮影場所:島根県松江市
- 撮影日:令和3年4月27日
 カンドーファーム株式会社 田尻氏(左)陰山氏(右)
 Webによる意見交換会の様子
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令和3年4月27日(火曜日)、島根県拠点において、標記コンテストの表彰式が行われました。「飼料用米多収日本一」では協同組合日本飼料工業会会長賞をカンドーファーム株式会社代表取締役 田尻一輝氏が、また「全国青年農業者会議2020土地利用型部門」では農林水産大臣賞を同社社員の陰山真氏が受賞され、中国四国農政局松岡次長から表彰状が授与されました。
表彰式終了後に行われた意見交換会には、協同組合日本飼料工業会、日本飼料用米振興協会及び政策統括官付穀物課もWebで参加し、同社のスマート農業への取組みの意識の高さ、地域農業への貢献、リーダーシップのある社員を育成していきたいという田尻代表の志など、農業に対する熱い思いを伺うことができ、たいへん有意義な時間となりました。
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「幸せ色の」シバザクラ
- 撮影場所:島根県安来市
- 撮影日:令和3年4月21日
 水を張った水田に写るシバザクラ
 道の両側を美しく彩るシバザクラ
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中国山地の山間にある島根県安来市広瀬町の東比田地区で、今年もシバザクラが見頃を迎えました。多面的機能支払交付金を活用し、平成26年から始めた水田の畦畔への植栽は、毎年面積を増やし、今では総面積1ヘクタールほどになるそうで、美しい絨毯のように広がっています。
青い空と猿隠山をバックにみるシバザクラの美しさは、地区の皆さんの、地域を守ろうとする努力と結束力の賜です。
5月中旬頃までが見頃だそうですが、4月24日(土曜日)、25日(日曜日)には、香茸ごはんと飲み物の販売もありますので、ぜひ訪れてみてください。
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お問合せ先
中国四国農政局島根県拠点
担当者:地方参事官室
電話:0852-24-7311(代表)