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中国四国農政局

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フォトレポート(島根県)令和8年度

島根県拠点が携わった農林水産施策(会議、イベント等)や農山漁村の風景などを紹介しています。

令和8年度
5月4月

令和7年度令和6年度令和5年度

5月

地元に支えられて“崎みかん”再生へ

  • 撮影場所:島根県海士町
  • 撮影日:令和8年5月19日

海士町で「崎(さき)みかん」と「蘇婆訶梅(そわかうめ、※1)」の栽培に取り組む、丹後貴視(たんご たかし)さんの農場を訪問しました。
島の最南端に位置する崎地区では、昭和30年代からみかんが生産されてきましたが、高齢化により衰退していました。丹後さんは、町が平成25年に立ち上げた「崎みかん再生プロジェクト」に応募し、島根県内の雲南市からIターン移住されました。

栽培開始当初は、瀬戸内での研修で身に着けた技術が、気候の違う海士町で通用せず、みかんの実が成り出したのは栽培5年目からだったとのこと。みかんに代わって生計を立てたのが、町の島おこしプロジェクトとして取り組まれていた「蘇婆訶梅」の栽培です。今では崎地区住民をはじめ「大人の島留学(※2)」の皆さんの応援もあって生産量が増えているそうです。梅は販路開拓も進み約半分がネット販売され、みかんは約7割が海士町で販売されており、丹後さんは「地元の方々に支えられている」と感謝のことばを述べておられました。

(※1)蘇婆訶梅は、平成16年に崎地区で植樹された梅の総称で、梅干し原料として生産されています。蘇婆訶とは”幸あれ”の意。
(※2)各地の若者たちが島根県隠岐島前地域(海士町、西ノ島町、知夫村)で暮らし、働くことができる制度です。

説明する丹後さん
農場の説明をする丹後貴視さん


そわかうめの実
潮風の当たる斜面で育つ蘇婆訶梅
島留学している田中さん
鹿児島県から島留学している
田中亜弥さんが作業を応援

みかん園の様子
約千本が植栽されているみかん園



もうすぐ収穫期!浜田市のブルーベリー園を訪問しました

  • 撮影場所:島根県浜田市
  • 撮影日:令和8年5月19日

令和8年5月19日、浜田市三隅町室谷(みすみちょうむろだに)でブルーベリー農園を経営しておられる柳青(りゅうせい)ブルーベリー庭(佐々木克晴代表)を訪問しました。

佐々木代表は、18年ほど前に会社員から転職し、室谷の棚田がある大麻山(標高約600メートル)の中腹でブルーベリー栽培を開始されました。現在、3系統30品種以上を栽培されており、6月中旬から8月末にかけて摘み取り体験(有料、40分食べ放題)が楽しめます。今後の展望として「Iターンによる新規就農者をはじめ三隅地域の事業者と連携し、集客・販売促進を図りたい。」、「農用地を有効活用し、耕作放棄地を増やさず三隅の美しい景観を守りたい。」と語っておられました。

太陽の光をたっぷり浴びて育ったブルーベリーは、甘みと酸味のバランスが抜群とのこと。自然の中で旬の味覚を堪能されてはいかがでしょうか。

【関連URL】柳青ブルーベリー庭ホームページ
https://www.ryuusei-bb.net/index.html

ブルーベリー農園の景観
ブルーベリー農園の景観(園地の一画)

色づき始めたブルーベリー
初夏に赤く色づいた実
空に向かって伸びるブルーベリー
青空に向かって伸びるブルーベリー

説明する佐々木代表
栽培方法について説明する佐々木代表



初夏の甘みをお届け、デラウェア出荷スタート

  • 撮影場所:島根県益田市
  • 撮影日:令和8年5月19日

ぶどうの栽培が盛んな益田市で、令和8年4月24日からデラウェアの出荷が始まりました。
今回訪問した株式会社LOCAL RICH 3in(ローカルリッチサンイン)では、ハウス栽培されたデラウェアの収穫や、パック詰め等の出荷作業に追われていました。
今年のデラウェアの生育は、2月は比較的暖かく、3~4月は低温傾向であったものの、大きな被害はなく概ね順調に推移し、糖度も十分に乗っているそうです。一方で、降雨量が少なく湿度も低めであったため、例年よりも果実の肥大(玉太り)はやや小ぶりなようですが、1房あたり約150グラムになるよう調整しているとのことです。
これから6月の最盛期に向け、店頭に並ぶ機会も増えていきます。ぜひ初夏の味覚として親しまれている「島根県産デラウェア」をご賞味ください。

実ったデラウェア
実ったデラウェア

出荷前の調整作業
出荷前の調整作業
収穫の様子
収穫の様子

パック詰めされたデラウェア
パック詰めされたデラウェア


4月

新茶の収穫と「わくわく島根のお茶漬けコンテスト」の募集

  • 撮影場所:島根県浜田市
  • 撮影日:令和8年4月28日

浜田市の株式会社扇原(せんばら)茶園(佐々木貴裕代表取締役社長)を訪問し、同社取締役で、しまね農業女子のメンバーでもある佐々木京子さんから話を伺いました。

扇原茶園では、JGAPを導入し、茶畑一枚一枚に番号を付けて、「いつ、どの作業を、どの程度行ったか」といった記録を細かく残しており、4月27日から摘み取りが始まった今年の新茶は天候にも恵まれ、薫り高く品質の良い茶葉に育っているとのことです。

島根県内の茶業事業体は、後継者不足により31から17へ減少しています。一方、近年は「だし茶漬け」が定着し、同社が所属している「島根県茶業振興協会」では、島根のお茶の魅力を改めて知ってもらう良い機会と考え、「わくわく島根のお茶漬けコンテスト」を開催することとしました。島根県産の茶葉から作られた緑茶、抹茶、紅茶、ウーロン茶等と島根県産のお米を使用したオリジナルレシピを募集中(5月末〆切)とのことです。詳細は、島根県産地支援課のInstagram公式アカウントをご確認ください。
【関連URL】島根県産地支援課:Instagram公式アカウント(外部リンク)
https://www.instagram.com/sanchi.shimane/
【関連URL】しまね農業女子ホームページ
https://www.maff.go.jp/chushi/nousei/shimane/nougyou_joshi.html

茶の新芽
若々しい薄緑色の新芽



茶畑と佐々木さん
扇原茶園の茶畑と佐々木京子さん

「しふく&農福マルシェ」で農福連携等のパネル展示を行いました

  • 撮影場所:島根県松江市
  • 撮影日:令和8年4月21日

特定非営利活動法人島根県障がい者就労事業振興センター(松江市、新田裕之理事長)は令和8年4月21日、いきいきプラザ島根(松江市)の1階フロアにおいて、福祉関係4事業所による「しふく&農福マルシェ」(以下「マルシェ」という。)を開催しました。この催しでは、福祉事業所の農産物・農産加工品等の販売をとおして、障がい者福祉への理解促進や農福連携の取組について周知することとし、島根県拠点からも、農福連携の認知度向上に向けたパネルを展示しました。当日は12時00分~13時00分の1時間の開催でしたが、農産物や農産加工品などを買い求める多くの来場者で盛況のうちに終了しました。

島根県拠点は、今後も5月~7月、10月~12月に開催予定のこのマルシェに合わせパネル展示を行い、引き続き島根県障がい者就労事業振興センターと連携しながら農福連携の認知度向上に向けた取組を進めていきます。

パネル展示の様子
パネル展示の様子



マルシェの様子
マルシェの様子

「スマート農業技術活用促進法」に基づく生産方式革新実施計画の認定証授与式を開催(島根県初)

  • 撮影場所:島根県安来市
  • 撮影日:令和8年4月16日

中国四国農政局は、えーひだカンパニー株式会社(安来市、川上義則代表取締役)において、「収量計測機能付きコンバイン+栽培管理システムを利用したスマート農業の取組」の生産方式革新実施計画(令和8年3月24日認定)の認定証授与式を行いました。

本計画は、スマート農業技術活用促進法に基づき、農業者等が生産性の向上を図るため、「スマート農業技術の活用及びこれと併せて行う農産物の新たな生産の方式の導入に関する計画(生産方式革新実施計画)」を立て、農林水産大臣が認定するものです。認定を受けた農業者や事業者は、金融措置や補助事業の優先採択を受けることができます。現在、全国で120計画、中国四国農政局管内では16計画が認定されており、島根県内では初の認定となります。

同社では、アグリサポート田辺(株)のサポートを受けながら収量計測機能付きコンバインと栽培管理システムの分析データに基づく適正施肥等を行うことで、品質・収量向上、収益性をアップさせ、地域内の農業者にも普及拡大を進めることとしています。同社の田邊裕子取締役は、「比田地域の農業者とともに地域農業を活性化させたい。」と語られました。

認定証の授与
杉山地方参事官から認定証の授与
を受ける田邊取締役(左)



えーひだカンパニーの皆さん
左はアグリサポート田辺の田邊氏

JAしまね東中部米集約倉庫の竣工式が行われました

  • 撮影場所:島根県出雲市
  • 撮影日:令和8年4月3日

島根県農業協同組合(JAしまね)は、国の「令和7年度産地生産基盤パワーアップ事業」と県の「令和7年度島根県しまね米広域集出荷施設整備事業」を活用した「JAしまね東中部米集約倉庫」の竣工式を行い、杉山地方参事官が来賓として参列しました。

JAしまねの竹下代表理事組合長は、「移動式ラックを備えた新倉庫の完成により、旧倉庫が抱えていた老朽化や保管効率の低下、物流面の非効率の課題解決に加え、フレコン物流への対応強化などの時代の要請にも応えられる。今後は、新倉庫の建設を契機に島根県産米の名声を高めるとともに、農業者、県、市町村と連携をさらに深め、島根県の農業の振興に着実に取り組んでいきたい。」とあいさつされました。

農林水産省は、新たな基本計画に基づき、農業の構造転換をしていくため、地域農業を支える老朽化した共同利用施設の再編集約・合理化に取り組む産地を支援しています。

祝辞を述べる杉山地方参事官
祝辞を述べる杉山地方参事官

新倉庫の内部
移動式ラックを備えた新倉庫の内部
テープカットの様子
テープカットの様子

新倉庫の外観
竣工した新倉庫の外観

お問合せ先

中国四国農政局島根県拠点
担当者:地方参事官室
電話:0852-24-7311(代表)