全国農業協同組合連合会鳥取県本部(鳥取県)「生鮮果実等を台湾等数ヵ国へ輸出」
令和元年度取組事例
香港でのすいかの販売 |
|
事業者の概要
- 所在地:鳥取県鳥取市末広温泉町724
- 代表者:県本部長 尾崎 博章
- 主な品目:生鮮果実(なし、かき、すいか、シャインマスカット、メロン)、ながいも
- 主な輸出先国・地域:台湾、香港、米国、タイ等
- 事業概要:米穀・花き・果実販売事業、農機具販売事業、生活品購買事業
輸出の取組内容
- 貯蔵施設を活用し、なし(二十世紀、新甘泉、なつひめ、あたご、王秋)を台湾、香港、米国等へ、かき(富有柿、輝太郎柿)をタイ、台湾等へ、すいかを香港へ、シャインマスカットとメロン、ながいも(ねばりっこ)を香港、台湾等へ輸出している。
- なし、かき、晩生なし、ながいも(ねばりっこ)を輸出先国の需要期に合わせて出荷することで、安定的な輸出を実現。
- 台湾向けなし等の輸出窓口を一元化し、生産者、JA、大学、行政等が一体となった取組を構築。
取組経緯
- 戦前から二十世紀梨を東南アジア中心に、40年前からかきをタイに輸出してきた。
- シャインマスカットは高付加価値品目であることから、生産者の所得向上に寄与するため輸出に取り組んだ。
- メロンは棚持ちの良い品種を東南アジア向けに輸出。海外市場での定着に向けて、輸出量の拡大に取り組んでいる。
課題と対応方法
- 輸出量の確保
輸入商社等からの強い引き合いがあるため、果物全体の需要が高いが、年々生産量が減少していることから、生産振興に取り組む。また、検疫等のリスクを生産者に負わせない輸出方式を構築している。
実績
- 輸出量
2019年:336トン、2020年:237トン、2021年:240トン - 輸出国・地域割合
台湾:54%、香港:36%、米国:7%、タイ:3%
今後の事業展開
- 新品種のなし(新甘泉、王秋等)、かき(輝太郎)の増産体制を踏まえ、需要拡大に向け輸出対応を行っていく。
- 海外需要が高く生産も伸びているシャインマスカットを冷蔵保存し、輸出先国の繁忙期をねらい輸出を拡大する。
印刷用
全国農業協同組合連合会鳥取県本部(鳥取県)「生鮮果実等を台湾等数ヵ国へ輸出」(PDF : 382KB)
お問合せ先
経営・事業支援部 輸出促進課
代表:086-224-4511(内線2668,2159)
ダイヤルイン:086-230-4258