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中国四国農政局

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    クニヒロ株式会社(広島県)「牡蠣を、日本の食文化とともに世界に届ける」

    令和元年度取組事例

    オイスタープレート
    オイスタープレート

    牡蠣フライ
    牡蠣フライ

      事業者の概要

    • 所在地:広島県尾道市東尾道15-13
    • 代表者:代表取締役  新谷  真寿美
    • 主な品目:牡蠣
    • 主な輸出先国・地域:香港、台湾、中国、オーストラリア、EU等、約10カ国・地域
    • 事業概要:生牡蠣をはじめとする生鮮魚介類の加工販売、冷凍食品及びチルド食品の製造・販売。1957年から生牡蠣の販売を開始し、現在、牡蠣の取扱量は国内トップクラス。

      輸出の取組内容

    • 冷凍牡蠣(むき身、殻付)を中心に、生牡蠣、牡蠣フライ、スチーム牡蠣等を、香港、台湾、中国、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、ベトナム、タイ、EU等、約10カ国・地域へ輸出。
    • 輸出先国が求める衛生基準を満たす為の国際的な認証であるFSSC22000の他、ハラル認証、EUHACCPも取得している。
    • 冷凍船便輸送で海外への輸送に耐え、コスト削減にも対応した「スマートオイスター」(超高圧技術を取り入れた冷凍殻付きかき)の輸出を展開している。
    • スチーム牡蠣、牡蠣フライなどの加工品は、海外では日本の食文化として需要があり、輸出が拡大している。

      取組経緯

    • 将来的な国内市場の縮小と海外へのグローバル化を見越して、2008年頃から輸出に着手した。
    • 海外販売への専門部署を立ち上げて直接販売、また各輸出商社とも包括的に取り組む等、積極的な事業展開を図っている。

      課題と対応方法

    • 現地ニーズの把握
      商社経由だけでなく、自社で直接輸出に取り組むことで、現地での商品の評価や消費動向等様々な情報を得ることができ、新商品開発へと繋げている。
    • 牡蠣を加工して食べる文化を広める
      牡蠣は、世界的には季節にかかわらず生で食べる習慣が多いが、牡蠣フライやスチーム牡蠣等、加熱して食べる日本の食文化を現地の商談、展示会等で紹介して販路を拡大している。

      実績

    • 輸出額
      2020年:3億9000万円、2021年:6億円、2022年:6億2000万円
    • 輸出国・地域割合
      香港:40%、台湾:25%、中国:15%、その他:20%

      今後の事業展開

    • インバウンド及び海外の展示会等を通じて日本の牡蠣の食文化を広めていき、加工品を含めた牡蠣商品の拡販を図っていく。
    • 国際認証の取得により、現在のアジア中心のマーケットから全世界へ輸出展開していく。

    印刷用

    クニヒロ株式会社(広島県)「牡蠣を、日本の食文化とともに世界に届ける」(PDF : 430KB)

    お問合せ先

    経営・事業支援部 輸出促進課

    代表:086-224-4511(内線2668, 2159)
    ダイヤルイン:086-230-4258