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中国四国農政局

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    オタフクソース株式会社(広島県)「日本食文化とともにソースを世界へ」

    令和元年度取組事例

    英語表記のソース
    英語標記のソース

    海外イベントの様子
    海外イベントの様子

      事業者の概要

    • 所在地:広島県広島市西区商工センター7丁目4-27
    • 代表者:代表取締役社長  佐々木  孝富
    • 主な品目:ソース、酢、粉もの関連商品等
    • 主な輸出先国・地域:韓国、米国、台湾、中国、マレーシア、欧州等
    • 事業概要:ソース、酢、たれ、その他調味料、お好み焼き関連食材などの製造、販売。

      輸出の取組内容

    • 1998年に米国のロサンゼルスに現地法人OTAFUKU FOODS,INCを開設したのを機に、本格的にお好みソース等の調味料やお好み焼き関連食材の輸出を開始。輸出先は米国をはじめ、中国、台湾、韓国、マレーシア、欧州等、世界各国・地域に拡大。
    • 2013年以降、米国、中国、マレーシアに工場の建設、台湾に販売事務所を設立し現地での製造・販売などを行っている。
    • 海外販路拡大のため、2014年に食品安全管理の国際規格FSSC22000を取得、2017年にはムスリム対応のためハラール認証を取得。
    • お好み焼きを世界に広めるため、SNSでの海外の消費者への情報発信、ベジタリアンやヴィーガン向け食品等の様々なニーズに合わせた商品開発、インバウンド向けのお好み焼き教室の開催等、様々な施策を通して普及活動を行っている。2023年のG7広島サミットにおいても広島の企業として日本食・お好み焼き文化を発信。

      取組経緯

    • お好み焼きを世界に広めることを目指して、1998年に米国へ進出。同時に社内には国際事業部を設け、本格的な海外展開に着手。
    • その後、海外需要が増加したため、アジアや欧州へも輸出を開始。

      課題と対応方法

    • 輸送コスト削減の工夫
      韓国、台湾、米国、欧州の一部の国等へは直接輸出を行い、コンテナ単位で輸出することによって輸送コストを削減している。また、地域によっては商品が届くまでに時間がかかるため自社で輸出することによってスピーディーに対応をしている。
    • 海外の規制や食文化への対応
      EU等の規制対象である肉エキスを使わないソース、ハラールに対応したソース、ベジタリアンやヴィーガンでも使用できるソース、化学調味料不使用(NO-MSG)、グルテンフリー商品等、様々なニーズに合わせた商品を開発し、販路を拡大している。

      実績

    • 輸出額
      2020年:10億7,600万円、2021年:14億5,300万円、2022年:16億7,100万円
    • 輸出国・地域割合
      韓国:27%、米国:16%、台湾:15%、その他:42%

      今後の事業展開

    • 海外市場への注力を加速するため、海外工場の建設をはじめ生産体制の強化や人材登用、開発および品質保証の充実を図る。
    • インバウンドに対して、情報、メニュー喫食機会を高め、日本食の広がりに対してパートナー企業との取り組みを深めていく。
    • 日本の食文化を現地に持ち込み、ローカル文化・基準に合わせたメニュー・商品提案を行うことにより食の多様性に貢献する。

    印刷用

    オタフクソース株式会社(広島県)「日本食文化とともにソースを世界へ」(PDF : 453KB)

    お問合せ先

    経営・事業支援部 輸出促進課

    代表:086-224-4511(内線2668,2159)
    ダイヤルイン:086-230-4258