広島県果実農業協同組合連合会(広島県)「日本の果実を世界に広めたい」
令和元年度取組事例
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事業者の概要
- 所在地:広島県東広島市河内町入野11631-13
- 代表者:代表理事会長 牧本 祏一
- 主な品目:果実(ぶどう、なし、かんきつ(レモン、はるか))、かんきつ類加工品
- 主な輸出先国・地域:香港、台湾、マレーシア等
- 事業概要:1948 年に発足。広島県産果物の生産・販売業務を行う。
輸出の取組内容
- 果物の消費拡大による生産者所得の向上、並びに生産意欲の増進を図ることを目的に、ぶどう、なし、かんきつ類、農産加工品を香港、台湾、マレーシア等に輸出している。
- コロナ禍前は現地小売店での試食販売活動や商談会への参加を進めていたが、コロナ禍によりweb商談や産地紹介動画作成の情報提供などによる取り組みを進めた。
- 台湾向け、なしなどの生産園地登録・選果施設登録・使用農薬など、相手国に合わせた対応を生産農家とともに取り組んでいる。
取組経緯
- 1931年から、温州みかん、ネーブルを満州、東南アジアへ輸出開始。
- 戦争や為替変動により、輸出を一時中断。
- 2004年から、広島-台湾の航空便就航を機に、行政の協力も得て輸出を再開。
課題と対応方法
- 品質保持
品質保持のため、緩衝材の使用など輸出用の出荷状態の工夫や日持ちしやすい品種の選定などを行っている。 - 輸入許可証の取得
マレーシア向けレモンについて、2015年植物検疫条件の変更から輸入許可証の取得が必要となり、輸出が一時中断していたが、県等関係機関の協力を得て許可証を取得し、2018年から輸出を再開。
実績
- 輸出額
2020年:407万円、2021年:541万円、2022年:769万円 - 輸出国・地域割合
香港:55%、台湾:33%、マレーシア:7%、その他:5%
今後の事業展開
- 広島県産果物の販路の一つとして、引き続き海外販路の開拓を進めていく。
- 国により検疫や出荷可能品目が異なるが、各国の規制に合わせて対応しつつ、輸出国の拡大を図る。
印刷用
広島県果実農業協同組合連合会(広島県)「日本の果実を世界に広めたい」(PDF : 394KB)
お問合せ先
経営・事業支援部 輸出促進課
代表:086-224-4511(内線2668, 2159)
ダイヤルイン:086-230-4258