有限会社山本製菓(岡山県)「日本の伝統的な米菓(あられ・おかき)をスイス、中国、ドイツ等へ輸出」
令和2年度取組事例
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事業者の概要
- 所在地:岡山県赤磐市下市381-5
- 代表者:代表取締役社長 山本 高広
- 主な品目:米菓(あられ・おかき)
- 主な輸出先国:スイス、中国、ドイツ、マレーシア
- 事業概要:1958年赤磐市にて米菓の製造を開始。原材料には、良質な岡山県産の米や食材をできる限り使用。せいろ蒸し、杵つきなど伝統的製法を用い、米菓商品を製造。
輸出の取組内容
- 2017年、「新輸出大国コンソーシアム」に登録し、関係機関から支援を受けながら海外展開を目指す。
- 2018年、日本の食品輸出EXPOに出展。海外のバイヤー等と商談し、日本の味として高評価を獲得。
- 2019年、フランスで開催された商談会のジャパンパビリオンに出展し、高評価を獲得。更なるEU諸国への販路拡大を目指す。
- 2020年、「JAPAN MALL」でのオンライン商談で、新たな輸出国を獲得。
取組経緯
- 2013年、FoodEXPO香港に岡山県の勧めで岡山ブースに出展。それを契機に、スイス・中国・台湾・香港への輸出を開始。
- 2020年、「JAPAN MALL」でのオンライン商談に参加。新たにドイツ・マレーシア・フランス・スペインへ輸出を開始。
課題と対応方法
- ムスリム圏への展開
ハラール認証を取得してムスリム圏への輸出を可能にするとともに、取引先の信頼を得る。 - 食品添加物の基準への対応
相手国の規制情報を把握し、当該国で使用が禁止されている食品添加物を使用した商品は事前に除外。 - 賞味期限の延長要求への対応
包装容器の素材等を工夫し、賞味期限の延長(5カ月から10カ月)に成功。
実績
- 輸出額
2020年:420万円、2021年:600万円、2022年:450万円 - 輸出国割合(2022年)
スイス:70%、中国:15%、ドイツ:8%、マレーシア:7%
今後の事業展開
- 総売上高に占める輸出割合は8~10%となっており、今後も、この割合を維持していきたい。
- 商談会に積極的に参加し、EU諸国や東南アジア、北米への販路拡大を目指す。
印刷用
有限会社山本製菓(岡山県)「日本の伝統的な米菓(あられ・おかき)をスイス、中国、ドイツ等へ輸出」(PDF : 387KB)
お問合せ先
経営・事業支援部 輸出促進課
代表:086-224-4511(内線2668, 2159)
ダイヤルイン:086-230-4258