株式会社三幸産業(広島県)「現地小売店、展示会で試食を通じて日本食文化を世界に広める」
令和2年度取組事例
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事業者の概要
- 所在地:広島県広島市安佐北区上深川町122-3
- 代表者:代表取締役社長 世良 昭浩
- 主な品目:海産物・農産物・加工食品
- 主な輸出先国・地域:台湾、香港、シンガポール、中国、韓国、アメリカ 等
- 事業概要:だしの素、スープ、ふりかけ等海産物・農産物・加工食品の製造・販売
輸出の取組内容
- だしの素(だしパック、顆粒タイプ)やスープ、ふりかけ等を台湾、香港、シンガポール、中国、韓国、アメリカなどに輸出。
- 海外でも日本料理が親しまれてきている中で、日本料理の味の要となる「だし」の味を知ってもらうために、現地でPR活動を行う。また、試食販売を通じて、海外の消費者の声を反映させ、商品開発、販路拡大に取り組むとともに、輸出拡大のために必要な情報収集を行う。また海外の展示会にも出展を行っている。
取組経緯
- 2009年頃、海外商談会に参加したことを機に、海外バイヤーより輸出のオファーを受け、海外への販売を本格的に開始。
- 国内、現地で開催される商談会に参加し、パートナーとなる現地バイヤーとの信頼関係を構築。
課題と対応方法
- 現地業者との商談、情報収集における言葉の壁
中国語を話せる社員が現地業者との商談等に対応。 - 食品安全管理に関する要求への対応
松山工場がFSSC22000を取得。 - 国により異なる規制への対応
規制対象の原料を除くレシピに変更し商品を製造。
実績(2023年10月時点の直近1年間)
- 輸出量
だしの素(調味料):約100トン - 輸出国・地域割合
アジア圏:90%、その他(アメリカ、EU):10%
今後の事業展開
- 「だし」になじみのない食文化の国・地域向けにも輸出を拡大し、アジア地域を中心に日本のだし文化の浸透を目指す。
- 海外の子供から大人まで喜んでいただける食品を届けていくことを目指して、商品開発を行っていく。
印刷用
株式会社三幸産業(広島県)「現地小売店、展示会で試食を通じて日本食文化を世界に広める」(PDF : 413KB)
お問合せ先
経営・事業支援部 輸出促進課
代表:086-224-4511(内線2668, 2159)
ダイヤルイン:086-230-4258