フジミツ株式会社(山口県)「全世界に日本の練り製品を展開」
令和2年度取組事例
|
事業者の概要
- 所在地:山口県長門市東深川2537-1
- 代表者:代表取締役 藤田 雅史
- 主な品目:かまぼこ、かにかま、天ぷら等の練り製品
- 主な輸出先国・地域:台湾・香港・米国・シンガポール・豪州 など
- 事業概要:練り製品及びそれらを活用した加工食品の製造及び販売。
輸出の取組内容
- 2015年に台湾へ冷凍業務用かにかま、中国へ真空かにかまを含めた蒸し蒲鉾の輸出を開始。その後、日本発祥のかにかまはアジア諸国でもブームとなり、香港など他のアジア諸国へも進出。
- 2019年11月に山口県及び県内食品企業と共に中国最大の国際輸入博覧会「CIIE」に出展し、日本の伝統的な練り製品を紹介。
- 2009年にグループの全工場がISO22000を、2020年にはグループの全練り製品製造工場がFSSC22000を取得。
- 2022年に中国企業に冒認出願された自社ブランド(社名商標:フジミツ)の取り返しに成功。米国・東南アジアなど、東アジア以外へも販路を開拓。
取組経緯
- 国内市場規模の縮小、海外での健康志向の消費動向により、2010年に練り製品の輸出を始める。
- 海外における「かにかま」の需要拡大を受け、東アジアだけでなく欧米などへの輸出にも取り組む。
課題と対応方法
- 各国の消費者ニーズの相違
国毎のニーズに合わせた原材料に変更した商品を開発。 - 脱中国と輸出販売の拡大
主な輸出先国であった中国の水産物及び水産加工食品の輸入停止を受け、新しい輸出先国・地域の開拓と販売規模の拡大。
実績
- 輸出額
2021年:6,990万円、2022年:9,140万円、2023年:9,040万円 - 輸出国・地域割合(2023年)
台湾:53%、香港:44%、米国:2%、その他:1%
今後の事業展開
- 山口県などとの連携による県産品紹介や海外展示会への参加及び現地商談により、国毎の消費者ニーズを分析・把握し、輸出拡大を目指しつつ、並行して欧米などの地域への販路拡大を図る。
印刷用
フジミツ株式会社(山口県)「全世界に日本の練り製品を展開」(PDF : 432KB)
お問合せ先
経営・事業支援部 輸出促進課
代表:086-224-4511(内線2668, 2159)
ダイヤルイン:086-230-4258