株式会社シマヤ(山口県)「和食に欠かせないだしの素の輸出」
令和2年度取組事例
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事業者の概要
- 所在地:山口県周南市都町1-57
- 代表者:代表取締役社長 原田 道太
- 主な品目:だしの素、だしパック、粉末うどんスープ、レトルト雑炊等
- 主な輸出先国:東南アジア、EU諸国、東アジア、北米、オセアニア等50ヶ国以上
- 事業概要:だしの素、だしパック、粉末うどんスープ等、各種調味料の製造、販売。主力商品であるだしの素は、日本で初めて製造販売した風味調味料。国内では、56年の販売実績があり、海外へは約30年以上の輸出実績。
輸出の取組内容
- 1999年 だしの素のHACCP認証を取得、米国向け輸出体制を整備する。
- 2014年 FSSC22000認証を取得、EU諸国向け輸出体制を整備する。
- 2020年 海外向け専用PB商品として6ヶ国へ18アイテムを販売。
取組経緯
- 国内市場規模の縮小が予想されることから、海外への販路開拓を検討。
- 1996年、社内で貿易部署を設置し、地域毎のニーズを把握しながら、直接輸出を開始。
- 国ごとに販売戦略を立て、販路を開拓。
課題と対応方法
- 浸透しない商品の認知度
現地のバイヤーと協議を重ね、現地スーパーなどで地元料理への活用方法や和食料理のプロモーションを行い、認知度の向上を図る。 - 日本と異なる食品規制
現地バイヤーと話し合い、輸入可能商品の案内、又は新商品の開発により対応。 - 現地の主たる購買層に合わない販売価格
流通コストや生産コストを抑えることなどで対応。
実績
- 輸出額
2017年:32,000万円、2018年:34,500万円、2019年:36,500万円 - 輸出国割合
東南アジア:45%、EU諸国:20%、東アジア:10%、その他:25%
今後の事業展開
- 国ごとに販売戦略を立て、各国のバイヤー、販売拠点と連携し、だしの素の活用方法を提案し更なる普及につなげる。
- 「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを契機に、和食に欠かせないだしの素をPRし、新たな販路の開拓を目指す。
印刷用
株式会社シマヤ(山口県)「和食に欠かせないだしの素の輸出」(PDF : 354KB)
お問合せ先
経営・事業支援部 輸出促進課
代表:086-224-4511(内線2668, 2159)
ダイヤルイン:086-230-4258