エムケイ開発株式会社(鳥取県)「和牛肉を中心に鳥取の食材・食品を東南アジアへ輸出」
令和2年度取組事例
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事業者の概要
- 所在地:鳥取県西伯郡伯耆町大内桝水高原1069-50
- 代表者:代表取締役 河上 貴一
- 主な品目:鳥取和牛肉、アイスクリーム、梨、水産加工品等
- 主な輸出先国:タイ、マカオ
- 事業概要:鳥取県内では、大山桝水高原(天空リフト・スノーパーク等)の観光事業、特産品直売施設(大山望)や飲食店の食品事業。海外では、東南アジアへ鳥取県産食材の輸出販売事業及び外食事業。
輸出の取組内容
- 東京食肉市場でも取引される鳥取和牛肉を地元食肉事業者から買い取り、タイへ輸出。日本食レストランやホテルへ販売。
- タイで飲食店のライセンスを取得し、鳥取和牛肉、鳥取県産の日本酒や海産物等を使用した日本食レストランを展開(現在タイで6店舗)。
- 地域商社として、鳥取和牛肉のほか、アイスクリーム、柿、水産加工品等、鳥取の食材・食品を東南アジアへ輸出するとともに、商談・視察・食フェア開催に取り組み、鳥取の食材・食品の魅力を海外へ発信。
- 毎年マンダリンオリエンタルバンコクにて鳥取和牛フェアなどのイベントを行い、タイの人に鳥取和牛を知ってもらう取り組みを行っている。
取組経緯
- 2016年にタイの日本食レストランを買収するとともに、現地法人を設立。自社経営の日本食レストランで鳥取和牛肉を提供したことをきっかけに、鳥取和牛肉の輸出を開始。
- 地域商社として、タイのほかマカオへ鳥取の食材を輸出。
課題と対応方法
- 輸出量の確保及び商品供給体制
アジアでは和牛肉の評価が高いことから、輸出量を確保するため、鳥取県や地元食肉加工業者と連携を図り、輸出供給体制を整備している。また、地元食品関連事業者から様々な食材・食品を集め、現地ニーズに合致した商品供給を目指す。 - 現地の方への周知
鳥取和牛や鳥取の地名を知らない人が多いので、フェアやイベントを通してより多くの人に鳥取や鳥取の食材・食品の周知をしていく。
実績
- 輸出額
2021年:133万円、2022年:523万円、2023年:236万円 - 輸出国・地域割合(3ヶ年平均)
タイ:62%、マカオ:38%
今後の事業展開
- 「食と観光で鳥取県を元気にする」 をモットーに、鳥取の食材・食品の魅力を発信し、小口でも輸出したい事業者を束ねるような地域商社を目指す。
- タイから日本へ来る観光客が、鳥取の食を好んで食べる機会を増やし、またタイから鳥取への観光客の増加に繋げる。
印刷用
エムケイ開発株式会社(鳥取県)「和牛肉を中心に鳥取の食材・食品を東南アジアへ輸出」(PDF : 451KB)
お問合せ先
経営・事業支援部 輸出促進課
代表:086-224-4511(内線2668, 2159)
ダイヤルイン:086-230-4258