丸京製菓株式会社(鳥取県)「世界最強のどらやきプロジェクト、和菓子を世界に輸出」
令和3年度取組事例
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事業者の概要
- 所在地:鳥取県米子市旗ヶ崎2002-2
- 代表者:代表取締役社長 鷲見 浩生
- 主な品目:和菓子(どらやき、焼きまんじゅう等)
- 主な輸出先国・地域:北米(アメリカ、カナダ)、中国、香港、EU、韓国、東南アジア、豪州等 20ヵ国以上
- 事業概要:和菓子の製造販売業。1958年に創業し日本全国、世界20ヵ国以上で販売。主力商品である「どらやき」は単一工場として生産量日本一。2008年には4月4日を「どらやきの日」として日本記念日協会に登録。
輸出の取組内容
- 1996年からアメリカにどらやきの輸出を開始し、現在は、北米(アメリカ、カナダ)、中国、香港、EU、韓国、東南アジア、豪州等20以上の国・地域に和菓子(どらやき、焼きまんじゅう等)を輸出。売上全体の約20%を占める。
- 2011年、衛生の仕組みを確立するため「ISO22000」認証を取得、2013年、輸出の国際基準に対応するため「FSSC22000」認証を取得し、食品安全管理に積極的に取り組んでいる。
取組経緯
- 1995年頃、原材料を輸入しているため、為替変動による利益変動の平準化を考え輸出を検討。
- 1996年、長期保存可能な氷温技術を活用し、輸出を開始。
課題と対応方法
- どらやきの認知度向上/現地の低価格商品との差別化
1996年より「どらやき」をアメリカのオリエンタルランドにて試食販売を開始し、その後、中国、韓国などでも開始。海外でのプロモーションや試食販売を継続的に行い「どらやき」の認知度向上と併せて、当社の「和菓子」の美味しさを認知してもらうことで、低価格商品と差別化を図った。 - 各国の輸入規制への対応
国内及び、現地代理店と情報交換を行い、食品規制等の情報をキャッチし開発テーマにタイムリーに取り上げていく。
「ISO22000」認証取得、「FSSC22000」認証取得等。
実績
- 輸出額
2019年:55千万円、2020年:40千万円、2021年:50千万円 - 輸出国・地域割合(2020年)
北米(アメリカ、カナダ):40%、中国・香港:30%、その他:30%
今後の事業展開
- 大量納品に対応できる生産設備を整備し、どらやきの輸出拡大を図る。
- 現在の主要商品の品質保証期間6カ月を、1年以上にできる商品を開発し、交通網の発達していない国・地域への輸出拡大を図る。
印刷用
丸京製菓株式会社(鳥取県)「世界最強のどらやきプロジェクト、和菓子を世界に輸出」(PDF : 484KB)
お問合せ先
経営・事業支援部 輸出促進課
代表:086-224-4511(内線2668,2159)
ダイヤルイン:086-230-4258
FAX番号:086-224-7713