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中国四国農政局

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    株式会社原田食品(山口県)「ニーズに合わせたこんにゃく商品をアメリカ等へ輸出」

    令和5年度取組事例

     

    こんにゃく麵を使ったラーメン
    こんにゃく麵を使ったラーメン

    アメリカの店頭商品
    アメリカの店頭商品

      事業者の概要

    • 所在地:山口県柳井市新市2番32号
    • 代表者:代表取締役  社長  原田  敏弘
    • 主な品目:こんにゃく、くずきり、ところてん、ゼリー
    • 主な輸出先国・地域:アメリカ、香港、台湾、ニュージーランド等
    • 事業概要:こんにゃく・ところてんの製造販売。中国・ミャンマーに提携工場がある。1924年創業。

      輸出の取組内容

    • 2009年 中小機構に輸出手続きなどの支援を受けながら、カナダ・香港へ直接輸出開始。
      JETRO開催の商談会などに参加し、ニュージーランド、イギリス、アメリカ、台湾へ販路を拡大。
    • 2015年 ミラノ国際博覧会に山口県のブースで出展したことを機に、イタリアへ販路を拡大。
    • 2016年 ラーメンブームのアメリカで、小麦麺の代替としてグルテンフリーで低カロリーのこんにゃくで作られた麺が注目される。
      意匠登録をしているこんにゃく麺の形状がスープとよく絡み、高評価を得た。当社の強みを活かせることで輸出が拡大。

      取組経緯

    • 国内の人口減少による消費減少から、中小機構へ相談し海外展開を模索。
    • グルテンフリーであるこんにゃくはアメリカでニーズがあることから現地企業とこんにゃく麺を使ったレトルトラーメンを共同開発。

      課題と対応方法

    • 他社との価格競争
      消費者のニーズに合わせた商品開発をすることで、差別化
    • 消費者の調理工程の簡素化及びパッケージの改良
      パッケージのまま電子レンジで温めるだけで食べられるよう素材を変更
    • 海外の消費者はこんにゃく独特の臭いが苦手
      臭いの少ないこんにゃく麺を開発、特許を取得

      実績

    • 輸出額
      2020年:8,000万円、2021年:9,000万円、2022年:9,000万円
    • 輸出国・地域割合
      アメリカ:80%、香港:7%、台湾:5%、その他:8%

      今後の事業展開

    • さらなる輸出拡大に向け、海外のニーズに合わせた商品の開発。
    • 創業100周年を迎えるにあたり、有機栽培された果物を使用したゼリーなどの商品の開発。

    印刷用

    株式会社原田食品(山口県)「ニーズに合わせたこんにゃく商品をアメリカ等へ輸出」(PDF : 447KB)

    お問合せ先

    経営・事業支援部 輸出促進課

    代表:086-224-4511(内線2668, 2159)
    ダイヤルイン:086-230-4258

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