マルトモ株式会社(愛媛県)「感動をけずりだそう。日本のだしの可能性で世界の食卓に笑顔を。」
令和5年度取組事例
|
|
事業者の概要
- 所在地:(本社)愛媛県伊予市米湊1696番地
- 代表者:取締役社長 今井 均
- 主な品目:各種削り節、だしの素、液体調味料、チルド商品(いかそうめん等)
- 主な輸出先国・地域:北米、東南アジア、EU等
- 事業概要:鰹節、だし製品の製造。家庭用調味料のみならず、海外和食レストラン等に業務用チルド加工食品を輸出。
輸出の取組内容
- 1980年代から「花かつお、かつおパック」、「だしの素、だしパック」、「つゆ類」を北米、東南アジア他に輸出。
- アメリカ向け規制対応として1997年に対米水産HACCPを食品業界で初めて取得。
- その後も、国際的に通用する食品安全の規格であるISO22000、FSSC22000の認証を取得。
- 海外展示会での「だし」の魅力発信や、和食レストラン等に向けた「だし」のコンサルティング営業を実施している。
取組経緯
- 1986年にロサンゼルス駐在事務所を開設、本格的に輸出開始
- 1997年 対米水産HACCPを取得
- 2010年 中国上海に丸友食品貿易(上海)有限公司設立
- 2023年7月現在、ISO22000認証を全7工場で、FSSC22000認証を3工場で取得
課題と対応方法
- 各国で進化する輸入規制
欧米先進国を筆頭に各国で食品規制が進化している。国際認証のバージョンアップへの対応は元より、原材料トレースや添加物の使用可否、求められる栄養成分等に対応。関係部署と情報共有して対応を進める。
実績
- 輸出地域割合(2023年4月-9月)
北米:45%、東南アジア:20%、EU:15%、その他:20%
今後の事業展開
- 「だし」の注目度は世界各国で高まっている。国によって市場への浸透度が異なるので、それぞれの国に合わせた商品選定とメニュー提案、レシピ提案により更なる輸出拡大を進める。
- 和食の味のベースである「だし」を通じて和食文化の魅力を世界に伝えていく。
印刷用
マルトモ株式会社(愛媛県)「感動をけずりだそう。日本のだしの可能性で世界の食卓に笑顔を。」(PDF : 473KB)
お問合せ先
経営・事業支援部 輸出促進課
代表:086-224-4511(内線2668, 2159)
ダイヤルイン:086-230-4258