管内の取組 (平成30年度)
中国四国管内のイベント情報や取り組んだ事例を紹介します。
搾乳体験とバター作り体験を行いました(平成30年度農林漁業体験活動及び生産者との交流の実施)
- 日時:平成30年12月8日(土曜日)10時00分~12時00分
- 体験場所:有限会社安富牧場(岡山県岡山市北区下足守)
- 主催:岡山県立大学ガーデニングサークル
- 生産者:有限会社安富牧場
- 農林漁業体験 搾乳体験とバター作り
指導者 有限会社安富牧場
体験者 岡山県立大学 ガーデニングサークル 有志7名 - 内容
平成30年12月8日、急な寒波の襲来で当日の天候が心配されましたが、寒いながらも陽がのぞき、牛舎での体験作業にも苦のない天気となりました。岡山県立大学ガーデニングサークルの7名は、岡山市北区下足守の有限会社安富牧場で、代表取締役安富氏とスタッフの方の指導の下、搾乳とバター作りを体験しました。
(1)搾乳の前に、安富氏から牧場の牛舎で酪農について説明を受けました。
学生からは設備等についての質問があり、丁寧に回答して頂きました。
![]() 牛舎に向かう体験者 全員が防疫のため靴にカバーをつけています。 |
![]() 酪農全般について説明を行う安富氏 |
(2)牛舎内のパーラー(搾乳室)に移動し、手で搾乳を行いました。
手搾り体験は、おとなしい牛で行いますが、牛がストレスを感じないよう7分間くらいが限度です。
通常、搾乳は搾乳機を用いて朝夕の2回行います。
![]() パーラーで搾乳についての説明 |
![]() 搾乳の注意点についての説明 |
![]() パーラーに入っている乳牛と搾乳の様子 |
![]() 手による搾乳 |
(3)搾乳の後は子牛の育成場に移動し、ホルスタインの子牛等を見学しました。
育成場での質疑応答では、学生から乳牛と肉牛の違い等について質問があり、安富氏から餌の違いや飼育方法の違いなどの説明がありました。
(4)牛舎での体験が終了した後、牧場内のアイスクリーム工房に隣接する店内で、バター作り体験を行いました。
工房スタッフの方から指導を受け、生クリームを加えた牛乳が入ったペットボトルを約10~15分振り、バターを作ることができました。バターはその場で試食を行いました。
![]() バター作りの様子 |
![]() 出来上がったバター |
搾乳体験とバター作り体験を終え、学生から、「酪農経営や牛の生態について、知らなかったことをたくさん知ることができた。」、「説明が丁重で分かりやすく、小さな子どもが来ても楽しく学べると思った。」、「搾乳もバター作りも楽しみながら色々学ぶことができた。」との感想がありました。学生全員から、今後も農林漁業体験に参加したいとの声が上がり、有意義な楽しい時間を過ごすことができました。
![]() 大学生と一緒に、真面目に説明に聞き入っていた牛 |
邑久小学校でマッシュルームの収穫体験を行いました。
岡山県瀬戸内市
岡山県瀬戸内市は、平成30年11月21日(水曜日)午前中(2~3限目)、瀬戸内市立邑久小学校(瀬戸内市邑久町山田庄:神崎 卓校長)において、同校3年生の4クラス120人を対象に、「瀬戸内市の農林水産業と農業体験(収穫体験)」の授業を行いました。
地元の瀬戸内市牛窓でマッシュルーム生産を行っている「有限会社 三蔵農林」のご協力により、マッシュルームの生産の様子の講義及び収穫体験を行いました。
まず、講師である(有)三蔵農林の社員から、第一段階の堆肥製造である馬の敷きわらに稲わら、麦わらを加えて一次発酵させる工程から、マッシュルームの菌を植え付け2ヶ月後に収穫するまでの生産工程、きれいにカットしてパックする仕上げの工程を経て出荷するまでの様子を、スライドを使用して説明がありました。児童たちは興味津々に講義を受け、ブラウンマッシュルームとホワイトマッシュルームの違いなど、次々と質問をしていました。
いよいよマッシュルームの収穫体験です。小学校の駐車場に、(有)三蔵農林に準備していただいたブラウンマッシュルーム、ホワイトマッシュルームの菌床各1台を設営した収穫体験コーナーで、1クラスずつ交代しながら、マッシュルームの収穫を行いました。児童たちは、講師からマッシュルームを取るときのコツを教えてもらってから手取りし、友達と見せ合ったり、歓声を上げたりして、大人でも体験したことのない初めての収穫体験に大喜びでした。
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![]() 真剣に収穫しています |
![]() ホワイトマッシュルーム |
「食と農の大切さ伝える」あぐりスクール開校
JAえひめ南
JAえひめ南は食農教育の一環で、次世代を担う子どもたちに農業の大切さ、食の安心・安全を伝えることを目的に今年で12回目のあぐりスクールを開校しました。今年度一回目の授業では同JA管内の小学生3~6年生23人が参加しました。
5月26日、児童は三間町川之内の髙山一幸さんの水田でJA職員に教わりながら田植えを体験しました。雨の中、鮮やかな緑の苗を丁寧に植えました。9月に稲刈り体験を予定し、児童は今から植えたもち米の収穫を待ち望んでいます。
あぐりスクールでは今年度「食をつくる農を知ろう!楽しもう!」というテーマで年間8回の授業を行います。愛媛産の農作物に触れることで「食をつくる農」を伝え、児童の豊かな心を育みます。閉校式には卒業証書授与・皆勤賞表彰を行います。
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お問合せ先
消費・安全部消費生活課
担当:食育担当
ダイヤルイン:086-224-9428
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