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北海道農政事務所

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第21回拓殖大学北海道短期大学実験・実習農場公開デーが開催されました。

 拓殖大学北海道短期大学農学ビジネス学科(深川市)では、約100種類の作物を育てながら、基礎的な農業技術に加え、スマート農業に不可欠な最先端技術について実践的に学んでいます。
 同大学は、令和7年7月9日に、生産者、教育機関、農業団体、農業関連機関、同大学OB、深川市民との交流を目的として、教育内容や学生の研究活動を紹介する「実験・実習農場公開デー」を開催しました。
 実験・実習農場では、水稲、畑作、野菜等多岐にわたる農産物の栽培実証が行われており、学生らが担当圃場で実習内容や、その取組課題を説明し、参加者からの質問に答えていました。

 水稲の取組課題では、有機物の長期連用が水稲の生育・収量・品質、水田の生態系に及ぼす影響の調査を行っています。そのほか、ドローンに搭載するカメラの性能による生育診断に対する影響、米ぬかと牛ふん堆肥施用量が土壌のリン酸・カリ肥沃度に及ぼす影響等について調査が行われています。
 野菜の取組課題では、深川市の青肉メロンの立体栽培と平栽培における生育状況、果実品質、作業性の違いを比較評価する試験が行われています。
 また土壌断面調査も行われており、実習農場の一部を1m程度掘り、硬度・物理性等土壌の性質が調査されています。

 新規就農を目指す学生、親元就農を目指す学生、農業未経験の学生、北海道外出身の学生たちが、それぞれの実習に一所懸命に取り組んでいました。


撮影データ

◯撮影年月日:令和7年7月9日(水曜日)
◯撮影場所:拓殖大学北海道短期大学 実験・実習農場(深川市)


メロンの栽培について説明する生徒

メロンの立体栽培について説明する学生

メロンの立体栽培

立体栽培されているメロン

試験圃場

イネ移植栽培試験圃場

イネの有機物長期連用試験について説明する生徒

イネの有機物長期連用試験について説明する学生とその圃場

フェロモントラップ

有機区に設置されているニカメイガ捕獲用フェロモントラップ

土壌

土壌断面調査

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