新規就農者紹介(山本和範さん)
取材日:令和6年12月17日
営農情報等

氏名、年齢 | 山本 和範 さん(43) |
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地域 | 厚沢部町 |
栽培作物 | 立茎アスパラガス(ハウス5棟、16a)、玉ねぎ・キャベツ等の露地野菜(74a) |
就農年月 | 令和3年1月 |
前職 | 医薬品の研究等 |
インタビュー
Q.就農を考えたきっかけを教えてください。
学生の頃から農家になりたいという憧れを持っていました。
子供の頃から田舎での生活が長く、大学や就職後の都市での生活になじめず、北海道内での就農を検討していたところ、厚沢部町が就農を前提とした「地域おこし協力隊員」を募集していることをインターネットで見つけ応募したことがきっかけです。
Q.就農して良かったこと、苦労したこと(していること)を教えてください。
〇良かったこと
農業は楽しく、自由度が高く、試行錯誤する余地があり、やりがいがあります。
〇苦労したこと(していること)
現在は町営住宅に住んでいますが、農業をするうえで倉庫付きの空き家があれば理想的です。
その条件を満たす物件はあるものの、修繕費が高くついたり、家主と連絡がつかない物件であったりとうまくいっていません。
Q.就農時に利用した制度や支援等があれば教えてください。
- 経営開始資金(国)
- 厚沢部町の新規就農奨励金
Q.今後の展望について教えてください。
アスパラガスの収益性が高いので経営規模の拡大も検討していますが、生産資材の高騰や労働力確保が課題となっています。
Q.最後に、就農を目指している皆様へアドバイスをお願いします。
農業について何も知らずとも現地で学ぶ(教えてもらう)ことの意識をもつことが大事だと思います。
また、想像以上に経費が必要になるので自己資金を多く用意することが重要です。
更に、地区住民に受け入れてもらうには、地区の行事に積極的に出席し、率先して作業や手伝いに従事することが大事であり、コミュニケーションを取っていれば、自ずと親切にしてくれるし、色々なことを教えてくれるようになります。
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新規就農者紹介(山本和範さん)(PDF版)(PDF : 504KB)