新規就農者紹介(小山田智也さん)
取材日:令和6年10月17日
営農情報等

氏名、年齢 | 小山田 智也 さん(45) |
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地域 | 北斗市 |
栽培作物 | 長ねぎ、トマト、ほうれんそう(ビニールハウス20棟)、長ねぎ(露地65a) |
就農年月 | 令和2年2月 |
前職 | 自動車の開発エンジニア |
インタビュー
Q.就農を考えたきっかけを教えてください。
体調を壊し、転職を考えていた際、北海道の担い手不足の現状を知り、誰かがやらなければいけないと感じ就農を決意しました。
また、祖父の農地を譲り受けることができたのも理由の一つです。
Q.就農して良かったこと、苦労したこと(していること)を教えてください。
〇良かったこと
仕事は自分で全てコントロールすることができ、こだわろうと思えばどこまでもこだわれることと、自分で頑張った分だけ成果が表れることです。
〇苦労したこと(していること)
- 就農時、技術習得のため、自らでビニールハウスの設置を行ったため、夜中にまで作業が及びました。
- 集荷先に支払う手数料が高く、収入に大きな影響を与えていることです。
Q.就農時に利用した制度や支援等があれば教えてください。
- 青年等就農資金(国)
- 地域づくり交付金(道)
Q.今後の展望について教えてください。
- 現在、長ねぎの収穫は人力であるが、自走式の全自動ねぎ収穫機を導入し、面積を拡大したいです。
- 就業時から蓄積したデータ(品目別販売代金、生産量、人件費、販売手数料、日別収穫量、気温等)を活用しながら、より効率的な生産・規模拡大を目指し、地域の産業を担っていきたいです。
Q.最後に、就農を目指している皆様へアドバイスをお願いします。
就農時には初期投資が必要となることから、ある程度自己資金を貯めて覚悟を持って頑張ってください。
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新規就農者紹介(小山田智也さん)(PDF版)(PDF : 457KB)