湧別町で建設中の集中型バイオガスプラントを訪問しました
湧別町で現在建設工事が進められている、家畜ふん尿を原料とする国内最大規模の集中型バイオガスプラントを訪問し、バイオガス事業の説明を受けた後、施設内を見学させていただきました。
プラントでは、年間約80,600トン(予定)の家畜ふん尿を原料として発酵処理を行い、バイオガス、牧草畑等へ散布する液体肥料となる消化液、再生敷料を製造し、再生エネルギーとなるバイオガスを活用して発電した電力は全量販売する予定です。また、湧別町では「湧別町バイオマス産業都市構想」を掲げており、バイオガスプラントはその実現に向けた取組の1つです。
プラントは町内25戸の酪農家、JA、漁業協同組合、民間企業等により出資された「オホーツク湧別バイオガス株式会社」が運営主体となり、令和7年10月から稼働予定です。
撮影データ
◯撮影年月日:令和6年10月23日(水曜日)
◯撮影場所:湧別町
オホーツク湧別バイオガス株式会社
山川氏による事業説明の様子
バイオガスプラントの全景
原料を発酵させるメタン発酵槽
ドラムを回転させて、再生敷料を
製造するクイックコンポスター
製造された敷料を保管する再生敷料棟
発生した硫化水素を脱硫剤により
除去する乾式脱硫塔
メタンガスを利用して電気を生み出す
発電機
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