ミツバチからのおくりもの 採蜜の様子を取材しました
合同会社 酒井農園 片山穂波さんの採蜜の様子を取材しました。
片山さんは2018年から養蜂を開始し、現在6つの巣箱におよそ36千匹のミツバチを飼養していますが、越冬も含め一年を通して北見市で過ごす「定置養蜂」を行っていること、ミツバチに抗生物質を投与していないことが特徴です。
巣箱から外した巣板にはたくさんの蜜が詰まって2-3kgの重さとなりますが、遠心分離機にかけると甘い蜂蜜がとろり。令和4年初めての採蜜となる今回は、アカシアのハチミツが約100kg採取されました。
片山さんは、「越冬時期のミツバチの寿命は約160日ですが、夏、蜜を集める時期の寿命は約30日まで短くなり、一匹が一生のうち集める蜜から作られるハチミツの量は10gとも言われます。そんな蜂蜜を、できるだけ人の手を加えず、少しも無駄にすることなく消費者の方にお届けしたい、それが養蜂を始めたときからの想いです。」と語られていました。
このハチミツはろ過のみの非加熱で瓶詰めして販売されます。
撮影データ
◯撮影年月日:令和4年6月23日(木曜日)◯撮影場所:北見市(酒井農場ほ場)

巣箱の様子
巣箱のミツバチの様子
ミツバチや蜜の状態の確認

分離機に入れた巣板

分離の様子

採れたてのハチミツ
お問合せ先
北見地域拠点地方参事官室
ダイヤルイン:0157-23-4171
FAX番号:0157-23-5358