ニシン漬け


作り方
1.身欠きニシンを一晩米のとぎ汁に浸してアクを抜き、水で洗って3cm程度のぶつ切りにする。
2.ダイコンは干したものを短冊切りか乱切りにする。
3.こうじに湯を少し加えてもどす。
4.容器に身欠きニシン、塩、こうじ、野菜を交互に繰り返し重ねて、赤とうがらしを振りながら漬ける。
5.重石をし、1ヶ月くらいして味がなじんだら完成。
ダイコンは、歯ざわりがやや固めのほうがいいと言われています。干さないダイコンを使う人もいますが、3~7日間程度干したものを使うほうがおすすめ。
身欠きニシンは少なくとも一晩、できれば3~4日ほどかけて毎日水を取り替えながら戻すと、うろこが取りやすくなります。
ポイント
かつては北海道の定番の漬物
明治時代、ニシンが豊漁だった頃は、春に身欠きニシンにして保存していたものを、秋に野菜と一緒に漬け込み、冬の食料としてどの家庭でも作られ、冬の食事の柱のような扱いだったそうです。
現在はスーパーなどでも気軽に買えるようになり、自宅で漬けるという家庭は少なくなっています。
※紹介した材料やレシピは一例ですので、お好みにあわせてアレンジしてください。
引用・参考資料
・萬谷利久子監修(2015)『知っておきたい 北海道のキホン 食べよう、作ろう。道民ごはん』メイツ出版株式会社.
ニシン漬けに関連する動画
・親子3代でニシン漬け 千田 治子、千田 安枝、千田 美咲
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