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北海道農政事務所

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和食・食文化

北海道の食文化の保護・継承

「受け継ぎたい 北海道の食」レシピ本 

北海道の郷土料理、伝統野菜や産品を用いた料理を発信するレシピ本「受け継ぎたい 北海道の食」を作成しました。郷土料理の特徴や由来、食文化に関する情報を紹介しています。ぜひ、本冊子で北海道の食の魅力を再発見し、家庭での調理や食育の教材などにご利用ください。

受け継ぎたい北海道の食レシピ本表紙vol.1表紙vol.2

受け継ぎたい北海道の食レシピ本についてはこちら


「受け継ぎたい北海道の食」動画コンテスト





近年、食の多様化や家庭環境の変化等による影響から北海道の地域に根ざした伝統料理・郷土食の存在感は薄れつつあり、これら食文化の保護、次世代への継承は喫緊の課題です。
北海道農政事務所では、平成30年度より「受け継ぎたい北海道の食~そのおいしさ、技、食材の魅力~」をテーマに、動画を視聴した人が、北海道の食文化に対する関心を高め、取り上げられた料理等を食べてみたい、作ってみたい、または作り方を他の人にも教えたいと感じるような内容の動画を広く募集し、発信しています。

受賞作品動画
 表彰式
※令和元年度(第2回)表彰式は感染症蔓延防止のため実施しませんでした


北海道の伝統食

北海道は温帯気候と亜寒帯気候の境目にあり、冷涼、低湿で四季がはっきりしている特性を生かし、最大の食料供給地域として発展してきました。北海道の伝統食は、先住民族のアイヌの料理と、本州各地から移住した人々の食文化の影響を受け、地域に根差したように変化しながら残ってきました。地域に根差した伝統食は、地産地消そのもので、環境負荷が小さく、持続可能な社会につながる食文化といえます。このように、伝統食は、和食の根幹を担う大切な存在であり、健康に良いという点からも、大切に受け継いでいきたいと思います。




地域の和食文化ネットワーク北海道  会員募集中!!

農林水産省では、地域における多様な食文化の保護・継承を地域においてよりいっそう進めるため、関係者をつなぐネットワークを設置しました。
北海道地域においては「地域の和食文化ネットワーク北海道」を立ち上げ、北海道の伝統的な食文化の保護・継承に関心のある方を対象に参加者を募集しています。

本ネットワークに加入いただいた会員の皆様には、食文化の保護・継承に関する情報をメール配信しています。

地域の和食文化ネットワーク北海道の詳細、入会申込はこちら

和食・食文化

にっぽん伝統食図鑑 

にっぽん伝統食ロゴ近年、日本の多様な食文化は、海外における日本食の人気を支えており、その歴史性・健康性・持続的な側面は、海外で日本産農林水産物・食品を他国産と差別化できる強みとなっています。また、海外における健康な食生活への関心の高まりから、味噌、醤油などの発酵食品などの需要が増加し、それらの食品に関する情報を求められています。
農林水産省では、
伝統食の保護・継承及び認知拡大の推進を目的として、各地域で選定された伝統食のいわれ・歴史、地域における保護・継承の取組やレシピ等ついてデータベース化し、情報発信しています。


にっぽん伝統食図鑑(農林水産省へのリンク)


うちの郷土料理

農林水産省では、平成25年12月、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食;日本人の伝統的な食文化」の特徴である、全国各地で受け継がれてきた地域固有の多様な食文化を地域ぐるみで次世代に継承していくことを目的に、「うちの郷土料理」を開設しました。地域固有の多様な食文化を保護・継承するため、各地域で選定された郷土料理のいわれ・歴史やレシピ、また、郷土料理を生んだ地域の背景等についてデータベースを作成し、情報発信しています。


うちの郷土料理~次世代に伝えたい大切な味~(農林水産省へリンク)


SAVOR JAPAN(セイバー・ジャパン)

SJロゴ.png

海外における日本食・食文化に対する関心は、近年大きく高まっており、日本を訪れて「本場の日本食」を体験したいという外国人のニーズも高まっています。農林水産省では、地域の食と、それを生み出す農林水産業を核として訪日外国人の誘致を図る地域の取組である「SAVOR JAPAN」(セイバー・ジャパン)を推進し、そのブランド化を強力に推進するとともに、我が国が誇る農山漁村の食の魅力を世界に向けて強力かつ一体的に発信することにより、農泊等の農村振興施策やインバウンド・輸出の拡大に繋げる好循環を図ります。


詳細はこちらをご覧ください。(農林水産省へリンク)


<北海道の認定状況及び概要>

認定年度 市町村・地域 実行組織 地域概要 紹介動画
2022年度 網走市 オホーツク農山漁村活用体験型ツーリズム推進協議会(外部リンク) 概要(網走)(PDF : 497KB) 動画1(外部リンク)
2018年度 十勝地域 ※1 食と農の景勝地・十勝協議会(外部リンク) 概要(十勝)(PDF : 1,171KB) 動画2(外部リンク)

1 十勝地域:帯広市、音更町、士幌町、新得町、清水町、池田町、幕別町、大樹町、広尾町、鹿追町、芽室町、更別村

食かけるプロジェクト

食かけるロゴ

農林水産省は、訪日中に食に関わる体験をした外国人が帰国後も日本の食を再体験できるような
環境整備を図り、日本産農林水
産物・食品の輸出拡大につなげていく「食かけるプロジェクト」
を推進しています。本プロジェクトの一環として、国内の食とアート・歴史等の異分野を
組み合わせた体験事例を全国各地から募集し、表彰する 「食かけるプライズ」を実施し、
表彰事例を世界に発信しています。


<参考資料>食かけるプロジェクト概要(PDF : 2,328KB)


詳細はこちらをご覧ください。(農林水産省へリンク)



<北海道の表彰事例の紹介>

「⾷かけるプライズ 2023」ネクストブレイク賞
※応募時点で商品化されていない体験事例を対象とした賞

~日本最北のジン専門蒸留所での体験~
 Son&Heir株式会社(鷹栖蒸留所)(体験場所:上川郡鷹栖町)
日本最北のジン専門蒸溜所「鷹栖蒸溜所」で、北海道の美しい景色と
北海道産原材料を使用したジンをベースとしたカクテルを楽しめます。
また、植物由来の香り付けのレシピを客自身でカスタマイズし蒸溜した、
オリジナルのジン作りを体験できます。


「⾷かけるプライズ 2021」特別賞
持続可能性や食の多様性への対応等社会貢献に資する食体験を対象とした賞
朝食ビュッフェ
~廃棄野菜を活用したフードロス削減メニュー提供~ 
 テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル(体験場所:札幌市)
朝⾷ビュッフェで「フードロス削減メニュー」を提供。
北海道では不格好なために廃棄される野菜が多くあり、それを活かすメニューを考案し、
年間を通して規格外の野菜を使ったメニューを提供します。


Let's!和ごはんプロジェクト

忙しい子育て世代に、子どもが身近・手軽に「和ごはん」を食べる機会を増やしてもらうため、企業等の新たな商品・サービスの開発・販売、子ども向けメニューの展開等を促進するためのプロジェクトです。
このプロジェクトを通じて、味覚が形成される子どものうちに、和食の味や食べ方の体験の機会を増やし、ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化の保護・継承につなげていきます。


Let's!和ごはんプロジェクト(農林水産省へリンク)



だしで味わう和食の日

日本の食文化にとって大変重要な時期である秋の日に、毎年、一人ひとりが「和食」文化について認識を深め、和食文化の大切さを再認識するきっかけの日のとなっていくよう願いをこめて、11月24日を"いいにほんしょく"「和食」の日として制定されています。
また、「だしで味わう和食の日」は、11月24日の「和食の日」を中心に給食を和食献立にしてもらい、汁物等で、和食の要である本物の出汁のうまみを実感し、「和食」とは何か考えるきっかけにしてもらうものです。

一般社団法人和食文化国民会議(外部リンク)

その他(外部リンク)

観光地域づくりNAVI(国土交通省北海道運輸局へリンク)
北海道地区における国の管区機関が、観光振興に活用することができる事業をまとめたガイドブックです。


和食文化の保護・継承(農林水産省へリンク)
和食文化に関連する冊子をダウンロードできます。

日本食・食文化の海外発信(農林水産省へリンク)
日本の食文化を海外に知っていただくための取組についてご紹介します。

お問合せ先

生産経営産業部 事業支援課 食文化担当
代表:011-330-8810