このページの本文へ移動

関東農政局

メニュー

関東農政局地方出先機関ポータルサイト

地方拠点の役割

関東農政局の拠点は、茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・長野・静岡の各都県に設置され、地域に密着した農政の実施拠点として、「現場と農政をつなぐ」役割を担っています。
拠点では、地域の農業者、自治体、関係団体と連携し、以下のような業務を通じて、地域農業の振興と農村の活性化に貢献しています。
■ 主な業務内容
農業経営支援
新規就農者の育成、担い手の確保、スマート農業の導入支援、農産物の輸出促進など、地域の実情に応じた農業経営の支援を行います。

農村振興・地域活性化
地産地消の推進、農泊やグリーンツーリズムの支援、農福連携など、地域資源を活かした農村の活性化策を展開しています。

農地政策・土地利用調整
農地の集積・集約化、農地転用許可、農業振興地域制度の運用など、農地の適正な利用と保全を推進します。

災害対応・統計情報の提供
農業災害への対応、農業統計の収集・分析を通じて、政策立案や現場支援に活用しています。

地域との連携・相談対応
地域の課題やニーズを把握し、国の施策をわかりやすく伝えるとともに、相談窓口としての機能も果たします。


拠点は、地域の声を国の政策に反映させるとともに、国の施策を現場に届ける架け橋として、持続可能な農業・農村づくりを支えています。


国営事業所の役割

国営事業所は、食料生産の中核を担う優良農業地域を対象に、農業の基盤整備を通じて地域の生産力向上と持続可能な農業の実現を支援しています。
受益者の申請に基づき、国が直接実施する事業として、以下のような業務を展開しています。
■ 主な業務内容
水利システムの整備
農業用水の安定供給を目的に、ダム・頭首工・用水路・ほ場・排水施設などを含む一連の水利システムを整備。
地域全体の用排水計画や営農・施設計画を含めたマスタープランを策定し、効率的な水利用を支援します。
基幹的施設の造成
高度な技術性と公共性を備えた大規模施設を整備。
末端施設については、県・市町村・土地改良区等が整備を担い、地域全体でのインフラ強化を図ります。
農地整備・防災対策
区画整理や排水改善などの農地再編整備、地すべり・洪水対策などの防災事業を通じて、農業の安全性と生産性を向上させます。
技術支援・調査管理
土地改良に関する調査・設計・施工管理を行うほか、完了地区の施設管理や技術支援を通じて、事業の効率化と品質向上を支援します。
政策連携と担い手支援
国営事業の実施に合わせて、農地利用の集積や水田・畑作経営所得安定対策などの施策を導入し、地域農政の総合的な展開を図ります。

国営事業所は、農業の基盤整備を通じて地域の生産力向上と持続可能な農業の実現を支援しています。