プレスリリース

「スマート農業推進フォーラム 2023 in 関東」 ～環境負荷低減に資するスマート園芸技術の社会実装に向けて～の開催と出展者募集について

関東農政局では、令和5年12月1日（金曜日）に「スマート農業推進フォーラム 2023 in関東」を開催します。また、同時開催する「明日の農業を支えるスマート技術展示・説明会」の出展者の募集を行います。（20事業者に達したため、募集は締め切りました。ありがとうございました。）

1.開催趣旨

生産現場が直面する高齢化等の課題を先端技術で解決するため、令和元年度から「スマート農業実証プロジェクト」を開始して、地域の課題に即した様々なスマート農業技術の現場実証を実施してきました。
また、スマート農業技術は、令和3年5月に策定された「みどりの食料システム戦略」（以下「みどり戦略」という。）の推進とその目標達成に貢献するものと期待されています。 このため、本フォーラムでは、第1部として実証が終了した令和3年度採択地区の実証成果と、現在実証中の令和4年度の取組について、得られた成果や課題を広く周知し横展開することでスマート農業技術の社会実装を推進します。
さらに、第2部として昨今の資材価格等高騰への対策及びみどり戦略の目標達成へ向け、現場での普及が期待される技術をまとめた『「みどりの食料システム戦略」技術カタログ』（以下、「技術カタログ」という。）掲載技術のうち、スマート農業技術と関連性の高い技術について、開発した研究機関、普及機関、実際に導入した農業者等でのディスカッションを通じ、成果や課題等を広く情報発信し、技術の社会実装の加速化を図ることで、みどり戦略の目標達成に向け機運を醸成します。

2.開催日時及び場所

日時：令和5年12月1日（金曜日）13時00分～17時15分
場所：さいたま新都心合同庁舎1号館
       （フォーラム会場は講堂（2階）、展示会場多目的室（1階））
        なお、フォーラムについてはオンラインで配信
主催：農林水産省、関東農政局、農研機構中日本農業研究センター

3．開催内容

第1部「関東管内におけるスマート農業実証プロジェクトの実証事例」
（1）関東管内のスマート農業実証プロジェクトの取組と普及に向けての課題（仮題） 農研機構中日本農業研究センター

（2）令和3年度採択地区における実証成果の発表
    有限会社ファームヤード（埼玉県深谷市）
    ～露地野菜栽培における自律走行型ロボット及びリモート圃場カメラを活用した農薬散布サービスの実証～
    実証代表者：株式会社レグミン 代表取締役 成勢 卓裕 氏

    株式会社 鈴生（すずなり）（静岡県静岡市）
    ～生育予測とQRコードを活用したスマート商流システムによるトレーサビリティの確立とこれに伴う輸出拡大、
    並びにスマート農機の利用拡大の実証～
    実証代表者：株式会社鈴生 代表取締役社長 鈴木 貴博 氏
 
（3）令和4年度採択地区における取組事例の紹介
    株式会社芝山農園ほか（千葉県香取市）
    ～千葉県地域実装に向けたかんしょ栽培実証～
    実証代表者：日本工業大学 基幹工学部 電気電子通信工学科 教授 平栗 健史 氏

（4）スマートサポートチームの紹介

（5）「明日の農業を支える技術展示・説明会」の出展者の紹介

第2部「有望技術（技術カタログ掲載技術）のさらなる普及に向けて（みどりの技術ネットワーク会議）」
（1）パネルディスカッション
   事例1：減肥につながる局所施肥野菜用高速局所施肥機（農研機構農業機械研究部門）
   パネラー：開発機関：農研機構農業機械研究部門無人化農作業研究領域小型ロボット技術グループ主任研究員 千葉 大基 氏
   技術カタログ導入農業者：株式会社関東地区昔がえりの会 代表 小暮 郁夫 氏
   メーカー：株式会社タイショー 開発部長 井坂 博道 氏

   事例2：土壌診断等による減肥技術  秋冬どりのハクサイにおける土壌診断に基づく窒素適正施肥法（茨城県農業総合センター園芸研究所）
   パネラー： 開発機関：茨城県農業総合センター園芸研究所土壌肥料研究室 室長 藤田 裕 氏
   技術カタログ導入農業者：瀬崎 光徳 氏
   普及機関：茨城県農業総合センター 専門技術指導員室専門技術指導員（土壌肥料担当） 宮本 寛 氏
                 結城地域農業改良普及センター 主任 遠藤 雄大 氏

（2）農林水産省からの話題提供

4．「明日の農業を支えるスマート技術展示・説明会」の出展者の募集について

スマート農業技術の事業者等が、フォーラムの参加農業者等と直接製品説明等を行えるよう、展示ブース（実機も持ち込み可能）の出展事業者を募集します。
出展者は後日、関東農政局HPで一覧表を紹介する予定です。 出展希望者は以下の出展入力フォームからお申込み下さい。  （20事業者に達したため、募集は締め切りました。ありがとうございました。）
URL:https://www.contactus.maff.go.jp/j/kanto/form/seisanbu/231201.htm


「明日の農業を支えるスマート技術展示・説明会」の出展募集の詳細は、別紙「明日の農業を支えるスマート技術展示・説明会」出展者募集案内(PDF : 163KB)を御参照下さい。 

5．その他

第1部「関東管内におけるスマート農業実証プロジェクトの実証事例」及び第2部「有望技術（技術カタログ掲載技術）のさらなる普及に向けて（みどりの技術ネットワーク会議）」 の詳細については、別紙開催要領(PDF : 346KB)を御参照下さい。
参加者募集については、10月中下旬を予定しています。

不明な点等ございましたら、下記事務局までお問合せいただきますようお願いします。