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近畿農政局

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(株)パーシテックとのスマート農業に関する意見交換

滋賀県 高島市|(株)パーシテック

令和3年7月28日、大坪局長が高島市にある(株)パーシテックを訪れ、代表取締役の水尾学氏とスマート農業に関する意見交換等を行いました。

水尾学氏は電子機器関連企業の会社員でしたが、父親の高齢化を機に柿農家を継ぐこととなりました。スマートグラスを使用することで、ほ場に行けなくなった父親から遠隔で柿の栽培技術の指導を受けたり、上空からのドローンによる柿の樹体映像から生育状況を把握したり、とIT技術を駆使した農業経営をされています。

事務室において、遠隔地からの柿の栽培指導に使用しているスマートグラスの説明等を受けた後、栽培技術の伝承におけるAI技術の活用可能性、ドローンによる柿の農薬散布に係る課題などについて意見交換しました。
また、福岡県のブドウ農家がオンライン参加してのブドウ収穫体験の実演がありました。この通信技術を用いて、ほ場と消費者が直接結びつき、産品の新たな情報提供の手段とする取組や、遠隔地の児童への食育への活用として期待されています。

意見交換の後、(株)パーシテックのほ場において、スマートグラスやドローンを活用したスマート農業を実演していただき、また、模擬体験もしました。

スマートグラスの説明

スマートグラスの使用方法を説明する代表取締役の水尾学氏

ブドウ農家の参加

オンラインで福岡県のブドウ農家が参加し、収穫してもらいたいブドウを選定

模擬体験

ほ場でスマートグラス着用による摘果作業を模擬体験する大坪局長

ドローンからの空撮

柿の生育状況把握用ドローンからの空撮写真

お問合せ先

生産部生産技術環境課

ダイヤルイン:075-414-9722