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近畿農政局

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竜王町及びダイハツ工業と意見交換を実施しました

~みどりの食料システム戦略をテーマとして~

令和3年11月4日(木曜日)に近畿農政局  大内次長は、午前中に竜王町長、午後には、ダイハツ工業株式会社との意見交換を行いました。 農林水産省が令和3年5月に策定した「みどりの食料システム戦略」の概要等の説明を行うとともに、幅広い意見交換を行いました。


(1)竜王町長との意見交換

竜王町では、環境に配慮した農業として、近江牛の牛糞を利用した牛糞ペレット堆肥の活用、実証を検討されており、併せて、ダイハツ工業(株)滋賀(竜王)工場との農工が連携する活動にも積極的に協力しています。これにより、畜産農家、耕種農家と自動車工業という新しい形の連携が生まれようとしています。
また、竜王町コンパクトシティ化構想実現のため「子どもたちの未来に送る  竜王2030プロジェクト」を立ち上げ、小学校を中心として、周りに交流・文教ゾーン、居住ゾーン、商業ゾーンなど配置し、このゾーンの一角で魅力ある農業の発信を行い、子どもたちに農業の素晴らしさを伝えていきたいとのことです。


(2)ダイハツ工業株式会社  滋賀(竜王)工場関係者との意見交換

ダイハツ工業株式会社  滋賀(竜王)工場では、「ダイハツグループ環境アクションプラン2030」に基づき、生産工程のカーボンニュートラル化に向けた取組として、エネルギー利用の効率化、再生エネルギーの導入を進めているとのことです。
このうち、再生エネルギーの導入では、地域の再エネ資源と工業でのエネルギー需要の連携を軸に、様々なエネルギーや資源を地域内で循環する仕組みの構築を検討されており、地域の活性化を目指すことができるのではないかとのことです。 さらに、近隣地域の農業担い手不足対策として工場従業員による農作業支援への取組や工場環境下での水耕栽培へのチャレンジなどの農工連携の取組、また、自然と共生する工場として社有林の整備を行うとともに、地域の生物多様性保全の取組として「はぐくみの森竜王」を整備されるなど、地域交流活動にも力を入れていることをご紹介いただきました。

竜王町長との意見交換

ダイハツ工業株式会社 滋賀(竜王)工場関係者と意見交換

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