GFPオンラインセミナー~近畿から世界へ!コロナ禍での食品輸出物流のチャレンジに向けて~を開催しました
近畿農政局では、令和4年2月18日(金曜日)、「GFPオンラインセミナー~近畿から世界へ!コロナ禍での食品輸出物流のチャレンジに向けて~」を開催しました。本セミナーはGFPグローバル産地港湾等連携輸出拡大委託事業の一環として実施したもので、輸出を取り巻く現状とともに本年度に実施した香港・シンガポール向けの海上輸送実験の状況を報告するために開催しました。
近畿農政局渡辺次長による挨拶の後、吉備国際大学農学部濱島准教授が「青果物輸出の現状と今後の見通しー香港向け果物輸出を事例にー」と題して香港における日本産果物の販売状況及び消費者の選好について基調講演を行った後、委託事業者である株式会社ダン計画研究所から、香港・シンガポール向け輸送実験の状況について紹介し、さらに阪神国際港湾株式会社の浦南氏から、阪神港の食品輸出の促進に向けた取組に関する紹介がありました。
休憩をはさんだ後、食品輸出促進地域商社連絡協議会の高橋氏、日本通運株式会社の村岡氏及び御海東京株式会社の遠藤氏によるオンライン質問・相談会を実施し、最後に農林水産省と国土交通省から輸出促進に向けた支援事業の紹介を行いました。
質問・相談会においては、「日本産としての価値をどのようにバイヤーにPRすればよいか」「CAコンテナ輸送に効果がある品目、効果がないと思われる品目は何か」「海外輸送において青果物の品質はどれくらい低下するのか」といった質問が寄せられ、回答者と活発な意見交換が行われました。


近畿農政局渡辺次長による挨拶 濱島准教授による基調講演


輸送実験の結果報告 オンライン質問・相談会の様子
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