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近畿農政局

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亀岡市において有機農業の視察、市長と意見交換を行いました

京都府亀岡市

令和4年7月7日、出倉局長は、大臣官房の安岡生産振興審議官、農産局の東野穀物課長、遠藤京都支局長とともに、有機農業産地づくり推進事業に取り組んでいる亀岡市の有機農業の現場を視察するとともに、同市における有機農業の現状・展望について、桂川市長と意見交換を行いました。

先ず、一行は、京都・亀岡保津川公園を訪れました。市のご担当者より、公園の敷地は、元々、サッカースタジアム建設予定地であったが、天然記念物のアユモドキの生息が確認されたので、絶滅しないよう水田を残し、公園として活用していくこと、将来的には有機農業を学びたい人の学校や市民が有機農業の現場を身近に見ることができる場にしていくこと、などについて説明を受けました。

公園内の有機米実証圃場 公園内の有機米実証圃場2

公園内の有機米実証圃場


次に、市内で有機農業を実践されている菱田農園を訪れました。経営者である菱田氏より、30年前から有機農業を続け、2001年に有機JAS認証を取得していること、子供たちには本物の味を知って大人になって欲しいという思いで、収穫した野菜は市内の有機JAS認証農家で構成する「かめまる有機給食協議会」として保育所の給食に提供していること、などのお話をお聞きしました。

菱田農園で栽培されている有機野菜 菱田農園で栽培されている有機野菜2

菱田農園で栽培されている有機野菜


その後、市役所を訪れ桂川市長と意見交換を行いました。「環境先進都市」を目指し、「プラスチックごみゼロ宣言」や「脱炭素宣言」等、環境をテーマにしたまちづくりを進めており、京都・亀岡保津川農業公園を有機農業が学べる拠点として整備していくことや、同市の学校給食で有機食材を積極的に使っていきたいという、有機農業推進の今後の意向をお聞きしました。

桂川市長との意見交換 桂川市長との意見交換2

桂川市長との意見交換

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