「みどりの食料システム戦略とSDGs」について講演(奈良県栄養士会生涯教育研修会)
近畿農政局は、令和4年7月30日(土曜日)、宮本地方参事官(奈良県担当)が講師となり出張講座を実施しました。
奈良県栄養士会生涯教育研修会において、「みどりの食料システム戦略とSDGs」をテーマに「奈良県農業の概況」や「日本の食料の現状と変化」や「みどりの食料システム戦略」、「食品ロスの削減への取組み」などの内容で講演を行いました。この研修会はWeb配信と会場参加のハイブリット方式で行われ、29名の参加がありました。
参加者からは有機農業は土壌に良いと聞いたのでもう少し教えてほしいなどの質問があり、講師からは有機農業では化学肥料の代わりに堆肥等を土壌に投入しますが、堆肥は化学肥料に比べ窒素成分は少ないものの、土が柔らかくフカフカしたものになり保水性が高くなります。ミミズなどが住みやすくなり、団粒構造といいますが、土の粒がまとまってその隙間に水や空気が入り、植物は強い根を張ることができますなどと説明を行いました。
参加者のアンケートからは食品ロスについて実際どのような取組をしたらよいか悩んでいたので、今回の講義を参考に取り組みたいとの声がありました。
講演を行う宮本地方参事官(奈良県担当)
会場の様子
お問合せ先
消費・安全部消費生活課
担当者:森
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