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近畿農政局

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大石酒造株式会社と意見交換を行いました

令和4年6月20日(月曜日)、経営・事業支援部の島津地方参事官含め5名が、大阪国税局とともに大石酒造株式会社を訪問し、代表取締役社長の大石氏及び有機米生産者の中川氏と意見交換を行いました。

大石酒造は有機酒米を用いた日本酒を生産していること、日本酒の輸出に取り組まれていることから、農林水産省が推進している有機日本酒の輸出拡大に向け、有機酒米を用いた日本酒を生産するにあたっての課題や今後の展望などをお聞きしました。

大石氏からは、日本酒の原料となる有機酒米は、親族である中川氏が生産する全量を充てていること、今後有機酒米を用いた日本酒の生産・輸出の拡大を考えると、より多くの有機酒米調達が必要などの話をお聞きしました。

中川氏からは、有機酒米の生産では、鋤き込んだ雑草を発酵させ、発酵時に発生するガスによって新たな雑草の発芽を抑制するとともに、発酵残さを肥料とするなどの独自の農法で栽培していること、新規就農者へ有機米生産の指導を行っていることなどの話をお聞きしました。

さらに、海外における有機食品へのニーズの高まり、みどりの食料システム戦略のオーガニックビレッジづくりをはじめとした地域単位での取組などについて意見交換しました。

短い時間でしたが、農林水産省が有機日本酒の輸出を拡大させていくための貴重なお話を伺うことができました。

意見交換の様子

お問合せ先

経営・事業支援部

担当者:島津地方参事官
ダイヤルイン:075-414-9017
FAX番号:075-414-7345